「体力テストとIQテスト」

 体力と知力、この2つのいずれかが秀でているものはモデルになれるのである。私は知力に振っているが、みなさんはどうだろうか。IQテストの結果が優れているのならば、高IQ集団にサポートしてもらえば良い。逆に体力テストの結果が秀でているならば、体力テスト好成績集団に引き取ってもらえば良い。これだけ簡単な見取り図を私は見逃していた。
 社会における通説は体力馬鹿がエリート職場へ行き、体力が無いものは障害者という通説である。しかしながら、IQテスト受験者の言い分は逆で、知力があるものは名誉ある職業につき、IQテスト下位層は障害者である、という言い分である。体力馬鹿は社会では重宝される。体力に難がある人が困難な総当たり法を平気でやってのけるからだ。しかしながら、IQテスト上位層は問題を検索や自身の発想で解決する。重要なのは会社員となったとき、どちらがより有能か、である。会社員は足を使う。セックスもする。とやることに枚挙に暇が無い。そうしたときに、体力馬鹿が必要になってくる。しかしながら、体力馬鹿以外のIQテスト上位層は学術方面で花を咲かせるのである。塾講師に向いているのは体力馬鹿では無く、IQテスト上位層である。塾講師は準備するものが勝つ、とはいうものの、準備に体力テストの結果は必要ない。

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