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楽しみながらHappyなプラスチックフリー生活を



先日、大崎市岩出山にある風のアトリエ&母屋さんで、「マイクロプラスチックストーリー ぼくらが作る2050年」という映画の上映会があり、親子で参加してきました。

https://peraichi.com/landing_pages/view/kaze-omoya/


「プラスチックストーリー ぼくらが作る2050年」


小2長女はなんとか最後まで見れるかな?
4歳次女は途中離脱もあるかな?と覚悟していたのですが、なんと二人とも最後まで一緒に観ることができました!
子ども視点・子ども語りで進む映画で、ところどころ可愛いアニメーションで解説してくれていたので、娘たちも食い入るようにみていました。


ストーリー
ニューヨーク、ブルックリンの5年生たちが世界的に大きなプラスチック汚染問題を学び、彼らの視点でこの問題の根幹が何かを問いただし、解決に向かって自分たちのコミュニティーからアクションを広げて行くまでの2年間を追った長編ドキュメンタリー。
ニューヨーク市、ブルックリン区のレッドフック地区は過去に大型台風で影響を受けた、気候変動のフロントラインにある。そこにある小学校、PS15 の5年生は、4年生からの2年間、ニューヨークのNPO、カフェテリア・カルチャーの主導によるプラスチック・フリー特別プログラムでリサーチやデータ収集を重ね、それを市議会で公表したり、自分たちの住む地域で啓発活動を重ねていく。そしてプラスチックはごみになってからだけでなく、生産の過程でも地球環境を汚染していること、そしてそれが気候変動に関わっていることを発見し、自分たちの学校のカフェテリアでアクションを起こし、それをニューヨーク市全体に広げて行く。
映画では子供達の素朴な疑問を丁寧に重ねていきながら、専門家がそれに答えて行き、そしてアニメーションをふんだんに使ってこのプラスチック汚染問題を子供から大人までわかりやすく解き明かして行く。子供達のまっすぐな熱意から希望が滲み出るマイクロプラスチック・ストーリーは世界の44の映画祭に選定され、8つの賞を受賞している。

映画HPより


マイクロプラスチックって?

マイクロプラスチックとは、5mm以下の大きさまでに粉砕した状態のプラスチックのことです。

プラスチックは太陽光によって劣化し、ごみとして海まで流れつくと、海の波が言わば大きなフードプロセッサーのようにプラスチックを粉々にしていきます。

映画の中でも、子どもたちが海岸のゴミを拾うシーンがあるのですが、落ちているプラスチックゴミを少し触っただけでボロボロ・・・。
こうやって小さくなっていって魚が食べていくんだと、改めてその事実に驚愕しました。

また、合成繊維で作られた衣服を洗濯するだけでもマイクロプラスチックは発生しており、なんとマイクロプラスチックの約3割がこのマイクロファイバーなのだそう。知らなかった…。

HPより

2050年には、海にあるプラスチックの重さが魚全部の重さを超えるという。
2050年だと、私は64歳。
長女は35歳(今の私ぐらいか!)
次女は32歳。

思ったよりもずっと近い未来が、そんな恐ろしいことになるかもしれない。

子どもたちの行動力

自分たちでごみを調査したり、「プラスチックゼロ給食の日を作ってほしい!」と校長先生にお願いしたり、プラスチック製造廃止に関する法案に署名してほしい!と市議会議員に電話したりと、とにかくどんどん行動していく子どもたち。
子どもたちのその熱意に、大人たちがどんどん動かされていました。

子どもたちの話をこんなに真剣に聞いてくれる大人が、日本にどれだけいるでしょうか。
子どもたちの行動をみて、よし私も!と行動に移せる大人がどれだけいるでしょうか。
そういった面でも、考えさせられる映画でありました。

私たちが今すぐできること

映画を見た帰りの車の中で、明日からどうする?という話をしました。

次女は・・・
〇ペットボトルのジュースは買わない!!

長女は・・・
〇綿100%の服を着るなど、何でできているかを見て買うようにする。
〇ペットボトルのジュースは買わないようにする。
〇自分たちでジュースを作る。←夜に一緒にしそジュースを作った。
〇水筒を持ち歩く!

私は・・・
〇マイボトルを持ち歩く。
〇過剰包装の商品は買わない。
〇量り売りのお店や環境に配慮したお店に積極的に行く。
○子どもと一緒に考え、行動することを大切にする



いきなり全てをプラスチックフリーにすることはなかなか難しいし、無理をしてもきっと続かない。
まずは楽しみながらそういう生活に少しずつ変えていくことが大切なのではないかと思いました。

子どもたちと楽しみながら



今回の映画上映会には、同じく岩出山で量り売りとゼロウェイストのお店「ゆむら商店」さんや、マクロビオティックのお料理やさん「かいごはん」さんが出店していました。




家から持ってきたアルミのお弁当箱にクッキーを入れてもらったり、ホーローの容器に娘たちの好きなドライフルーツやナッツをたくさん入れてもらったりしました。

クッキーとドライフルーツを

「入れものいいですね~」なんてお店の方に言ってもらえたり、
ドライフルーツを量ってもらいながら「どこから来たんですか~?」とお店の人とおしゃべりもしたり。

それがとっても楽しかった!!

ゴミを出さないし、
クッキーやドライフルーツはおいしいし、
これ、Happyだらけやんかっっ!!!


正直言って、「地球に優しいことしているワタシ」に酔っている自覚はあります。

でも、それでいいんじゃない??

それが少しでも地球の環境を守ることに繋がっているのなら、
「プラスチックフリーな生活してる私っていい💓」と、大いに自分に酔いながら、これからも楽しくプラスチックフリー生活を目指していきたいと思います!

上映会後に書いていた長女のノート。


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