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読まれる記事の型×4と、2021年に書いた記事一覧

新年あけましておめでとうございます!まこりーぬです。

2021年も、たくさん、記事を、書きました!!!

振り返ってみると毎週末なにかの〆切と戦いながら過ごした1年だったような気がします。

わたしは記事を書いているときによく文字数をカウントします。この行動にはなにも生産性がありませんが、自分を励ますためにただ数えるのです。ということで、2021年に公開した記事の数も数えてみました。

その数、約70本!

「毎月6本くらい書いてるなぁ」という体感値と合っていたので安心しました。ほとんどがどなたかにご依頼いただいて書いた記事です。いつも本当にありがとうございます!!!お世話になっております!!!

毎週のように記事を公開してTwitterで超エゴサして反応を追いかけていると、「あぁ、こういう記事が読まれるんだなぁ」という気づきが得られます。

せっかくなので前半は「あぁ、こういう記事が読まれるんだなぁ」のパターンを4つ紹介しようと思います。後半は自分の振り返りとして2021年に公開した記事を一覧にしました。よろしければお付き合いくださいませ。

読まれる記事の型×4

前提として、「内容が充実している」「認知度が高い人に取材をしている」といった変数よりも、シンプルに「ターゲットとなる読者が多い」ほうがよく読まれます。

リスティング広告のノウハウよりもマーケターの働き方のほうが、マーケターの働き方よりもビジネスの一般教養のほうが、ビジネスの一般教養よりも星野源とガッキーの結婚ニュースのほうが読まれます。これはもう抗えません。ご結婚おめでとうございます。

「読まれない記事の型は?」と聞かれれば、それは間違いなく「特定の企業や商品サービスに興味があるターゲットに向けた記事」です。しかしこれらは「然るべき人に読んでもらえればビジネスに貢献する記事」なので、PVにとらわれず営業や採用フローに組み込んで活用すればよいですよね。

いまから紹介するのは「これから企業や商品サービスを知ってほしいターゲットに向けた記事」を作るときに少し役立つかもしれない、「読まれる記事の型」です。

比較的取り入れやすいものから順に並べました。

1.超具体的ですぐに役立つ

「当たり前やんけ」とさっそく石を投げられそうですが、超具体的な記事はそこまで多くない印象です。「成果を出すための思考法」ではありません。「明日すぐマネできる粒度のTIPS」です。

たとえば、配配メールさんが運営しているメルラボで公開した以下の記事はまさに明日からすぐに使える超具体的なTIPSであり、「さっそく取り入れてみよう!」というコメントともに多くの方にシェアいただきました。

もちろん「虫歯予防のためには歯を磨きましょう」といった誰もが知っているTIPSであれば広がりません。なにかしらの "新しさ” は必要です。

「まだ世間が知らない新しいTIPS……?そんなのなくない?」「すでに他の記事に書いちゃったけど?」と不安になる方もいらっしゃると思いますが、どうか安心してください。

自社にとっての当たり前は、意外と他社にとっての当たり前ではありません。それに、過去の記事はほぼ覚えられていません(涙)。個人的にはちょっとこするぐらいがちょうどいい気がしています。

2.リアルをさらけ出す

しこたまコンテンツが溢れているこの時代、「オリジナリティを出そう」とするのはなかなか難しいものですが、わりとどなたでもオリジナリティを出せる方法があります。さらけ出すのです。それはもうまざまざと。

なにかの実体験も、なにかの課題解決アプローチも、箇条書きで端的にまとめるのではなく、プロセスの詳細を書き出し、そのときの感情もありのままの言葉で添えてみましょう。

さらけ出すということは、きれいな成功エピソードだけには留まらないはずです。失敗エピソードやネガティブな感情も伴うでしょう。これらをセットで赤裸々に語るといったいなにが起こるかというと、「共感ポイント」が増えます

たとえば、わたしの弱みをさらけ出した以下の記事は「わかる」「刺さる」というコメントをたくさんいただきました。インターネット上で自己開示することに抵抗がないわたしですら「さすがに心えぐられるな……」という内容でしたが(笑)多くの反響をいただけたこともあり、「書いてみてよかったなぁ」と思っています。

また、この類の記事は結果として「応援したい」というシェアも増えるような印象があります。

3.固定観念を覆す

後半2つは制作難易度が上がります。

固定観念を覆す系コンテンツはやっぱりよく読まれます。「世間一般的にはこう言われているけど、実際は違うんだよなぁ」と心に思うことがあれば、それはぜひコンテンツにすべきです。

ただし覆すためには根拠なので、容易にポンと作れるものではありません。わたしの場合、データで固定観念を覆しまくるコンテンツメーカーWACUL垣内さんのもとで執筆しているため、2021年もいろいろとひっくり返させていただきました。ありがとうございました。

とくに以下のアトリビューションレポートは最たる例です。広告業界のみなさまの「ひいい」「うぐぐ」という心の叫びとともに多くシェアされました。ぜひ最後の長谷川さんのコメントまでご覧ください。

WACUL垣内さんからはよく「このサマリは正しいんですが、ただ当たり前のこと言ってしまっているので表現をシャープにしたいですね」という趣旨のフィードバックをいただきます。そうなんですよね、当たり前のことをただ当たり前に書いても全然心に残らないんですよね。

固定観念覆す系コンテンツではない場合においても、切り口を磨いたり比喩を用いたりすることで、心を動かす表現を追求したいものです。

4.唯一無二の実践エピソード

最後に、言ってるそばから当たり前のことを当たり前に書きます。

他にはないすばらしいチャレンジをしている人に取材した記事はよく読まれます!!!

唯一無二の実践エピソードはゴロゴロ転がっているわけではないため、こちらもまた制作難易度が高めです。

しかしわたし自身はありがたいことに2021年もいろんな大先輩方に取材させていただき、たくさんのすばらしい実践エピソードに触れてきました。どの記事も超オススメなんですが、とくに多くシェアいただいたもの、強く感銘を受けたものだとこちらの2つの記事でしょうか。

こうしたすばらしい実践エピソードに触れるたび、心から「取材って最高の仕事だな」と感じます。「少しでも多くの方におすそ分けせねば」という使命感すら感じます。

自分の世界を広げるためにも、2022年もまた取材に出かけようと思います。

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こうして振り返っている最中にさらに一つ気づきを得ました。

読まれる記事とは総じて執筆の最中から「こういうコメントでシェアされるだろうなぁ」とイメージが浮かぶものでした。それはつまり、読んでくださった方の心を動かすポイントが明確なコンテンツであるということです。

2021年に得た自分自身の知見として、しっかり心に留めておこうと思います。

2021年に書いた記事一覧

さて、後半は完全に自己満足パートです。

一つひとつ「これはこうでね……ああでね……」とお話したい気持ちもあるのですが、数が多すぎて一覧にするだけでお腹いっぱいになりました。ありがとうございました。

本業のLIG以外にも9つのメディア(企業様)とご一緒させていただきました。貴重な機会に心より感謝申し上げます!!!

1.LIGブログ

2021年はですね、それはもう記事広告をたくさん書きました。なかには指名でご依頼いただいたものやリピート発注いただいたものもあり、感謝感激でございます。

少しでもクライアントに貢献したいのでぜひみなさん読んでください!!!(ただの宣伝)

2020年に一生懸命書いた「マーケターの大先輩取材シリーズ」も一つだけ更新しました。キーワードマーケティング滝井社長、ありがとうございました!

あとは全社の取り組みとして「自分が仕事を通じて得た学び」も時折書きました。自分の内側から素材をひねり出すって難しいですね。

こっそりSEO記事を作ったりもしました。ちゃんとリライトします。

2.WACUL TECHNOLOGY & MARKETING LAB

2020年に引き続き、WACULさんの研究レポートの制作をお手伝いしました。毎回本当に学びしかなくてとても楽しいお仕事です。2022年もいろいろと公開予定ですのでどうぞご期待ください!

3.Marketeer

こちらも2020年に引き続き、アナグラムさんが運営するメディア「Marketeer」で記事を書かせてもらいました。編集長のかくさんに見守っていただきつつ、いつも自分がお話を聞きたい方に突撃させてもらっています。2022年もどんがらがっしゃん突撃します!

ちなみに……大変おこがましくも……自分も……取材いただきますて……大感激です……!!!家宝にします!!!

4.メルラボ(配配メール)

チーム・配配メールのみなさんから「うちで連載やりませんか?」とオファーいただき、4月から月に1本、オウンドメディア「メルラボ」で記事を書いています。超具体的ですぐに役立つ話ばかりなので、メールマーケティングに取り組む方はぜひぜひご覧ください!

5.knowledge / baigie

代表の枌谷さんからお声がけいただき、ベイジさんのオウンドメディア「knowledge / baigie」で取材記事を2本担当しました。社員のみなさまが書くメディアに場外乱入させていただき大変光栄でした!どちらの取材もとても貴重で楽しかったです!!!

6.セールスリクエスト

代表の原さんにお声がけいただき、セールスリクエストさんの事例記事の執筆を担当しました。これらのコンテンツがきちんと次なる問い合わせ・受注につながっているとのことで、お手伝いできて嬉しい100%です!!!

その他の記事はこちら

7.キーワードマーケティング採用ブログ

キーワードマーケティングさんの採用ブログで社員インタビューを5本担当しました。キーワードマーケティングの社員のみなさんは誠実で前向きな方が多く「だから新卒採用で人が育つのかぁ」と思うなどしました!

その他の記事はこちら

8.CXin

カスタマーサクセスツール「coorum」を運営するAsobicaさんのオウンドメディア「CXin」でも2本記事を担当しました。わたしにとってCSは少し未知な世界でしたが、この取り組みを通じて現場を垣間見ることができました!

9.fondesk

執行役員のわきむらさんよりお声がけいただき、電話代行サービス「fondesk」のイベントレポートなども4本担当しました。こちらもコーポレート部門の現場を垣間見ることができ、毎回新しい発見があります!

10.MOLTS

2020-21年をまたいだプロジェクトとして、MOLTSさんの社員インタビューも担当しました。ちょうど丸1年前に取材・執筆したものです。成果ドリブンなみなさまのお仕事っぷりにいつも励まされております!

その他の記事はこちら

さいごに

70本強の記事制作を通じて、本当にたくさんの方々といろんなお話をさせていただきました。取材にご対応いただいたみなさま、一緒に記事を作ってくださったみなさま、そして読んでくださったみなさまに、心より感謝申し上げます。

2022年はいままで以上に「どうしたら企業の売上に貢献できるんだっけ?」と唸りながら、引き続き手を動かし続けようと思います。

もうすぐ華の(?)30代に突入するんですが、自分自身の振り返りはまたその機会に。2022年も、よい一年にします!!!

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2020年に書いた記事一覧はこちら

※私事で大変恐縮ではございますが、現在副業での新規ライティング案件は基本的にお引き受けしておりません。何卒よろしくお願いいたします。

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