私の知り合いが「でも、普通の男だったら皆浮気するんだよな」と言いました。

不倫報道が出るたび、多くの人が同時に浮気について考えると思います。

バッシングは過剰な制裁行動・正義中毒といった心理によるものですが、なぜここまで激化しやすいかといえば、当人のイメージとギャップが激しい不倫というのは「人々の危機意識を刺激してしまう」からではないでしょうか。

ある男性と、例の報道の話になって

「女の子に言うと皆からすごい剣幕で叱られるのだけど、普通の男は浮気するものだと思う」

と言われました。私は彼のことを知っているし、仲良しでもないので「彼らしい」と思ったのですが、どうでしょうか。

男性は皆んな浮気したい、浮気する生き物だと断定出来るでしょうか？

大人になって分かりましたが、浮気というのは「ものすごく身近」ですね。気がついたら周りの人はほとんど経験があるように思います。それで思うのですが、浮気する時の背景って実は千差万別ですよね？

浮気される側の絶望感はすごいですから、あまり細かい違いが分からなかったのですが、ハニホーさんのサイトで纏まっていたので少し載せます。

【種類別　浮気の動機】

（１）遊び系の浮気
（２）彼氏彼女（の重さ）からの逃げ系の浮気
（３）自信を回復したり大事にされたい系の浮気
（４）認められたい系の浮気

この１から４は、どれもこれも、浮気しやすい人の特徴が違います。１は調子こいてる人です。２は犠牲心や罪悪感が強く別れるに別れられない人です。３は自信を失いやすくパートナーから必要とされていないと感じやすい人です。４は少し難しいのですが、ちょっと自慢臭いことを言うとか「昔遊んでた」というようなことを言うとか、よく人のせいにするとかパートナーをなじるとか嫉妬しやすいなど、自分を大きく見せたがったり相手より優位に立ちたがる人です。

このように、どれもこれも違うので、「どういう人が浮気しやすいのか」をひとくくりにしづらいわけです。

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◆ネガティブで精神の波がある。
という人もフラフラと浮気する可能性が次点程度にはあります。

これらに、下記の特徴を併せ持つと、浮気しやすさが数段アップします。

◆臆病さがない。人に気を遣わない。
◆普通にモテる。
◆男慣れ、女慣れ、をしている。
◆あまり人の痛みを考えない。悲しいニュースなどに心を特に痛めない。

あとは周囲に異性が多いかとか、二人の関係が悪化しているかなどの環境因子も加わって、浮気しやすさの総合力が決まります。

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これ、すごく分かりやすくないでしょうか？笑

「元彼はこれ、あの人はこれだったか」とすぐ当てはめやすいですよね？特に浮気しやすいのは「むしろ浮気できるのかっこいい」と思うような、美意識に問題がある１タイプ・４タイプだそうです。女性は２、３が圧倒的に多いでしょうね。。(苦笑)　だからこそ女性の浮気他責力は異様に高い気がします。

また、私の知り合いは１タイプに当たるのでしょうが、私が感じたモヤモヤと言うのは、恐らく「お調子者の彼がする浮気」と、全く別の事情で浮気する人たちを一括りにしてしまいそうだったから生まれた違和感だと分かりました。

先ほど、美意識というワードをあげましたが、私は「浮気は、他人の権利を無視してコケにする」行為だと思っています。蹴った側は、ほぼ何ともないけど、蹴られた方は悶絶するほど痛い。加害者と被害者の感覚には、深い溝があると思います。

「遺伝子を残したいから浮気したくなる」という視点ももちろん正しいのでしょうが、統計的には男女の浮気比率は五分五分であるのに「男は浮気するもの」という説がまかり通るというは、一種のミソジニーではないか。

そんな気がしてならないのです。（尊厳の軽視 ゆえに「性風俗」利用のハードルが低すぎる風潮にも、私は怒りを感じています）