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欅坂46の曲が頭痛薬になる時

今朝会社に向かう電車の中でのこと。

朝から気分上がらないなぁとぼんやり思っていて、そうだ音楽で気分を上げようと考えました。でもそういう時ってアゲアゲの明るい曲って逆にしんどい。しばらく考えて昔よく聞いていた欅坂46の曲を。

これが何かに当たりたい憂鬱な朝にピッタリで。モヤモヤを吹き飛ばしてくれました。頭のモヤモヤも、頭痛も無くなりスカッとするような楽曲。「あぁ、欅坂46の曲って私にとっては頭痛薬になるなぁと」感謝しながら会社に向かった私です。

特に好きな楽曲は「避雷針」「エキセントリック」「黒い羊」「誰がその鐘を鳴らすのか?」、たまに「渋谷からPARCOが消えた日」「アンビバレント」を聴きます。はじめに書いた3曲は繰り返し繰り返し聴いてしまうほど中毒性があって。私の心がトゲトゲしていた時はよくお世話になりました。

何故これほどまでに惹かれるのか。聴き続けてしまうのか。以前も少し考えたことがあるのですが、一言で言うと「秘められた強さ」「抵抗(または無視)する勇気」の様なメッセージ感に胸を掴まれる感覚でしょうか…同時に力強いビートに心が前に押し出される感覚と、目の前の物事に対する活力と勇気をもらえるのと、、。(あぁ語彙力が足りず表現が追いつきませんが…

何かにパンチを食らわす様な、ドラクロワの有名な絵画「民衆を導く自由の女神」の女性が国旗を掲げる様な。歌詞と音楽の「力強さ」がすごく魅力的なんですよね…それでいて押し付けがましく無い「自分は自分」というスタンス。

感覚で「カッコいい!スカッとして気持ちいい!聴きやすい!」という素人にもわかりやすい楽曲の良さと、考え始めるとテーマが複雑でメッセージ性が込められている奥深さ。これがたまらないんですよね、、

楽曲だけでなくダンスもまた良いんです…(長くなるのでこれについてはおいおい…)

勢いでここまで来ましたが、そんな欅坂46の楽曲に支えられてきた場面がこれまで何度もあるわけです。今日は「憂鬱な朝」でしたが、「就活」「社会人一年目の研修」などなど…

欅坂46の楽曲って学生から大人になるまでの過渡期のあれこれ、モヤモヤを切り出した歌詞が多くて、すごく身近に心の奥まで入り込んでくるんですよね。アーティスト側はその分相当精神を削ってパフォーマンスしていると思いますし、そのリアルにまた心を掴まれるというか、心が震えるといいますか。(後者の表現の方が正しいかもしれません。

曲を聴くだけで当時のことを思い出しますし、懐かしくなります。その時その時の自分のテーマ曲になってくれる楽曲、そんな素敵な音楽が身の回りにあり、出会えたことに本当に感謝です。

よし、帰りは「角を曲がる」を聴いて帰ろうか〜🚶‍♀️🚶‍♀️
(これがまたスッと入ってきて帰り道にぴったりなんです…)

真来こはる

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