6.度重なるセクハラ

おとなしくて自分の意見も言えない、
他人の顔色ばかり伺ってずっといい子だった私が
自分のやりたい事を見つけ、本当の笑顔を取り戻すまでのストーリー。

続きです。
途中の方は私のSTORY 1話から読んで下さいね(*´꒳`*)


私が通っていたのはアルバイト禁止の高校だったけど
バレないように平日は喫茶店、休みの日はホテルや民宿でバイトをしていました。


民宿は高1の夏休み、毎日のように行ったのに
親の知り合いだったので時給も聞かされておらず
結局、浴衣1着分のバイト代しか出ず、

高2からはホテルでバイトを始めたら
そこのオーナーに気に入られてしまい

まかないを食べる時も
いつもオーナーの真横が私の定位置で

食事は2人で一つ。

一緒のスプーンで 「あーん」と
食べるのを要求され
一口食べたら
そのオーナーが口をつけるので

それ以上は食べたくなくて

「もういいです」
と。


そんな状況に耐えられなくて
バイトは辞め

高校を卒業して今度はファーストフード店でバイトを始めましたが

両手がふさがっている時に
店長に胸を触られるのが嫌で、2カ月もしないで辞めました。


昔はセクハラなんて言葉もなかったし
電車で痴漢にあっても 周りも見て見ぬふり。

後ろからずっと知らない人に抱きしめられた時なんかは、

小さい声で「やめて下さい」って抵抗するのがやっとだった。

電車を降りてから、

「あなた、大変だったわね」と

知らないおばさんから話しかけられた時は、

わかってたなら、どうして助けてくれなかったの?と

余計に泣きそうになりました。

続きます。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?