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会社員かフリーランスか、ママになったらの話

現在、育休中の会社員デザイナーママのまきすずです。

子どもが産まれる前のさらに前の結婚した頃、会社員を辞めてフリーランスに挑戦しようかどうか悩んだ時がありました。

結果、デザイン会社で会社員として落ち着いてはいますが、なぜフリーランスを選ばなかったのか、会社員ってどうだったのかをまとめたいと思います。

これから結婚して子どもも欲しいと考えつつも、フリーランスになりたいなと悩んでいる、現在会社員の方の参考になればと思っています。

フリーランスか会社員かで悩む

結婚のタイミングというのもあったのか、フリーランスで生きるということに憧れや興味が出てきて、どのように稼いでいくのかをたくさん調べていました。

だけど、いざフリーランスとなるとなんの後ろ盾もなくなります。

それは毎月決まった額が入ってくるという給料だけの話ではなく、

社会保険や税金など勝手に給料から引かれてくれているおかげで仕組みを知らなくても問題のない生活、

自分で営業をしなくても仕事が入ってくる楽さ、

そういったことがすべてなくなり、すべて自分で営業をしてお客を掴むこと、さらに税金関係の仕組みを理解し払い続けることなど、

フリーランスとしての覚悟がわたしにはあるのかということに少しの躊躇がありました。

そして結婚するということは、子育ても始まるかもしれないということが頭をよぎりました。

もちろん決して『結婚=子ども』ではないですが、可能性はグンッとあがります。

『子どもを作らない』という選択をすれば、遠慮なくフリーランスに挑戦して、1日中仕事に専念するということもできます。

いわゆる保守的な考え方かもしれないです。

でも、この育児が始まるかもしれないというタイミングではとっても大切な考え方だったなと改めて思っています。

結果、会社員としていることにしたメリット

結果、会社員のまま結婚、妊娠、出産、そして子育てをスタートさせ、会社員デザイナーとして二児の母になりました。

子どもを産む前にフリーランスではなく、会社員のままで良かったなと思った点をまとめてみたいと思います。

産休、育休が取れる

これが最大のメリットですね。

育児に専念していても、会社員のように固定で給料が入ってくる。この安心感は慣れない育児生活をする上では心強かったです。

そう、出産、育児と初めての経験、慣れないことだらけ、パニックだらけ、常に新たな悩みが出てくるのが育児です。

そんな時にひとまずお金が入ってくるという状態はお金の面での安心感を得られました。

体調に合わせて無理なく働きやすい

妊娠、出産ってみんながみんな順調ではないです。妊娠した直後からその戦いが始まること、お気づきでしょうか?

まず妊娠すると、『つわり』が始まりますが、第一関門です。ここで苦しみます。

個人差はあるものの、つわりがひどい人は仕事どころではなくなります。

心の余裕なんてありません。

幸い自分のつわりは軽い方だったので、仕事し続けていましたがつわりの苦しさで仕事を休む人も多いと思います。

そんな時でも有給があるおかげで、休みやすいです。仕事を休んでも給料が入ってくるという仕組みは本当にありがたいですね。

さらに、妊娠中は定期的な検診もあり、休みは多くなりがち。有給を使えれば、給料減らさずとも、仕事を休んで自分の都合で検診にも行けるので楽です。

副業に挑戦もしやすい

子育てに慣れてくるとなんとなくでも自分の時間ができてきます。(もちろん個人差ありますが…)

その為、育休を利用して新たな資格を取ったりはもちろん、わたしは将来的にフリーランスになることを見通して副業に挑戦しました。

もちろん育児優先なので、限られた時間の中ではありますが、フリーランスの練習のような感覚でどのように仕事を作るかを考えたり、実際給料以外の収入が入ることの喜びを感じることができました。

この限られた時間を使うということが、またポイント!

子どもがいても、いかに時間をうまく使って効率よく仕事をしていくかを考えます。

ママって時間術が超大切だし、必須スキル!!働いているいない関係なく、自分の時間を作るためにみんな必死になっていると思いますが、このスキル、並大抵のことじゃないと思うんですよ。

保育園に預けやすい

これは仮説ですが(実際フリーランスの立場で保育園の入園をやったことがないので)、保育園への入れささやすさも、フリーランスよりは会社員の方が点数が高いのかなと。

保育園入園の申込み書類には会社に記載してもらう書類もあります。その為、どれくらい保育を必要としてるかが明確ですね!

フリーランスだと、この辺がどうなるんだろかわからないですが、保育園激戦区の場合、多少の有利さはあるんじゃないかと感じました。

復帰後も子どもの病気に合わせて有給取得しやすい

育休中ばかりに目がいってしまいますが、復帰後のことも非常に大切です。

なんてったって、子どもはすぐ熱だします。それに合わせて、仕事は出来なくなります。

もちろんただの風邪程度だったらすぐに治りますが、感染症だと熱は下がっても登園拒否になる可能性もあります。そうすると、普通に1週間保育園は行けなくなる場合も起こりえます。

ちなみに熱が出やすい子は月に一度は熱をだすとも聞きますので、保育園に入れれば問題なしではなく、預けてからも注意が必要です!!

まとめ

フリーランスとして妊娠経験がないのでわからないですが、少なからず会社員は『出産手当金(分娩費用のとは別の出産予定日を基準にした出産前と後の手当金)、育児休業手当てが補償されているので、お金周りの安心感は得られます。

もちろんフリーランスといってもどのような形でお金を稼ぐか次第では会社員よりも自由がきく方が子育てはしやすいかもしれません。

でも慣れない育児がスタートする時は、少なからず仕事での不安というものを抱えないで育児がスタートできるといいのではないかなと思っています。

わたしは収入や税金系の面で会社員としての恩恵を受けているので、心の余裕をもって育児が出来ているので良かったなと思っています。

実際に、想像していたよりも妊娠から子育てに慣れるまでは時間がかかり、仕事どころではないなと思いました。

今回は、2人目育児を会社員として経験した視点でお伝えしました。

これからの未来をどう生きるか悩んでいる独身女性の方に届きますように。

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