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アメリカ生活 妊娠: 初産婦人科と出生前診断

こんにちは。
まつゆきです。

今日はアメリカで妊娠発覚後、初産婦人科へ行った話をしようと思います。


① いざ産婦人科へ到着

ドキドキの初診日。
朝の車渋滞に巻き込まれ、15分遅れで病院到着。

受付のお姉さんに迎えられ、まずは、保険確認と問診票の記入。

問診票はざっと三枚ほど。
体調問われるものと、あともろもろ同意書。
“予習”の甲斐あって、いくつかの不明な単語を調べるのみで記入完了。
妊娠発覚から色々頑張って英語で妊娠生活やらなんやらを調べて読んでいたのが功を奏した模様。
提出後すぐに診察プロセス開始。

診察プロセス、と言ったのは、
アメリカはまず診察室に呼ばれると、
看護師さんの問診が始まり,簡単な検査がある場合はまず検査され、そして全てが終わるとようやくお医者さんが登場して診察する流れなのだ。

病院初体験のときは、問診後に、
「じゃあ待っててね。医師がくるから。」
と言って部屋を出て行った看護師に、
ナースだったんかい!
と、心の中で突っ込んだ記憶も新しい。

今回はちょっと手厳しそうな白人女性看護師さん登場。
身長、体重、血圧を測られ、尿を提出。

その後に診察室にて
・アレルギーや持病
・お酒、タバコ、ドラッグの摂取状況
・家族に乳がんや、糖尿病、心臓病等もっている人等いないか
もろもろインタビューされる。

ドラッグの摂取で大麻吸うかをチェックされたのはカリフォルニア感を感じた…。

② 医師登場

一通り問診が終わった後、黒人女性医師登場。「congratulations!」
と、入室。アメリカっぽい。

見た雰囲気は頼もしそうな感じでちょっと安心。

そして、入ってきて早々、
「How do you feel?」
アメリカだと、妊娠したよ!っていうと、
今どんな気分?excite?心配?って聞かれる率が高い気がしていて、
日本人も聞くっけ??
と最近疑問に思っている。。

そしていざ診察。
エコーで赤ちゃん確認。
なんか小さいのがふよふよしてておもしろい。
正直、自分の中にいるってまだ全然実感ない。

でも、2週間前からずっと出血しっぱなしで不安だったから、本当に心から安心した。
経過は良好らしく、出血もよくあることだから大丈夫って言われてとりあえずちょっと元気になった。

前評判で、アメリカの産婦人科は日本のように丁寧に説明してくれない、と聞いてたんだけど、思った以上に説明あってクリニックによるのかなと思ったりもした。まぁ日本の産婦人科にかかったことないからわからないのだけど。

その後、また看護師さんにバトンタッチし、次の診察までに受けなければいけないテストの説明を受けた。

そのテストというのが、以下二つ。
・Natera
・Quest
どちらも大体、妊娠11〜13週で受ける人が多い様。検査は基本的に病院でやるのではなく、検査機関に直接行って、検査を受けるように指示された。

最後に、受付で次回のアポイントメントを取って終了。

③出生前診断

カリフォルニア州の出生前診断は日本に比べると本当に充実していると思う。

California Prenatal Screening Program
というプログラムがカリフォルニア州ではすべての妊婦さんと家族に提供されるようになっている。
もし、結果がネガティブだった場合も、フォローアップが提供される。
一部の州外の保険を除いて、普通の健康保険に入っていれば無料だったり、もし入っていなくても比較的安価に設定されている。
テスト自体はマストではなくて、受けるかどうかは個人の自由。

ただ、わたしの病院ではほぼマストな感じで受けろと言われたけど、結果を知りたくない場合は、その旨連絡する形でやっている模様。

特にQuestは、妊婦だけでなく、色んなクリニックから来てる人が多く、アメリカの病院は検査する場合は検査機関でやることが多いのかな?と思ったりした。

私が今回受けたNateraは以下の項目がわかるもの。
・Down syndrome (trisomy 21) ダウン症
・Trisomy 18 エドワーズ症候群
・Trisomy 13 パトウ症候群
・Monosomy X ターナー症候群
・Triploidy 染色体異常3倍体
・22q11. 2 deletion syndrome 22q11.2欠失症候群
・胎児の性別
・各種遺伝的病気を引き起こす遺伝子 ※今回は14種類検査

Questは、一般的な血液検査と尿検査で、血糖値やらコレステロールなど人間ドックや健康診断でわかる様な検査。

NateraもQestもオンラインでアカウントがあれば、病院からの結果連絡前に結果は自分で確認可能。
結果は大体1週間もかからずに出揃ったけど、遺伝的病気の遺伝子検査項目だけは2週間かかった。
ちなみに、性別も、母親の血液内にある胎児由来の性染色体に何が含まれてるかを見るので、双子等でなければ13〜14週の結果が出たタイミングではっきりわかる。

④ 初診察を終えて感想

病院は本当英語が不安すぎたけど、なんとか大丈夫そう。

出生前診断は、日本ではここまでしっかり調べると高額になるけど、カリフォルニアはすごいなと感心。ただ、初めての妊娠でここまで検査された経験があると、もし2人目、となった時に日本にいた場合、検査しないのが不安になりそう…。でも、遺伝子検査をしてもらえたのは、今後の参考になるな、と。

あとは、通院は初期と中期は1ヶ月に1回だそうで、次の通院まで赤ちゃん元気か不安ではあるけど、アメリカではAmazonに超音波が売ってるので買ってみるのもまた面白そうと思ったり。値段もお手頃価格からある。友達に聞いたら、けっこうアメリカ人は買うらしい。

次の診察は超音波検査含む全体の検査。
無事に育つことを目指して妊娠生活頑張ります。

〜次回に続く




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