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【ヒトコト読書】もしあと1年で人生が終わるとしたら?

【ヒトコト読書】は「ワンフレーズ話せるだけで十分!」をテーマに色んな一冊を紹介する記事です。
↓今回はこちらの本

①この本を読んだ理由。

今後のキャリアを考える中で自分の興味を見直し、「働く人のココロを支えたいかも…?」という一つの思いが出てきました。

自分の人生について考える中、面白いタイトルだなぁと思い、手に取りました。

②後悔しない人生の条件。

著者はこれまで3500人以上の患者を看取ってこられた、ホスピス医の小澤竹俊さん。その中で感じた「後悔しない人生の条件」が次の4点です。

・自分で自分を否定しないこと
・いくつのなっても新しい一歩を踏み出すこと
・家族や大切な人に、心からの愛情を示すこと
・今日一日を大切に過ごすこと
もしあと1年で人生が終わるとしたら?

もちろん人によって、大切にすべき基準は千差万別ですが、この4点は本当に大切なことだろうなぁとボクも改めて思います。

③「締め切り」を決めると見えてくるものがある。

ほとんどの人が、”明日も生きている”ことに疑問を抱かず生活していると思います。ボクもその内の一人です。

明日も明後日も、当たり前のように日々が続いていくと信じているからこそ、一日の中でたくさんの我慢をし、大きなストレスを抱えているのかもしれません。

「あと1年で人生が終わるとしたら」と考えると、今日この時から、やりたいことをひとつずつクリアしていくしかないですよね。

もしかするとこのシミュレーションをしてみることで、「1年以上生きられる事実にとても感謝できるようになる」のかもしれません。

大きな決断だけに限らず、日常の些細な事柄にも「締め切りを決めてみる」効果は大きいのかなと思います。

ボク自身も「今の会社をあと1年で辞める」と決めてから見える景色が少し変わってラクに働けるようになりました。

④ボクの個人的な感想。

やりたいことや過去の後悔、家族への想いなど数々の悩みについて、和やかな心温まる文章で書かれた本です。

実はボクの毎週更新しているマガジン「あと一年で会社辞めるとしたら。」もこの本に惹かれて付けたタイトルです。

これまで数々の患者さんを看取って来られた、ディグニティセラピーのプロの先生。

一時間程で読み終えられるほど読みやすく、この先の人生一生の羅針盤にもなり得る一冊だと思います。

老若男女問わず、全ての人にぜひ読んで頂きたいなと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。次回の記事もぜひご覧ください。

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