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人間はアメーバより幸せか?

最近の研究では

単細胞生物にも

学習能力があることが分かっています

細胞がひとつなので

当然ながら 脳細胞は一切存在しません

意識も自我も存在しないと考えられ

理論上 知能指数ゼロのはずですσ(^_^;)?

実際 ウイルスなどは

行き当たりばったりに

分裂と突然変異を

繰り返しているだけで

知能は観察できません

。。。ただ 考えてみると

脳細胞も 細胞の一種に過ぎないので

「万能細胞」である

単細胞生物に 知能があるのは

当然なのかもしれません

彼らは 文字通り

たったひとつの細胞で

過酷な大自然を生き延びなくてはなりません

彼らは 単独で

脳細胞であり

消化細胞であり

感覚細胞であり

免疫細胞であり

筋肉細胞であり

生殖細胞なのです

われわれ 多細胞生物は

分業が進みすぎて

そのような万能性を持つ細胞は

身体のどこにも存在しません

それどころか

心臓が止まっただけで

全ての細胞が死んでしまいます

あまりにも貧弱です

さらに 単細胞生物の

最も優れた能力として

「老衰」しない点が挙げられます

彼らは 仲間と接合(遺伝子の交換)するたびに

老化がリセットされるので

安全な環境であれば

半永久的に生き続け 分裂を続けます

今 生きているアメーバやゾウリムシは

全員が 個体のまま進化を重ねて

太古から生き続けており

推定 38億歳くらいです(゜ロ゜;ノ)ノ

多細胞生物で

老化をリセットできると分かっているのは

今のところ ベニクラゲだけです

アメーバから見れば

われわれ多細胞生物は

あまりにも短命で

不完全な生命体なのです

また 生態系においても

単細胞生物は

われわれを実効支配しています

万物の霊長であるはずのヒトは

アメーバを捕食して生きることができません

ヒトは あくまで

「多細胞生物」という階級で

王座を獲得したにすぎません

その一方 単細胞生物は

ヒトを 最大限に搾取しています

あなたの腸内には 体細胞の

数十倍の細菌(1000兆個)が住んでいます

その重さは 2kgに達します

脳よりも重いのです(@_@;)

また 赤痢アメーバも

世界人口の1割に寄生しているとされます

彼らは ヒトが苦労した得た栄養を

労せずして「横取り」できます

さらに ヒトの排せつ物もw

外界に住む細菌のエサとなります

直接的に アメーバが

人間を「捕食」する場合すらあります

鼻の粘膜から アメーバが脳に侵入すると

そのまま脳細胞を食べて どんどん数を増やし

放置すれば死に至ります

消毒していない生水は

絶対に鼻に入れてはいけません!

あなたが天寿を全うすれば

遺体は 灰となって

大地にばらまかれます

それも 彼らの滋養となります

あなたは

バクテリアを養い

バクテリアのエサになるために

この世に生まれてきたのです

全ての多細胞生物は

単細胞生物に

効率よく有機物を貢ぐため

束の間の命を与えられた「菌畜」です

天が定めた 地球の支配者は

おそらく 単細胞生物なのです

ただ 人類の視力(と頭)が悪すぎて

支配されていることが

認識できないだけです

世界一のセレブも 虫けらも

しょせん バクテリアのエサであることに

変わりありません

寿命も アメーバの38億年から見れば

一瞬のようなものです

来世には「運よく」

アメーバ様に生まれ変わることを

祈るしかないでしょうw

上手くいけば 次こそは

地球が滅びるまで

生き残れるかもしれません

長く生きることが 幸せならば

アメーバは 間違いなく

人類より幸せでしょう

こんな短い ヒトの人生に

何の意味があるのか

僕には分かりません

ただ 脳のサイズで

他の生き物を差別したり

まして 人間同士でランクをつけるのは

完全な間違いだと断言できます

あまりにも世界が狭すぎます

真実は いつも小さすぎて

人間の目には 見えないものです

見えない世界にこそ

この世の真実があります

アメーバを 下等生物と

見下している限り

「生命の平等」など

永遠に理解できません

むしろ

「アメーバに生まれ変わる」ことを

目的とする宗教があってもいいくらいです

少なくとも ヒトに生まれるよりは幸せでしょう

僕らは 人間である前に

「ただの生き物」です

特別な生き物などいません

天動説で 宇宙を理解できないように

人間中心の世界観に縛られている限り

決して 真理に到達することはありません

科学が進めば 人類は

他の生物の遺伝子を導入して

どんどん進化・分化していくはずです

人類と 異類との境界は

どんどん曖昧になっていきます

人類は「万物の霊長」などという傲りを捨て

「生態系の一員」であることを

優先させるべきです

そうでなければ 人類そのものが

生態系から淘汰されるでしょう

どんな生き物でも

命は 必ず

「ひとつずつ」しか与えられていません

生けとし生けるものは

完全に平等な存在なのですヾ(*^▽゜)


「我々はいろいろなものを食べますが、死ねば大地に食べられるわけですよ」


                        水木しげる



☆セルフイメージ幸福学
https://note.com/makito1renai/n/naf38f245fa47



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