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主従関係は大事!っていう話

ハイ!信です。 皆さまお疲れ様です。

さて、本日は、我が家の愛犬について書いてみようかと思います。
最近は猫ブームということもあり、おうちでネコちゃんを飼われている家庭も多いかと思います。 が、我が家は断然イヌ派なので、ワンコがおります。

ペット(...んー、どーもこの表現は苦手なんですが、、)を飼って(さらに苦手)いると、ペットのさまざまな問題行動に飼い主は悩まされます。
我が家の愛犬にもいくつかの問題行動がありました。
今回は、その問題行動の一つに焦点を当ててまとめてみたいと思います。

何が問題って、トイレットっ!

タイトルだけでペットあるあるです。
我が家もご多分に洩れず”オシッコを指定場所でしてくれない問題”がありました。

僕と部屋で一緒に居るときは、ちゃ〜んとトイレシートのとこでしてます。
オシッコのときは、チラッとこちらを見て、「はい、今からチッチしてきますよ〜」とでも言ってそうな顔を向けてからトイレに向かっていくんですよ。

そう、生後数カ月からトイレトレーニングをしていけば出来ることですよね
生後6ヵ月くらいの時に我が家に来てから数日でトイレを覚えまして
4歳半くらいまでお利口さんに出来てたのに.....。

僕がお風呂入ってたり、ちょっと近くのコンビニまで行ったりしてるときに限ってトイレとは全然違うところの部屋のあちこちでオシッコ&ウ●チをやらかすようになってしまいました。

一度習慣化した問題行動はすぐには治んない!

何か原因があって取ってる行動なんだろうけれども、こちらもその原因が何かがわからないから、手探りで対処法を探していくしかない。
今までちゃんと出来てたことが出来ないことで、情けないやら怒れてくるやらで益々ストレスが溜まってきてしまう。
毎日続きました。ほんと毎回『え?また??ンもー💢いい加減にしろーーっ!』ってなってました。

そうなんですよねぇ。まぁ、ダメと言っても聞きゃしない。
人間の言葉を理解して反省してその後気を付けるなんてことは出来ないのです

昔と違って、昨今の犬のしつけは、絶対に怒らない
『ダメでしょ!こんなとこでオシッコしたら〜』なんて言わない
ましてや『コラっ!』と一喝、更に体罰なんてもってのほか(動物愛護精神に反する。)ですから、ただ ひたすら...

耐える。 そして粗相したところを黙々と掃除する。 だそうです


...はい、頑張ってみました。ショボーンとなりながら黙々と後始末。
腹立てながらも黙々と後始末。家に帰りたくないと思うまでに(大袈裟?)

困ったときはプロに教えてもらおう!

自分ひとりであれこれ考えたり、ネットで色々調べるよりも

そう!困った時は、プロにお任せですよね〜
一番の原因をピタッと言い当ててくれるんじゃないかと思いました。
ワンコのしつけ教室の先生が頼りになるとは思いますが、これまた信頼出来るしつけの先生を知らなかった。。 で、

【アニマルコミュニケーション】の先生に聞いてみよう!

ということで、以前お世話になった先生に聞いてみました。

動物さん達の声を届けます!っていうアレですね。
ちょっとなんだか怪しいという感想を持たれる方も多いアニマルコミュニケーションの世界ではありますが、
僕の知り合いに普通に我が家のワンコの気持ちを聞いてくれた人がいたので僕には全然違和感なくアニコミを信じることが出来ました。

今回もZoom(リモート会議に使えるアレです)にてのセッションをお願いしてみました。事前に相談内容は告げていません。

すると、、アニコミの先生曰く

『当てつけですっ!!』

指定されたトイレ以外のところでオシッコ&ウ●チをしてしまう理由は、茶々ちゃん(ワンコの名前です)が、自分を構ってくれない飼い主への当てつけです!
さらに言うと、それは茶々ちゃんが悪いのではなく、そういった行動を起こさせている最大の原因は信さんの飼い主としての行動に問題があるからです。

と、はっきりキッパリと告げられてしまいました〜
(だいぶとショックでした〜。好きな人にフラれるよりもショックかも知んない)

アニコミの先生は、アニマルコミュニケーションでは直接ワンコの声を言葉で聞いているのではなく、そのイメージみたいなものをテレパシーのような形でキャッチされてるようなことをおっしゃってました。なので、我が家のワンコが『あぁ〜、ウチの人、ホント遊んでくんないのよねえ。』と先生に言ってるわけではなかったみたいです。

ただ、僕にもその原因となっていることについて色々思い当たることがあったので反省する良い機会を与えていただけました。

原因がわかったら 解決策(僕と愛犬の3つのルール)

アニマルコミュニケーションの先生にワンコの気持ちを聞いていただき、具体的にどのような解決策を取っていけば良いかなどを詳しく教えて頂きました。

まず、今回のような当てつけの行動は、①飼い主への服従の度合いが薄らいできていることから徐々に表面化してきたものであること。
②自分が要求したことは、飼い主(我が家では〝お父さん〟と呼んでます)であるお父さんは何でも聞いてくれる。
でも、聞いてくれないとムカつくから、③粗相をわざとしてみて、飼い主が騒いだりブツブツ言ったりするのを、ワンコ自身が自分を構ってくれたと勘違いして、何度も同様の行動に出てしまう。

①〜③のことが原因じゃなかろうか...ということでした。

そして、肝心の解決策ですが、愛犬に主導権を与えない!だそうです。
一言、これに尽きる。でも、一度勘違いし始めたワンコに定着させていくのは非常に難しく、また時間を要するため飼い主は根気良く取り組まなければならない。

そこで、僕が考えたのは具体的な行動も重要ですが、まず僕自身飼い主としての自覚をきっちり捉え直すことではないかと思いました。
可愛いカワイイと言い過度に干渉したり、仕事の都合上長時間留守番を独りでさせているので愛犬への罪悪感から甘やかすことが常態化していました。
アニコミの先生からも必要以上に飼い主が引け目を感じることは、愛犬がそのことを敏感に感じ取り、ドンドンのさばっていくことになりかねない。と指摘されました。まったくその通りだと痛感しました。

『問題行動が出始めてきた今ならまだ間に合います!間も無く5歳になりますね、もうパピーちゃんじゃありません。仔犬の頃の躾けと違って困難が多いでしょうが、覚悟と信念を持って臨めば、辛い時期でしょうが乗り越えた先には茶々ちゃんと今以上に良い関係が築かれているはず!次のステージへ進むんだ!と言う意気込みで頑張ってください!』と、先生からお言葉を頂きました。

僕自身としては、警察犬や盲導犬のようなお仕事をするワンコでないので、トイレさえしっかり出来れば、多少のヤンチャは許容範囲と思っていました。甘やかしていたんですね。厳しくすることに後ろめたさを感じていました。
しかし、愛情を込めて厳しく接することは、愛犬に躾けの苦労を背負わせることではなく、元々集団の中でボス犬に従い集団で生活していた犬にしてみれば、強いリーダーシップのボス(我が家では僕がその任にあたります)に服従することが、愛犬にとっては安心感に包まれることでもあるのかなぁと考え直すようになりました。

人と犬の主従関係は、人と人との上下関係とは違い、一緒に生活する上での生きやすさに通じる基本的スタンスなのかなぁと今では思います。
人間側の論理ではなく、犬の気持ちを汲み取っていけたら良いなぁと思います。
(ココにきて やっと今回のテーマに行き着く?!)

で、実際に僕が決めた愛犬とのルールが、

食事の順番(僕が食べ終えてから愛犬が食事)
 今までは、散歩から帰ってきたら、『お腹すいたよねー』なんて言いながら愛犬に先にご飯を与えていました。反省。犬の社会では、ボスが真っ先にご飯を食べるとのこと。下の者はボスが食べ終わるまで待つ!だそうです。

②散歩のとき 飼い主が先頭を歩く
 これも今までは結構曖昧でした。喜んでワァー!ってワンコが先に走ってって、飼い主が引っ張られる〜笑 という状況もままありました。これも反省。
先にリードを許すと自分がボスだと勘違いさせる可能性があると思います。

③きちんとトイレ出来たor我慢出来たとき⇨思いっきり褒める!
 ちゃんとお利口さんに出来たときは、特別大好きな美味しいご褒美オヤツをあげながら、もうこれ以上ないっていうくらい喜びを表現する。声かけのトーンは2オクターブ程高め設定にて!

結果、改善したのか?!

ハイ!かなり問題は改善されました。
というか、まだ3ヶ月程しか経過していませんが、問題行動であったトイレの失敗は全くないです。

最初の頃は、やっぱり部屋のあちこちでオシッコしちゃってました。
で、決めたルールも不服そうで、、、
気まずい険悪な雰囲気のときもありました。
実際、疲れて帰宅しても愛犬との楽しい時間なんてないくらいでした。
イライラしたり、もう泣きそうになるくらいのときもありました。
あぁ、これが先生の言っていた辛い時期で辛いことあるよーの意味だったのかと。

でも、アカンアカン!今が辛抱のとき!頑張って続けていけばアイツもきっとわかってくれる日が来る!と思って過ごしました。

そして、今ではそんな憂鬱な気分のときはほぼ無くなりました。
ようやく次のステージに向かいつつあるのかなぁ〜なんて思います。
以前は、可愛いなぁと思ってましたが、今も当然可愛いのですが、
なんというか、愛おしさが増したように思います。今回の経験によって、僕はとても学ぶことが多かったです。貴重な経験でした。
言葉を話さないワンコとの関係。でも意思や感情を持っている者同士。
関係を築いていくことの難しさと有難さ。
何気ない日常が実はとても価値のあるもの..という再発見。

愛犬と散歩をしていると、ご近所さんのワンちゃんも散歩でよく会います。
どのコも可愛くてついつい近寄ってナデナデしちゃいます。
でも、おウチに帰ったらホントは困ったちゃんかも知れません。
そこに僕が首をつっこむ訳にはいきませんが、みなさんにはたとえ困ったことが起きても愛犬を慈しんであげて欲しいと願うばかりです。

ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。

世界中の人々が穏やかな毎日を過ごせますように


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