フルアルバム「天照」の後半に、ピアノ小協奏曲＜里山の怪異＞を入れました。「龍神」「雪女」「河童」の３楽章構成。私「人ならざる者」の話、好きです(笑)。妖怪、妖精、精霊、神、魔物、魔界、異界、天使、悪魔などの言葉、好きです。この曲では、龍神は神様、雪女と河童は妖怪でしょうか。どれも異界の存在ではありますが、時折り人界で見られることもあるようです。さて、この第１曲「龍神」ですが、龍神伝説は日本各地にあります。龍は荘厳です。重々しく、圧倒的です。音楽で表現すると、龍の飛翔する姿は、金管楽器の重厚な響きが似合うと思いました。中間部のピアノソロは、龍の美しさの表現です。