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子どもにとっての大人の在り方を考える。


今日は、野村直子さん講演会のまとめの続きを。


大人は「情緒的なあたたかい応援団」

子どもたちが、安心安全の場でいきいきと過ごせるために、大人はどう在るといいのか。
野村さんは、「大人は情緒的な温かい応援団でいること。そして「黒子」となること。」とおっしゃってました。

子どもが何かチャレンジするときに、「大丈夫。やってごらん。」とあたたかく肯定的な眼差しでその場にいること。
それだけで、子どもは安心して行動できます。
ポイントは、「子どもが求めてきたときに」ということ。
子どもが求めてもいないのに、助言したり手助けをしたりすることは、実は子どもの応援団にはなっていないのです。

講演会の中では、「肯定的な眼差しで話を聴く」というワークもありました。
「素敵なところを探そう」という気持ちで聴くと、自然と相手に興味をもって聴けていたり、話も盛り上がってとても楽しい気分になりました。
そういえば普段子どもたちの話をこんな風に聞けていたかな…とちょっと反省。
明日から意識して話を聴いてみたいと思います。


「黒子」になろう

「黒子」になるというのは、子どもたちが安全に遊べんだり、過ごしたりできるように、ささっと環境を整えるということ。
例えば子どもたちが遊んでいるそばに側溝などがあれば、「そこ危ないから気をつけて!」と言うよりも、さっとその側溝の前に立って子どもたちが近寄らないようにすればいい。それだけで、危険は回避されます。

不必要な声掛け、不必要な手助けをなくし、子どもたちがのびのびといろいろなことのチャレンジできるような、そんな環境を整えられる人になりたいと改めて思いました。


子どもを尊重する保育が個性を育む

「”自由な選択”があることで、子どもの力が育つ」と、野村さんは言います。
心が自由であれば、それが豊かな体験につながります。

そして、さまざまは体験を通して自分を知ることができ、それが自己認識から自己承認、自己肯定感のねっことなります。
体験をして「あぁ私はこれが好きなんだ!得意なんだ!」と知る。
そこから、「私ってこんな人間なんだな。」と気付く。
そして「こんな私、いいじゃん!」と思える。

「今ここ」でしかできない体験をたくさんすることで、子どもたちの命のねっこがぐんぐんと育っていく。そんな風に感じました。


子育てにおいても、また自分がやっている「空っこひろばここ」でも、大事にしたいことをたくさん学ぶことができました。


あぁ~やっぱり、子ども✖自然は、最高。最高に好きだ。

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