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2.人気店になるためのインテリアスタイルの確立

前回は、また行きたいと思うインテリアコーディネートはコンセプトづくりから始めるという話をしました。
コンセプトが決まったら、次はどのようなスタイルでコーディネートしていくかを決めていきます。


自分の好きを知ろう
インテリアスタイルを決めるときは、自分が「好き」だとおもうインテリアを知ることが大切です。

そのために感覚的に好きだと思った部屋や家具の画像を集めましょう。
その際に役立つアプリケーションが「ピンタレスト」です。
「インテリア」で検索してみて、自分の好みのインテリアをピン付してみましょう。

自分の好きなインテリア画像を集めたら、その中で共通点を探します。
共通点探しのポイントは 色・素材・スタイル です。

色や素材はわかるけど、「スタイルってなに?」という方に向けて、
次はインテリアスタイルのお話をしていきます。


【地域ごとのインテリアスタイル】 
インテリアスタイルには様々なジャンルがあります。
どのインテリアスタイルにするのか決めることで、家具や配色選びの際迷わずきめることができ、まとまりのある空間を演出することができます。

①北欧

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北欧とは主にスウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマークの4カ国を指すことが多いです。北欧の冬は北極圏に近いため寒さが厳しく、長く続くという特徴があります。
そんな過酷な環境を乗り越えるためか、北欧インテリアには「暖かさ」や「快適さ」などがモチーフに用いられます。

北欧インテリアを演出するためには、
・ベースカラーは白
・木材などの天然素材を使う
・柔らかく温かい雰囲気の照明を取り入れる
これらを取入れると、ぬくもり感じる北欧インテリアを作る事ができます。

また、モノトーンをベースにビビットカラーをアクセントにすることで、北欧モダンな雰囲気を演出することができます。


②アメリカン
「アメリカンスタイル」といっても、たくさんの地域があるアメリカではインテリアスタイルの種類もいくつかあります。

・西海岸スタイル
海のモチーフを取り入れたスタイル

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・アメリカンダイナースタイル
レトロでポップな空間

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・コンテンポラリースタイル
生活感のないスタイリッシュなスタイル

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③アジアン
タイやバリなどのスタイルを取り入れたインテリアスタイル。
アジアンスタイルを表現するには素材が重要。木材、あとはバンブー(日本語では竹です)、ラタン(籐)、ヘンプ(麻)などの天然素材を取り入れて、ナチュラルに作り上げましょう。プラスチックなどの人の手が加わったような素材は使わないほうが懸命です。


【時代ごとのインテリアスタイル】

①ゴシック

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建築用語で使われるゴシックは、高い天井にアーチのような尖ったデザインの開口、幾何学模様の彫刻を施した内装を指すことが多いが、日本でいう「ゴシックインテリア」は優美なヨーロッパ風のダークな印象を受けるものが多いです。


②モダン

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モダンとは、もともと「現代的な」「今風でおしゃれな」という意味で、都会的でおしゃれな印象のインテリアを指します。
金属やガラスなどの硬質な素材で、無彩色や原色でまとめるとモダンインテリアを表現することができます。


③ミッドセンチュリー

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直訳すると「世紀の中間」という意味のミッドセンチュリー。インテリア業界では1950年代を中心に1940~1960年代にデザインされた家具やインテリア、建築物などを指します。
ミッドセンチュリーな部屋を作るには、1950~60年代当時の欧米インテリアをお手本に作り上げることが重要です。


【ふるさを楽しむインテリアスタイル】
・ビンテージ

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ヴィンテージインテリアとは、その名の通り年代物のヴィンテージ家具やヴィンテージ雑貨、などで部屋をコーディネートするスタイル。
使い込まれて味わいが出た古材やアイアン、レザー、ペイントなどを使用することで表現できます。


【イメージインテリアスタイル】
・インダストリアル

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インダストリアルとは「産業の」「工業の」という意味。男性に人気のインテリアスタイルでもあり、チールやコンクリートなどの建築資材がむき出しになった、無骨だがかっこいいデザインが特徴的です。

【最近定番になりつつあるインテリアスタイル】

①韓国インテリア

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韓国インテリアとはメインの家具をベージュ・ホワイト系の淡く柔らかい色でまとめた、すっきりとしつつ温かみのあるスタイルです。リネンやコットンのオーガニック素材をファブリックアイテムに取り入れナチュラルな雰囲気に。また、ナチュラルでありながらフォトジェニックな部屋が人気で、ウェーブやビーン型の変形ミラーやキャンドル、ドライフラワーなどは欠かせないアイテムです。


②ボタニカルインテリア

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ボタニカルインテリアとは植物の柄を取り入れたり、花やグリーンを部屋に多用するスタイルのことです。空気清浄やリラックス効果も期待できます。背が高く葉が大きい植物を主役に飾り、サボテンや多肉植物など小さな鉢の植物を無造作に並べて飾ると◎麻ひもで編み上げるマクラメのプランツハンガーなどを天井から吊るすのもお洒落です。


③ジャパンディ

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ジャパンディとは『日本の和と北欧のミニマリズムを融合』したスタイルです。シンプルで機能的でありながらもどこか抜け感のある部屋にした方におすすめです。天然素材を多く取り入れつつも、あくまで物は多くおかないということを意識することが大切です。


④ホームオフィス

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ホームオフィスは今のご時世取り入れている方も多いのではないでしょうか。自宅で仕事が快適にできるためには、どこに仕事スペースを作るかが重要です。自分にとって集中できる環境やon、offの切り替えがしやすい環境を考えてみましょう。クローゼットをオフィスにDIYした『クロッフィス』もおすすめです。


⑤イン&アウト

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こちらもおうち時間が増えたことによって人気になっているインテリアスタイルです。部屋やリビング(内)とベランダやお庭(外)に繋がりを持たせ、開放的で自然と家族と過ごす時間が増える空間に。



まとめ
今回はインテリアスタイルについてお話していきました。
スタイルを確立することでインテリアのバランスを取ることができます。
自分好みのインテリアスタイルを見つけて、コーディネートの方針を定めていきましょう。


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