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旅にまつわるエトセトラ

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国内外の旅行に関する記事をまとめました。
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2021年6月の記事一覧

暑中お伺い申し上げます

今年も以前お世話になった旅館から季節のご挨拶が届きました。 なかなか気軽にお伺いできない時代になってしまいましたが、こうして定期的に頂くお便りを見て、季節の変わり目を実感いたします。 俵屋の歴史京都の俵屋さんは1704年創業で約300年の歴史があり、京都に現存する最古の旅館です。 京都の中心部が戦場になった長州と幕府の戦い『禁門の変(蛤御門の変)』の際、一度焼失した後に再建され、以後常に改修が繰り返されてきたのが今の建物とのこと。 有形文化財にも指定されているそのお宿

海外スタバ紀行@香港

いまや世界中のどこに行っても存在するスタバ。あの緑のマークを見つけるとなぜか安心感のようなものが湧いてきます。 そう、乾いた砂漠でオアシスを見つけた時のような感じですね。(そんなシチュエーション、遭遇したことありませんが、きっとそんな感じ) そんなスタバですが、何年か前に京都の町家をリノベーションした店舗を出店して話題になりましたね。僕も実際に行ってその雰囲気を満喫してきたこともあります。 世界のスタバにも、そのご当地色が色濃く出たお店がありました。そのうちのひとつとい

【保存版】海外でパスポートを盗難・紛失した際にやったこと一覧

2017年7月末、初めてマレーシアのクアラルンプール国際空港に降り立った僕は気分が高揚していました。久しぶりの休暇で手配した海外旅行。その日僕は午前中に成田空港を発ち、夜のとばりが下りる頃マレーシアに到着したのでした。 多国籍な顔が並ぶイミグレーションを抜けた頃にはすっかり夜になっていて、到着ロビーにも人は少なくなっていました。その日クアラルンプール中心部の駅前にある1泊3,000円のホテルに宿泊するため、僕は空港から出る特急電車の切符を買って電車に乗り込みました。 空港

素敵な景色の見える場所で朝食が食べたくて

国際線のフライトを予約したことがあります。この頃は夜行バスに乗る感覚で飛行機に乗っていた時期でした。夕闇に光り輝く成田空港からテイクオフ。 そして向かった先はこちらのレストラン。窓の外に目を向ければランドマークが一望できますが、到着したのはまだ夜明け前。うっすらと見えるツインタワー。 美味しい朝食をいただいていると朝日が昇ってきました。 こちらから見えるのは、マレーシアの首都クアラルンプールにあるペトロナスツインタワー。 グランドハイアット・クアラルンプールのレストラ

久しぶりの飛行機旅への欲求

めちゃ行きたい。 昨日投稿した現代アートの関ケ原合戦図屏風 これを調べていたら久しぶりの空旅への欲求があがるあがる。 関東から見に行くならどんなスケジュールだろうかと調べてしまいました。 まず朝一番の便が羽田からセントレアへ飛んでいます。 JAL201便、羽田8:15発 → 中部国際9:15着 帰りは夜のフライトで羽田に戻ることが出来ます。 JAL208便、中部国際20:55発 → 羽田22:00着 このフライトスケジュールなら、日帰りでも丸1日あるから名古屋の市街地

こいつ…動くぞ!

これはすごい! あの関ケ原の戦いを描いた屏風をデジタル技術でアートとして生まれ変わらせたのがこちら。まずは1分ちょっとで見ることができる、下の動画をぜひご覧いただきたいです! この屏風に描かれた人ひとりひとりがアニメーションで動いているこのアート。製作されたアニメ自体は1分ほどとのことですが、この小さな人物たちを細かく見ていたら、あっという間に時間が経ってしまいそうです。 このアートを製作されたのは映像作家でプリミティブアニメーション作家の重田佑介さんという方。 重田

広い空がある世界

このテーマでの投稿、時々すると思いますがお付き合いいただけると嬉しいです。旅行好きな僕ですが、特に「飛行機に乗っている時間」が大好きです。 空港の少し高揚した空気感や、飛行機が並ぶ広々とした駐機場、離着陸時の重力のかかるあの感覚、そして空の上からしか見ることのできない景色。どれも大好きなもの。 特に機内から見える景色はずっと眺めていたくなります。オレンジ色が眩しい朝焼けから青一色に染まった日中の空、グラデーションが鮮やかな夕焼けに地上の明かりが星にも見える夜景。どの時間で

旅の相棒

僕のアイコンの写真に写っているこちらのトランク、今や手放すことのできない相棒となってくれております。とある出来事の後、これからは自由に行きたい場所へ行くんだという思いとともに自分への誕生日プレゼントとして購入して以来、それまで海外とはほぼ無縁だった僕を色んな場所へ連れて行ってくれました。そのうちの一部を振り返ってみます。 初めて一緒に旅した思い出 初めて一緒に旅したのは地中海に浮かぶ島国、マルタでした。このトランクと一緒にいると海外の人が「良い鞄だね!」と、よく話しかけて