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緊急自動車の事故と実状
皆さんが車を運転しているとき、緊急自動車を日頃見かけたりすると思います。
サイレンや赤色灯をした、消防車や救急車、パトカーが代表的ですよね。
緊急自動車には、走行中に特例が認められおり、例えば赤信号でも徐行して進入出来たり、一方通行の道路を逆走したりすることができます。
教習所では、緊急自動車が近づいてきたら、道を譲るよう教えてもらいますよね。しかし、実状はどうなのか?
ここでは、実際に私が緊急自動車を走行して経験したことを記させてもらいます。
1、緊急自動車の走行について
私が緊急自動車を実際に運転していて思ったことは、道路を譲らない人は結構います。
緊急自動車を先にいかせようとして、車を道路脇に寄せた車を抜かして、別の一般車両が先に行くこともあったり、マイクで道路脇に寄せるようアナウンスしてもすぐに従わない人もいました。
私自身、救急車や消防車を運転することが多く、怪我した人を安全かつ迅速に病院に搬送したいと思っていました。けれども、一般車両の協力がなければ難しいのが実状です。
2.緊急自動車の事故について
最近、ニュースでも取り上げられていましたが、緊急自動車の事故が後をたちません。
正直なことを書きますが、ニュースに、取り上げられている事故以外の軽微な事故はよくあります。
原因としては、勤務地の異動(慣れない土地での緊急走行)や若年層運転手への教育不足、日本の道路事情があげられます。
また、地方公務員ならではの問題があると、私は思います。地方公務員は良くも悪くも、事件など起こさない限りクビになりません。
言ってしまえば、適当に仕事をしていても、業務はまわっていくのです。勿論、全ての職員が、適当にしている訳ではありません。
しかし、熱意ある職員が努力していても、地方公務員全体の体制を変えることは容易ではないのです。自分が所属していた仕事場でも、緊急自動車の交通事故が発生しても体裁を保つための効果の薄い訓練や座学を履修するだけでした。(普通は改善が見込まれなければ、やり方を変えたりするもの。)
また、人員が少ないことを理由に、事故を起こした職員しか運転できない場合は、次の日には運転させると言ったケースもあります。
気になる方がおられれば、お近くの官公庁に情報開示請求をかけて、年何回の交通事故(軽微な事故も含め。)が発生しているか聞いて見ても良いかもしれません。
予想以上に事故を起こしていますよ。
さて、話を戻しまして、日本の道路事情について挙げましたが、日本の道路は大型車両が走行するにはそもそも向いていません。大型トラックが通過するとき、道路幅がほとんどないにも関わらず、自転車の側をスレスレで通過することもよく見かけたりしませんか?
電車が通るための高架下は高さ制限があり、大型トラックが高さ制限を認識できずに、車両上部をぶつけるといった事故をニュースで見ますよね。
なのに改善されない、改善しようとしないことが問題であると私は思います。皆さまは、この問題について、どう思われますか?良ければ、コメント頂ければありがたいです。
さて、今回は以上となります。
緊急自動車の事故は、皆さんが思っているより起きています。皆さんの税金で購入した車両が、たいした努力もなく傷つけられており、修繕するのにも税金が使われている。
実状を知る者としては、情けなく思います。
今回の記事で、この実状を少しでも知ってもらえればと思い、書かせて頂きました。良ければ、フォロー、Twitterなど拡散して頂ければ励みになります。
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