Mak!nhaマッキーニャ

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最近の記事

嘘をつきたくない、(2021年3月)

嘘をついて、それが相手に悪い様に伝わって、結局損をしてしまう。あのホワイトキューブの様な空間で、一般的な愛想やリアクションやユーモアは懐疑的な視線を向けられていた様な気がするし、真剣じゃない人は排除されかけていた。競争が激しかった。 真剣になるために、もしくは真剣さを証明するために、私の人格は変わったのだろうか?ドラマの中で揶揄される「ジョークが通じない宇宙人の様な芸術家」がもはや他人事に見えなくなってくる。私の予測通り私は社会性を犠牲にしているのだとしても、その割には大した

    • 宿題

      明日、提出する書類とその打ち合わせがある。 たまたま彼も同じ条件だった為、二人で篭って仕事をした。 日曜の昼下がり、14時から気付けば21時まで。 正確に言えばまだ彼はパソコンと睨めっこをしている。私も同じだからわかるが、自己評価シート・いわゆる振り返りが苦手なようだ。 抽象的な問いかけに対して、どう解釈すれば良いか、どう答えれば、伝えれば、書類を確認する相手にとって正解なのか? 話を聞く限り、「価値観のちがい」に本人は振り回されているようだ。批判精神旺盛な上司から

      • 白と黒

        彼からすると、私の大学時代は、聖職時代は、価値がない。 随分ひどい言いようだと思った。彼は自分の言葉の残酷さに気づく様子はなく、満足げに眠りに落ちていった。私たちの評価軸はそんな感じなのだから、無理もないのかな。 社会の器に沿って、価値を認めさせる。 それって全然悪いことではない。世の中は厳しいから、きっとそうやってやっと自分を好きになっていく。オンリーワンではなくナンバーワン。 全速力で駆け抜けた先にゾッとするような本音があって、一生尊重されないなら、私も迎合すれ

        • モヤモヤ感(メモ) 2018年8月25日

          どうして私は現代アートに対してモヤモヤ感が抜けないのか? その答えは出てて、一言で言えば、だいたいは美しくないから。 美的感覚は人によって、時代によって違うから、あくまで私の主観で断定するつもりはないけど、 今までにないことをして人をあっと驚かせたいと言った気概が強く先行し、洗練された魅力(美しさ)を伴わない現代アートは苦手だ。 それに、よほど知識がないと驚くことすら出来ないかもしれない。 私は開かれた芸術を信じてて、 見た目と中身、全てが秀逸だから芸術作品なんじ

        嘘をつきたくない、(2021年3月)

          失恋はすこしだけ死と似ていると思います。

          失恋はすこしだけ死と似ていると思います。まるで部分的に時間が止まったような思い出を当たり前に大切にしている状態だとか、相手にだけは見せていたごく自然体な自分自身が唐突に消えて無くなることとか。 だから私にとって元恋人は全て死んでしまった人だとも言えます。(怖いかな?笑) 私は完璧に立ち直る時不思議な夢を見ました。元恋人といたような気がして、でもしばらくして一本のすんごく長い、終わりの見えない大きな道が目の前に広がって。それがどこまでもどこまでも続いて、空も広くて、他には何も

          失恋はすこしだけ死と似ていると思います。

          表現のこれから

          【表現のこれから】 私の体感的なルーツは幼少期を過ごしたブラジルにあります。 茶人や軍人さん等がご先祖にいるし、すぐに日本に帰国しているので、日本人的要素もきっとすごく強いのですが。。 一般企業に勤めてしばらくして、上司から 「悪い意味で染まってる。もっと尖ってたし、それが良さだから出して」と言われました。 確かに電話対応や、正しい敬語、ビジネスの場面で「こう言われたらこう謙遜する」「コレは失礼で、コッチなら無難」等の線引きをしっかり出来るようになって来て、環境に慣れて来た

          表現のこれから