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最近読んで面白かったマンガ達(2020年6月から8月ぐらい)

※順番は読んだのが早い順

しょうもないのうりょく

見るだけで服のサイズが分かる異能、果物の旬が分かる異能、蚊を一撃で倒せる異能など、この世界では誰もが取るに足らない「異能」を持っている。
主人公OL・星野は、書類を崩さずに詰める異能と、あともう一つ、人には言えない異能を持っていた。
それは他人の異能が分かる異能。そしてしょっちゅう風邪を引いている同僚の藤原に、超レアな不老不死の異能があると分かり!?
ちょっぴり変わったオフィスを舞台に繰り広げられるSF(すこし不思議な)異能力オフィスコメディ!

世の中が「異能」と呼ばれる能力を持つことが当たり前になっている世界で、とあるオフィスの日常を描いた話。
バトルとかシリアスな場面がほとんどなく、しょうもない能力を持つ人たち(たまにすごい能力持ってる人がいる)の日常の話なので終始のほほんとしている。

「猫にめちゃくちゃ好かれる」異能、僕もほしい。


紛争でしたら八田まで

イギリスに本社がある企業に地政学リスクコンサルタントとして勤める八田百合。彼女の仕事は、地政学に基づいた知性と、ちょっとの荒技で世界中の事件を解決すること。そんな彼女に依頼を出してきたのは、ミャンマーにある日本の企業だった…。

地政学的観点から地域紛争を解決していく地政学リスクコンサルタントの話

かなり現地の臭いを感じる情報量とやりとりから、しっかりとしたリサーチとそれを漫画に落とし込めるような構成力が読んでてストレスを感じずによい。
ただ、主人公が割と何でもできてしまってチート感あるのと、随所に散りばめられている料理の謎感想とスラングが人によっては若干サムイというかイタイと感じるので好みは分かれるところ。


Lv1魔王とワンルーム勇者

一度は勇者マックスに倒された魔王。しかし魔王は一度死んでもいずれ蘇る。そして今日、勇者マックスを自らの手で倒すため急ぎ十年で蘇った…!十年の間に急速に繁栄した人類社会で、腐ってしまった勇者と幼い魔王は…!?鬼才・toufuが描く異世界ファンタジー!

主人公の勇者マックスが魔王を倒して十年後、魔王が予定より早く復活して勇者を倒しに行こうとするところから始める。

一口に良さを説明するのが難しいがとても良い。シンプルに絵がうまいしアクションシーンのコマ割りと人の描き方がいいなあという印象。
ストーリーは基本的に明るいがシリアスもギャグもいい感じにバランスが取れていて読みやすい。まだ色々伏線が張られているようなのでこれからに期待。

魔の眷属になって城に勤めるなら、一般兵で初任給手取り月給48万円からの年2回ボーナス・昇給昇進あり・退職金あり...って人間より待遇よいじゃないですか。スカウトお待ちしています。


九龍ジェネリックロマンス

此処は東洋の魔窟、九龍城砦。ノスタルジー溢れる人々が暮らし、街並みに過去・現在・未来が交差するディストピア。はたらく30代の男女の非日常で贈る日常と密かな想いと関係性をあざやかに描き出す理想的なラヴロマンスを貴方に――。

何も考えずに2巻まで読め。話はそれからだ。


葬送のフリーレン

魔王を倒した勇者一行の後日譚ファンタジー
魔王を倒した勇者一行の“その後”。
魔法使いフリーレンはエルフであり、他の3人と違う部分があります。
彼女が”後”の世界で生きること、感じることとは--
残った者たちが紡ぐ、葬送と祈りとは--
物語は“冒険の終わり”から始まる。
英雄たちの“生き様”を物語る、後日譚(アフター)ファンタジー!

「Lv1魔王とワンルーム勇者」と同じく魔王を倒した後の話だが、こちらは割と真面目なファンタジー作品になっている。

当時開発された強力な魔法が、長い年月をかけて人類が解読したことによって、今では一般攻撃魔法と呼ばれているシーンは個人的になかなかグッとくるところ。

顔がこの世に向いてない。

自他共に認めるドブスの私はクラスの人気者・北見君になぜか告白されてしまった! どうせすぐ飽きるだろとOKしたのに全く飽きる気配がない! なんなんだこいつはよぉ! コンプレックスを持つすべての人に送る――ネガティブJKの思考が紡ぐアンチ恋愛4コマ第1巻!

少年ジャンプ+での連載が終わったのをTwitterで知り、少年ジャンプ+の無料で読める分を読んでみて即ポチった作品
(連載ページ:https://shonenjumpplus.com/episode/10834108156641683392)

北見(主人公)と高橋(モブキャラ)がぱっと見、見分けがつかない。(二巻のカバー裏に解説がのってる)

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