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さかいめ週報0530-0611/嵐の後の燃え尽き症候群からのポップな井上靖で浮上

うっかりミス連発

5月28日の1日2本イベント疲れでぐったりしたところに、台風による大荒れ。
来館者の数も穏やかでした。


翌週の開館予定をつくっていたのにSNSにアップするのを忘れたり、失敗続き。これも全部台風のせいとします。

45分間笑いが絶えない「井上靖をPOPに語ろう。」回

そして、翌月6月の「カップ一杯分の話。」は「文豪・井上靖をPOPに語ろう」です。6月11日(日)10時15分より行いました。

作家・井上靖は静岡県伊豆地方や沼津エリアにゆかりがあり、長泉町には町立井上靖文学館もあります。静岡県内の小中学生にも馴染み深い作家です。

もともと、2番棚のyamaさんがただ一人の作家を一筋に推す本棚を作っていたので「その思いを存分に語ってください!」とお願いした企画です。しかし、このyamaさんの情熱的な棚を紹介しても多くの人は

「井上靖ぃ…子供の頃読んだことあるかなあ」
「うーん、読んだことはあるんだけどねえ…」

と、苦笑される方が多いこと!

私じゃ、魅力を伝えきれないので彼女にお願いしました。
集客は難しいかなと思っていたのですが、燃え尽き症候群MAXだった私がうっかり先月の応募者にメールをして来場いただいたり、学生ボランティアに来ていただいたり、なんだかんだで満員御礼です。

イベントでは、yamaさん私物の原稿用紙や万年筆など井上靖愛用の品々(同モデル)を持ってきていただき、実際に触れながらお話しを聞きました。
yamaさんの個人史に井上靖情報が重なって、会場は多いに盛り上がりました。
ほんとうに多作な作家だということ、いろんなジャンルを執筆していること、みんなにとってぴったりな一冊が見つかるんだなと思いました。

文壇の酒豪番付に「西の瀬戸内寂聴、東の井上靖」と書いてあったとか。人間味が増しますね

「カップ一杯分の話。」イベントの様子

イベントその後の出会い

私がうっかり間違えてメールしてしまった常連のOさん親子、まったく井上靖に興味なかったそうなのですが、話を聞くうちにyamaさんの職業が娘さんの希望する進路と重なることが判明。

学校やネットで調べただけではわからない情報が得られたそうで、本当に感謝されました。

ありがとう!学生ボランティアさん!!

今回、利用者である大学生のMさんにボランティアとしてお手伝いいただきました。受付や記録写真の撮影など、本当に助かりました!

さかいめでは、学生利用にも力を入れていきたいとずっと思っていたので、これは大きな一歩です。

「さかいめ」で学生ボランティアしていただくと1回につき一枚、さかいめの本棚一か月利用チケットをプレゼントしています。
Mさんに一枚お渡ししあmした。さっそく本棚を借りたいと言っていましたが、どんな本棚ができるのか楽しみです。

みんなの一箱図書館さかいめ

住所:静岡県御殿場市萩原720-1 Gotemba Apartment store 1F
開館日:だいたい水~金、日 ※詳しくはInstagramFacebook
運営:On Ridgeline (WebTwitterInstagramFacebook

静岡県東部で執筆・編集業をしています。みなさんからのスキが励みになります!