「記事タイトル作り」が苦手→得意になる方法と、2022年に書いた記事一覧
2023年あけましておめでとうございます!まこりーぬでございます。
ここ数年、年末年始に「今年書いた記事一覧まとめnote」を執筆してきたのですが……
2022年は「経営者からもらった大事な言葉たち」を冒頭にまとめようとしたところ、奥が深すぎて(あと、SLAM DUNKの読破にうっかり集中しすぎて)休暇中にまとめきれず、完全に出遅れてしまいました。申し訳ありません。
そんな「経営者からもらった大事な言葉たち」は後日まとめるとして……当noteの冒頭では、昨年ようやく自分のなかで確立できた「記事タイトル作りのポイント」をお伝えできればと思います。
よろしければどうぞお付き合いください。
「記事タイトルの正解」がわかれば苦手→得意になる
記事のタイトルって、いやぁ、それはもうめちゃめちゃ重要ですよね。正直なところ、2021年までは「この記事のタイトルどうしよっかな……」とうじうじ悩んでいる時間が長かったように思います。
当時は「大事だからこそ簡単に決められないんだ」と捉えていたのですが、いま振り返ってみれば、自分のなかで "タイトルの正解" がクリアではなかったから悩んでしまっていたのだと思います。
そんな私ですが、毎月5〜6本の記事を書き続けるなかで「これを意識するとバチッとタイトルが決まるな」という、自分なりの "タイトルの正解" に辿り着くことができました。
恐縮ながらA/Bテストをおこなっているわけではないので「成果(PV)につながる方法」とは断言できませんが、少なくとも私個人は「タイトルがイマイチだったせいで読まれなかったかも」という反省が劇的に減っています。
私が考える “タイトルの正解” とは
私が考える "タイトルの正解" は、この2つだけです。
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①クリックする動機が明確である
②パッと見で読解できる
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「えーーー!!!めちゃめちゃ当たり前やーーーん!!!」
という声が四方八方から聞こえてきそうですが(笑)、おそらく、世の中の記事タイトルはこういったものが多いのではないでしょうか。
このタイトルは、「そんなの当たり前じゃん」という自明の答えを一文目に出してしまっているので、なかなか「読みたい」という気持ちになりません。それになにより、文章が長い。パッと見でなにを言っているのかわからない点が致命傷です。
自分で記事のタイトルを作るときって、
「一番言いたいことはこれだ」と記事のサマリをタイトルにしがち
「これくらいならまぁセーフでしょう」と長文を許容しがち
という事象がとにかく起こりがちです。
一方、当noteのタイトル(前半)はこちらです。
このタイトルは、「記事タイトルをつけるのって悩ましいなぁ」と思っている方が「もっとうまくなる方法を知りたい!」という思いでクリックしてくださることを狙って設定しています。つまりは、クリックする動機が明確です。
なおかつ、上記がパッと見でも頭に入るよう、記号でメリハリをつけながら最も短い文章に落とし込みました。短さを追求するなら「苦手→」を省くことも検討可能ですが、この「苦手→」には共感ポイントが詰まっているので、あえて残しています。
クリックの動機は「知りたい」「おもしろそう」「共感する」
クリックの動機には、大きく3パターンあると感じます。
もっとも普遍的な動機は「知りたい」。私が手掛けるノウハウ記事のタイトルが「〇〇社がこれだけ成功した秘訣」に帰着する理由はここにあります。
「知りたい」と感じてもらいたいのだから、タイトルでホイホイとanswerを提示してはいけません。しかもたいていの場合、そのanswerはタイトル上で一言で表現すると陳腐に見えてしまいます(涙)。
加えて、「〇〇社がこれだけ成功した秘訣」の「これだけ」は定量であるほうが当然ベターです。数値によって客観性が増すため、〇〇社を知らない人にも広がりやすくなる印象があります。
また、「知りたい」のほかにも、「おもしろそう」「共感する」もクリックの動機になり得ます。
「おもしろそう」の例はこちら。
「そんなことやっちゃって、その先どうなるの!?」がクリックの動機です。実際にやってみた系の記事と相性がよいと言えます。
続いて「共感する」の例はこちら。
「うわぁ、めっちゃわかる」という親近感がクリックの動機になるパターンです。ただし共感系はワーディング勝負なので、超絶しっくりくる言葉が見つからないときに安易に手を出ないほうがいいかもしれません。
おまけに「ピンとくるキーワードか?」
おまけに、ターゲット読者にとって「ピンとくるキーワードか?」という観点を持って仕上げると、さらに精度が上がります。
極端な例ですが、こちらは「ピンとくる」に全振りしたタイトルです。
「LIGって社長が変わっておもしろくなくなるの?」というイメージを持たれている方にグッと届くよう、強めなキーワードを選びました。冒険したタイトルですが、個人的には気に入っています(笑)。
そもそもターゲット読者に知られている・日常的に使われているキーワードを取り入れるのはもちろんのこと、そのキーワードに対するイメージを覆しにいくとピンとくる度合いが増します。ぜひ意識してみてください。
※ただし、先ほど紹介した①②をぶっ飛ばして「ピンとくるキーワードをタイトルに盛り込もう」とすると、それは迷子の始まりです。ご注意ください。
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ここまであれこれエラそうに書いておきながら「クリック率が上がった」といったファクトがなく恐縮ですが(涙)、少なくとも「正解(仮)」を持っておけばタイトルに悩む時間を短縮でき、その後のPDCAも回しやすくなります。
微力ながら、みなさんがタイトルを考える際のヒントになれば幸いです!
後半の「2022年に書いた記事一覧」は自己満足パートといっても過言ではありませんが、上記の「タイトルの正解」を踏まえて見ていただくと、少しだけおもしろいかもしれません。
2022年に書いた記事
LIGブログ
本業のLIGブログは2022年4月に運営体制を変えたこともあり、年間27本と過去最高に執筆していました。お疲れ様でした!
まずは記事広告から。変わらずお引き合いをいただいており大変感謝でございます(涙)。
記事広告におけるナレッジが自分のなかに溜まってきたのでこんな記事も書いてみたのですが、「ウソでしょ?」っていうくらい全然読まれませんでした。この程度ではめげません、めげません!!!
また、CI刷新に伴う情報発信にも力を入れた1年でした。プロジェクトはいったん一段落しましたが、浸透はまだまだコッカラッス!!!
現在LIGは「DX支援」に注力していることもあり、Technology関連の記事を書いたりなんだりもしました。
そしてマーケティング関連のノウハウ記事もわりとたくさん書いていたようです。この1〜2年でだいぶイッチョマエなことを言うようになりました、なんだかすみません。
WACUL TECHNOLOGY & MARKETING LAB
2022年も引き続きWACULさんの研究レポートをお手伝いしました。丸3年もやっているとツーカー度が上がるのか、先日垣内さんから「腕を上げましたね」と褒められ嬉しかったです(笑)。
また、人気ウェビナー「BtoBデジマ診断」のレポート執筆もお手伝いしました。
Marketeer
アナグラムさんが運営するメディア「Marketeer」でも引き続き執筆しました。経営者の方々とお話する貴重な機会をたくさんいただき、本当に楽しかったです、本当にありがとうございます!!!
メルラボ(配配メール)
ラクス(配配メール)さんが運営するメディア「メルラボ」も連載を続投させていただきました。おかげさまでメールマーケティングにはだいぶ詳しくなりました!
knowledge / baigie
ベイジさんが運営するメディア「knowledge / baigie」にも引き続き1本場外乱入させていただきました。すばらしいロゴ&サイトリニューアルに立ち会えて光栄でした!
才流
2022年は新たに才流の栗原さんにもお声がけいただき、「コンテンツマーケティング探訪」という連載をご一緒させていただきました。どの回のお話も本業にバチバチに活きております、ありがとうございます、ありがとうございます!
トライバルメディアハウス
2022年は新たにトライバルメディアハウスの池田さんにもお声がけいただき、採用インタビューをご一緒させていただきました。かねてよりお話をうかがってみたいと思っていた池田さんの金言を浴びることができ、大変光栄でした!(涙)
セールスリクエスト
2022年に引き続き、セールスリクエストさんの事例記事もお手伝いしました。「私もいつか原さんにインサイドセールス支援をお願いするぞ」という気持ちでいっぱいです。
リチカ
また、リチカの松尾さんからもお声がけいただき、リチカさんの事例記事も一部お手伝いしました。「ECやSNSで動画を活用するならリチカを使いたい」と思わざるを得ない実績でございました!
番外編
記事執筆ではありませんが、世界へボカン徳田さんの書籍「はじめての越境EC・海外Webマーケティング」の編集もお手伝いさせていただきました。
初心者にもかかわらず貴重な役割を任せていただき大変感謝です!そして10万字近くあった初稿を3万字ほど削ってしまい本当にすみませんでした!!!(涙)
さいごに
「毎週のように誰か取材して記事を書く」という生活をスタートし、およそ3年が経ちます。
ここにきてようやく、「経営者や成功者の声を浴び続けていること」が私にとってものすごく、とてもとても大きな財産になっていることをまざまざと感じている次第です。
改めまして、取材にご対応いただいたみなさま、一緒に記事を作ってくださたみなさま、そして読んでくださったみなさまに、心より感謝申し上げます。
2023年も打席に立ち続け、ビジネスに貢献するコンテンツ制作に邁進いたします。
まこりーぬより。
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