自家製もやし
ジャカルタ生活を始めてびっくりした事の一つ、もやし。私の中の常識は「もやしは安くて美味しい」だったが、インドネシアのもやしは「高くてまずい」と正反対であった。
ジャカルタのスーパーで買うもやしは鮮度がものすごく悪くて、外から見てこれ腐りかけだもうダメだなって言うのがすぐわかる。選択肢がそれしかなく仕方ないのでそれを買って、家で大丈夫なものとダメなものの選別作業をするのだが、その作業に30分かかった時は発狂した。無理!全部捨てる!ってね。
これは、、もうやるしかないでしょ。
私のモチベーションが上がる時。それは「初めての事に挑戦する時」。
今回の標的は、自家製もやしを作ってみる、です。
もやしはインドネシア語でtaugeという。ずっとtaugeで調べてたから情報があまりなかったけど、原料の緑豆(インドネシア語でkacang hijau)で探したらわんさか出てきた。なんだ普通にスーパーで緑豆(↓)売ってるじゃん。500gでRp.2万ちょい。
よーく表紙(↓)を読んでみると、自家製テンペやもやしにも!ってちゃんと書いてあった。他には、お粥、プリン、ジュース、ガンダストゥリにも使うらしい。
ちなみにガンダストゥリ(↓)とは、インドネシアお菓子で、蒸して潰して砂糖を加えた緑豆餡子に、小麦粉を溶いた衣をつけて揚げたもの。
写真はクックパッドインドネシアからお借りしました(↓)
さてさて、買ってきた緑豆を50g(大さじ4杯)を一晩水につける。
豆を牛乳パックの空容器に入れ暗所に置く。5分程度水に浸し、その後水を捨てる。これを1日3、4回。空の牛乳パックを使用したのは、ガラス容器だと収穫時にパンパンになって取り出しにくく大変だと分かったから。牛乳パックの丸い口から撮った写真(↓)は、
1日目の夜
2日目の夜
3日目の夜
4日目朝に見たらかなり根が成長し、双葉が生えそうだったので収穫しました。
水を張って豆を洗って、緑の皮を取り除き、収穫。もやしの髭を取り除けば良いけど面倒なのでやらない。気温が高いので思ったより早く収穫できた。
新鮮で、シャキシャキで、全く臭くない、とっても美味しいもやしでした。
また作ろう♪
参考にしたのは、こちらの方のYouTube。Debussyの選曲も素敵。
ガーデニングが趣味の私が、何故4年目にしてもやし栽培をやろうと思ったのか言うと。やってたんですよ、ジャカルタに来てすぐに三つ葉の水耕栽培を。種まきから収穫まで数ヶ月かかる上に、そろそろ収穫という時に1週間ほど旅行に行って帰ってきたら全滅してたんですよね。1週間大丈夫であろう水の量をセットしたのに自然は甘くなかった。そのショックが大きくて。
このもやし栽培なら1週間かからず収穫できるからスケジュール組みやすいし、bagus (インドネシア語でいいね👍という意味)
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