機関車トーマスと、事故
はじめに
本ブログでは、SF の話を書いています。で、今日は機関車トーマスを取り上げます。ん?これは幼児番組でSFじゃない?またまた。
機関車たちにそれぞれ人格があり、仕事をしている彼らは、人造人間?人造機関車?ではないですか。人工知能なのか、古代列車文明なのか、あの島(ソドー島)には何かあります。単にトップハムハット卿の妄想の中のストーリーではない、と本ブログは断言する訳であります。
で、この話、何と言っても事故が多い。ほぼ毎週事故発生。日本の鉄道マンから見たら「イギリスの鉄道って、こんな感じなの?」と誤解されそうなぐらい、事故が多い。いえ、別にイギリスの鉄道に顔は付いてないし、こんなに事故ってもいないと思いますが。
どんな事故?
これはもう、見て頂いた方が早いです。そういうミュージックビデオがあります。まずは一曲、御覧下さい。
楽しめた場合、こちらもどうぞ。どちらも楽しい?動画です。
ここで一番注意頂きたいのは、彼ら(イギリス人?)は
「事故ゼロなんて無理。事故は起こるもの!」
と最初から思っている所です。うんうん。
これは力作?なので、是非ご一読を。
X線天文衛星「ひとみ」の大失敗と小惑星探査機「はやぶさ」の大成功
よく読むと「ひとみ」の方が新しい PJ であり、なかなか厳しい。
https://www.jaxa.jp/press/2016/05/files/20160524_hitomi_01_j.pdf
精神年齢は?
彼、彼女ら人格を持つ機械生命体(以下、機関車と略す)は、一般的な人間に比べると、精神年齢は3〜6歳程度と思われます。正直、自分勝手で特に反省もなく、社主のトップハムハット卿に怒られても、まあその場だけです。平たく言うと「ダメ機関車」と言えます。
子供番組ですから人身事故は無く、事故った機関車も必ず治すのですが、実際にはトーマスも客車を引く訳ですから、危ない危ない。
そんな機関車たちを、何とか上手く使おうと頑張っているのが人間側ですが、毎回大変です。
鉄道豆知識
産業革命の代名詞としての蒸気機関、それを搭載したトーマスたち 蒸気機関車は、当時の花形だったのは間違いないです。しかし、このソドー島には既にディーゼル機関車が多数存在します。
トップハムハット卿は、明らかに蒸気機関車をひいきしており、ディーゼル機関車には冷たいです。しかし、現在は鉄道はほぼ電化されており、ローカル線でもディーゼル機関車であり、蒸気機関車は無くなってます。
ばい煙が出る
煙が激しく、トンネルなどでは大変車体が重い
同じ出力でも、車体重量が重いため、線路に負担がかかる熱効率が悪い
蒸気機関車は10%、ディーゼルは35%程
特に日本の様なレール幅が狭い場合、重たい蒸気機関車を走らせるのは無理があり、ドンドン無くなった訳です。
あとは勇気だけだ
最後に、SF ブログらしく「サイボーグ 009」 島村ジョーの名言を一つ。
カッコいいシーンですが、私たちは「勇気」だけでなく「事故」を想定して、構えることでリスクをマネージメントしたいものです。
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