SixTONESで自分を信じられた話
ありがとう、SixTONES。
君は君らしく生きていいんだよ、というメッセージを彼らは私に届けてくれた。
そのおかげで、私は大きく人生を変えたといっても過言ではない。
彼らの歌うメッセージを受け止めることで、
自分を信じ、自分の人生をよく考え、生き方を変える決心ができた。
10年勤めた会社を退職し、NPOへ転職した今、
私は私らしく生きることがようやくできている。
心から感謝を伝えたい。本当にありがとう、SixTONES。
SixTONESに出会ったきっかけ
(以下、ジャニーズ(事務所)に対するネガティブな表現があります。
個人の一意見として受け止められない方はどうぞ閲覧をお控えください。)
2018年。10年過ごした第二の故郷から、関東に初めて住処を移したタイミング。
本社での慣れない仕事にプレッシャーも大きく、広くて複雑な電車網、人の多さに
ぐったりしていた。
でも一番嫌だったのは、自分を嫌いで、信じられなかったことなのかもしれない。
幼少期から母親との関係性は良いとは言えず、自分を受け止められなかった。
そんなとき、メトロ虎ノ門駅で見かけたのが、SixTONESのポスターだった。
「ジャニーズをデジタルに放つ新世代。」
私はどちらかといえばジャニーズが好きではなかった。
歌番組に必ず出るわりに、本当に歌っていないことが多かったから。
(エンターテイメントといえばそうかもしれないが、私は歌を聴きたかった。)
あのアナログと有名なジャニーズがデジタルになっていくのか〜と感心したものの
また新しいグループが出るのか、歌は変わらないんでしょう?と思っていた。
滝沢くんがプロデュースしたJAPONICA STYLEのPVも見ていたものの、
あまりピンときていなく。
ただし、間奏で赤い紅を塗る彼はすごく美しくて忘れられなかった。
ググってみると、なんと京本政樹さんのご子息じゃん…!とびっくり。
どおりでお顔が美しいわけだ。でも言うて七光じゃないの?と思いつつ。
(そのあとかなりの努力でエリザベートに出演したことを知り、尊敬!)
そこから気になって調べてみると、毎週ジャニーズJr.のTV番組があると判明。
「ザ・少年倶楽部」というジャニーズJr.メインの歌番組だった。
う、歌がうまい…!
そこで彼らが歌っていたのは「Beautiful Life」というバラードだった。
スローテンポの中、京本くんとジェシーの歌のうまさに驚いた。びびった。
え、これしかもちゃんと歌ってるじゃん…。どういうこと???バグった。
歌がうまくて、美しく、背も高くて、パフォーマンスもかっこいい。
それでいてYouTubeでは6人仲良く素直なキャラクターにすっかりハマっていた。
そこから、あれよあれよと映画『少年たち』やライブツアーを経て、
ついにメジャーデビュー。本当に嬉しかった…!
まさか自分がJr.のファンになって、そのデビューを見届けることができるなんて、
思ってもいなかった。(デビューは数年に一度のタイミングと聞いていた。)
ありのまま、君らしくいていいんだよ
もちろん、デビュー前から彼らの音楽、歌、スタイル、仲の良さはすごく好きで。
でもデビュー後の曲に込められている、一貫した「ありのままでいいんだよ」を
伝えるメッセージが、私の背中を押し、大きく人生を変えてくれた。
(詳細は以下それぞれの曲紹介コメントにて。)
以下シングルやアルバムでグッときたメッセージを紹介していく。
ちょっと長いけど、ヒストリーとしてぜひ見てほしい。
私も自分を見つめ直したいときに、あらためてこのnoteを開きたい。
(YouTubeって、こういうときすごく便利。早くサブスク解禁してほしいね。)
1stシングル:Imitation Rain
デビュー曲は言わずと知れたYOSHIKIさんが作詞・作曲。儚さと強さ。
1stシングルc/w:NEW WORLD
こんな青春満載の仲の良さ、でもその裏にあるいろんな苦労を乗り越えて
今の彼らがいることを知る一曲。聞くと元気をもらいながらも泣いちゃう。
よくバカレアで6人揃ってくれたよね…! 本当に奇跡だったと思う。
1stシングルc/w:光る、兆し
これもNEW WORLDにつづく、彼ら6人にしか歌えない絆ソング。
やっぱりこれも聞くと泣いちゃう。もう〜なんなんだよ〜〜!(褒めてる)
以下デビュー後初のライブツアーの映像より。0:50〜が光る、兆し。
1stシングルc/w:JAPONICA STYLE
彼らが初めてPVを作ってもらった、Jr.時代からの名曲。
デビュー前の2018年末、カウントダウンでも披露しているが、圧倒的貫禄。
この歌詞の一文が、自分を信じるきっかけになったのだと思う。
2ndシングル:NAVIGATOR
自分自身をどこまで信じていいのか、このまま過ごしていいのか?を
強烈に考えさせてくれた曲。
1stアルバム『1ST』:ST
自分を信じ、奮い立たせてくれる一曲。
SixTONESの中で、最もメッセージ性が強いと感じた。
ライブパフォーマンスでの彼らの熱量がえぐい。きょもの上ハモ、咆えも良い。
1stアルバム『1ST』:Special Order
なかなか刺激的な歌詞の中、自分たちのプライドのためにいつでも戦えるんだぜ!というメッセージも、自分を大切にするためのきっかけかもしれない。
1stアルバム『1ST』:Lifetime
「一筋の光、世界に祝福を」のメッセージと共に、
アルバム曲ではあるがショートPVが作成された曲。これも聞くと泣く。
荘厳な曲の中、メンバーのハーモニーと、一生を歌う歌詞が心に刺さる。
4thシングル:僕が僕じゃないみたいだ
デビュー2年目、SixTONES第二章の始まりとなった曲。
確かに、このシングルから「自分を信じる」メッセージ性がより一層強くなってように感じる。松村北斗主演の映画内容とリンクした歌詞が、実に良い。
5thシングルc/w:フィギュア
ポップな音楽と裏腹に、乗せられたのは残酷で皮肉なメッセージ。
ずるずると怠惰にのみこまれるこの感覚、すごくわかる。
でも自分を信じてありのままでいていいんだよと肯定してくれる。
2ndアルバム『CITY』: Rosy
初めて聞いた時はこれが表題曲…?と不安になったが、PVとTVパフォーマンスが最高すぎて印象がひっくり返った曲。
映画スパイダーマンの主題歌であり、マーベル好きであるきょものハイトーンがここぞとばかりに楽しめる。
6thシングル:共鳴
この曲を聞いて、転職をし、自分の生き方を変えられたと言っても過言ではない。
自分の今やっていることは賢明なのか、本当になすべきことはなにかを考えた。
背中を押してくれて、本当にありがとう。
7thシングル:わたし
ラブソングでありながら、隠していた本来の”わたし”があらわれる。
その様が、どうしようもなく自分自身の生き方をも揺さぶられた。
「共鳴」「わたし」の2曲で、自分の生き方を変えようと決められたので、
この出会いには感謝してもしきれない。
8thシングル:Good Luck!
もう歌詞をすべて掲載したいぐらい、彼らの応援ソングのNo.1かもしれない。
やっぱりその応援の軸は「君らしくいて、いいんだよ」なのが優しい。
彼らの伝えたいだろうこと
一貫して一人ひとりを尊重し、受け止めて、背中を押すメッセージ。
それは彼ら自身の成り立ちにも関係しているのかもしれない。
SixTONESは2012年の「私立バカレア高校」というドラマで集まった6人。
人気は凄まじく、そのままグループになると思われた。
しかし、そのあとはジェシー・北斗のペアの活動が多く、ほか4人は別で活動することが多く、6人で揃うことがなかなかなかったという。
その後、「やっぱり6人でやりたい」というジェシーの声をもとに、
ジャニーさんに「1曲だけでいい、6人でやりたい」と直談判。
それにより、2年ぶりに6人でステージに立ち、グループ結成に至ったという。
(この2年間、いかに本人たちにとっては長く、辛かっただろうか。
実際、メンバーの中には事務所を止めようと考えていたものもいた。)
ジャニーさんから「6人それぞれの個性を出せるように」と、
SixTONESと命名された。
ここには書ききれないが、6人ともにさまざまな経験をし、ときには悲しく悔しい思いも山のようにしてきた中で、お互いの個性を認め合いながら進んできた。
(このあたり、詳しくはMyojo1万字インタビューを探して読んでほしい。)
だからこそ、「ありのまま、自分らしくいていいよ」を
自分にもまわりにも伝えているのだと思う。
そして、そのニュアンスが嘘偽りなく伝わってくる。
ドキュメンタリーでもその様子は伺えるので、こちらもぜひ。
(ROTはやや演出に???と思うこともあれど、メンバーの直の声が聞けるので
参考までに紹介しておく。)
むすびに (3rdアルバム楽しみ!)
このnoteに出会って、SixTONESの曲を聞いて、
1人でも自分を信じられるようになる人が増えたらいいなと願っている。
本当にありがとう、SixTONES。
1/4リリースの新しい3rdアルバム『声』も楽しみにしてるね!
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