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2023年、たくさんお世話になりありがとうございました。2024年もよろしくお願いいたします。

初めてnoteを書いた日から2年近くも経ってしまいました。
ずっといろいろバタバタ、パタパタとして
すっかり2023年もあと少しというタイミングです。

まずは、みなさまへ
2023年も一年、大変お世話になり、ありがとうございました。

ご縁を大切に、ご縁に感謝しながら一日一日を過ごしていますが、
たくさんの出会いがあり、たくさん記事を書かせていただきました。

ライターは、書く場所があってこその職業だと思っています。
だから、こうして書く仕事を続けられることが本当に、本当にありがたくて、「感謝」の一言では言い表せないくらいうれしい一年でした。

この1年、私はとてもよく頑張ったと思います。
自分で言います(笑)。
そういった言葉もかけていただき、最初はきょとんとしていましたが、
今年を終えるこのタイミングで振り返り、「やっぱり私はよく頑張ったと思う」と自分をほめてあげたいと思いました。

「あっという間にもう年末」と思えることは、
本当はすごく当たり前ではないことなんだと実感した一年でした。

でも、支えがないと到底無理で、
いつも一緒に仕事をさせていただいている方々を中心に、
いろんな人にいろんな形で支えられて、
優しさをいただいて、だからこそ優しさを失わずにくることができました。

今は、「前を向いて進んでよかった」と心から思っています。
これからも「前を向いていきたい」と思っています。

2023年のニュースは、大きく2つあります。

一つは、子どもたちが笑って自分たちの時間を過ごしてくれたこと。
何気ないかもしれないけれど、
一番奇跡のようにありがたくてうれしいことだと感じています。

もう一つは、1年半前と比べて10kg減のダイエットに成功しました。
2022年夏、体重が人生最大重量になってしまい、
やっと降りてきたダイエットの神様を逃さないように、
のんびりペースですが、主に食生活の改善を続けてきました。

わかったのは、適度な食生活と運動の大切さ。
野菜とタンパク質(特に魚)中心の食生活で、
夕飯は、お米がおいしくて困っていた食生活からなんとか脱して、
ほぼ野菜やたんぱく質で300kcalくらいに抑えると、
なんとか結果に結びつくことがわかりました。

運動は、私は両膝が故障していて、
ドクターストップがかかってしまってスクワットとかができないので、
黒柴ぽんたの散歩や普段の家事や移動くらいなのですが、
椅子に座ったままできる筋トレをYouTubeで見つけて時々やっています。

よかったのは2つで、まずはなかやまきんに君。あの筋肉がさすがの説得力で、しかも簡単でわかりやすいメニューが豊富です。私がよく見ているのは、「1回5分で全身出来る世界で一番楽な座って出来る筋トレ」です。また、「世界で一番楽な筋トレ&有酸素運動」も簡単で10分間と短めでやったぞ!感が得られて、膝への負担も軽いのでやっています。

NPO法人ETIC.DRIVEキャリアチームの方から教えてもらった竹脇まりなさんは、ひまわりのような笑顔で癒されつつ、いつもほめてくれるので、「私ってえらい」と思えることもモチベーションアップにつながっています。よく見ているのは、「ゆらゆら座って揺れるだけで腕もお腹も痩せるエクササイズ」と「膝が痛くなりやすい人もOK!! 辛くないのに地味に効く!!座ったまま簡単脚痩せ運動!!」です。

今年携わらせていただいたライターの仕事から
最も印象的だった記事をいくつかご紹介させてください。


SEKAI NO OWARIさんの楽曲「Habit」で振付を担当したパワーパフボーイズさんのインタビュー記事です。みなさんのお互いを信頼する気持ちや楽しい気持ちが伝わってきて、すごくすごくhappyな気持ちになれたのを覚えています。私はこの取材の下準備として「Habit」のダンスをすべて覚えたのですが、取材中に少し披露した時のみなさんの苦い表情も忘れられません(笑)。

編集者として勤務していた美容系出版社が雑誌休刊で編集部解散となり、まもなく妊娠・出産した私は、「自分の経験を活かした仕事をしたい」と育児や子育て、働く母をテーマにライターの仕事を始めました。取材するうちに子育てで悩む女性が多いことにも気づき、虐待というテーマにも関心を高めていくようになり、ライフワークにしようと児童養護施設にもお話を伺いに行きました。

こちらの記事は、仕事としてお話を伺えたのですが、職員のみなさんが子どもたちと一緒にお金のやりくりをしていること、子どもたちの気持ちを大切に生活をともにつくっていることに職員さんたちの思いや強い意志を感じて、お話を伺えたことに心から感謝しました。

上記の2つは東日本大震災の記事です。
私は、「東京里帰りプロジェクト」という、当時東北から東京へ避難された妊産婦さんたちを支える活動に広報メンバーの一人として参画していましたが、力のなさを痛感するしかない日々を送っていました。さらに、取材して本にする、と言っておきながらできなくなってしまったことへの後悔をずっと引きずっていました。自分にできることをしよう、とやっと前を向けたのは数年前くらいでしょうか。こちらの記事では、状況やお話が理解できているかを問いながら書かせていただきました。

NPO法人あなたのいばしょさんの活動に関心を持っていました。理事長の大空幸星さんへのインタビューにお声がけいただいた時はありがたいなあと思いましたが、子どもたちからのチャット相談が多い活動や子どもたちへの優しさに触れながら、お話を理解したい、一人でも多くの人に伝えたいと書かせていただきました。

上記の2つは、すべての子どもとその家族が幸せになることを願って、子育て支援などの活動をする団体を支援する「みてね基金」さんの記事です。
もともと私は、子育ては、うれしいこと、苦しいこと、幸せな気持ちになれること、いろいろあって、いろいろ含めて「子育ては楽しい」と伝えたいという気持ちで子育て系のライターとして活動を始めました。

「みてね基金」さんの記事は、まさにいろいろな状況の子どもやご家族のために動かれている団体さんと出会い、お話を伺うことができて、気づきや学びが本当に多く、「ライターを続けてきてよかった」と自分の成長も感じられる瞬間にも出会わさせていただいています。

日本初の育児誌といわれる株式会社赤ちゃんとママ社発行の「月刊赤ちゃんと!」で、うれしいつながりを体験しました。

9月号では、社会的な活動などを紹介する「社会とつながり、支え合う  ヒト・モノ・コト」という連載企画で、子育て支援のこれまでと今について見開きで担当しました。すると、SNSでずっとつながっていて、お会いしたいと思っていた専門家の方に取材させていただくことになり、さらに「みてね基金」で取材させていだだいた団体さんにも取材にご協力いただいたのです。「こんなことってあるんだ!」と出会いに感謝するばかりでした。

私は子どもの頃、中山美穂さんのファンでした。全曲歌っていました。
妹の中山忍さんも陰ながら応援していました。
だから、インタビューの時は最初に緊張してしまい、正直おたおたしてしまいましたが(笑)、穏やかな笑顔で、とても丁寧にお話いただく姿から凛とした強さや優しさが伝わってきて、改めて「応援してきてよかった」と思えた取材となりました。

記事公開後、中山さんが公式サイトやSNSで、「これからの未来も楽しく描けそうな、豊かな気持ちになれました」と書いてくださっていたことも大きな励みになりました。


社会で当たり前に使われている「ふつう」という言葉、価値観について、
インクルーシブ教育の分野で様々な提案をされている野口晃菜さんに、子どもの世界での「ふつう」に感じる疑問を投げさせていただいた記事です。「ふつう」ではない状態になった時、どうすれば自分を守れるのかなどをお聞きしました。

自分が住んでいるまちに、「入ってみようかな」と思えるドアがたくさんあること。しかも、誰でも入りやすい映画や本を軸にした入口となるドアを
まちに増やす取り組みをしている豊岡市の医師、守本陽一さんにインタビューした記事です。

自分にはなんとなく抵抗があるのに「誰かに言われるから行くしかない」となったり、「そこしか行くところがない」となったりするのではなく、自分の気持ちに素直になって「行ってみようかな」と行ってみたら、なんだかふんわりといい雰囲気で、居心地がよくて、また行ってみたくなって、行ってみたら誰かと話したことで楽しい気持ちになれて、自分でもやりたいことをやってみようかなと思える。そんな場所につながるドアが自分のまちにたくさんあること、新しいドアをつくろうと動いてる方たちのこと、涙が出るほどかっこいいと思いました。

いろいろ書きたいことを書いたらすっかり長くなってしまいました(汗)。

最後に、私は書くことが好きでたまらないというわけではありません。
逆に、苦しい思いをすることのほうが多いようにも思います。

誰かと出会い、大切なお話を伺い、新しい気づきや発見に喜びを感じられること、また新たな人や世界との出会いにワクワクすることが好きで、「自分が続けられそうなことで学び続けたい」というライターになることを決めた時と同じ気持ちで、ここまで続けられたように思います。
だから、書くことは苦しいことも多いけれど苦ではありません。

書かせていただくこと、仕事ができることに
感謝しながら新しい年を迎えられればと思います。

2023年、1年間本当にありがとうございました。

2024年もどうぞよろしくお願いいたします。


           2023年12月31日 フリーライター たかなしまき


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