「迷信」

 大谷善継の病は業病だったとか。大谷善継の業病は実は迷信で、生まれつきか知らぬ肌のイボは天然痘によるもの、トリカブトを盛られたなど諸説ある。すなわち、仏教観が無茶なのである。因果の法則によれば、この世の中は因果の巡りで成り立っている。すなわち、前世の因果としているところが迷信なのである。今世の因果に着眼すれば、その因が不明だから、前世の因果を因と見て、こじつけの説明をしているだけに過ぎない。その因が不明なのを前世の行いの悪さを因とするのは仏教徒の見せるまやかしである。みなさんも肌の質が悪いときは、原因が油そばの食い過ぎやだれかの呪いだったりするだろう。そうした際に、前世の行いが悪かったでやり込められてはいけない。今世に目を向けよう。

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