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今年もJICAの研修講師を務めた〜地域活動が国際協力活動に〜

きのうは総務省「ふるさとづくり大賞」取材の縁で依頼をいただいているJICAの研修講師の仕事でした。

JICAの研修事業・・・開発途上国の様々な課題解決を後押しする日本の技術協力事業の一つ。政府開発援助の最初の事業として、1954年に開始されて以来、今日では年間約1万人の開発途上国の国づくりを担うリーダー達を受け入れている。

JICA(国際協力機構)資料より

今回はボリビア、コロンビア、エルサルバドルなど中南米11カ国の経済開発に関する省庁、地方自治体、NGO職員の方等15名が研修生として来日されました。

研修生の皆さんは2週間日本に滞在。最終日には研修の学びをアクションプランとして発表する。

私は自分自身の富山県氷見市での経験をもとに「関係人口」による地域振興のお話をさせていただきました。

研修生の皆さんはスペイン語圏なので、通訳さんがついてくれた
自己紹介のスライド(スペイン語)
私が関係人口として活動している富山県氷見市の八代地区のスライド

また、東京港区のボランティア団体「芝の語り部」の先輩である川上利春さんとコラボ。川上さんにまち歩きのガイドをしてもらいました。

研修生の方からニットの帽子をもらって喜ぶ川上利春さん(79歳)

JICA東京周辺には有名な観光スポットはありませんが、狭い路地、下町の雰囲気を残す商店街、そして旧玉川上水。東京の意外な一面を研修生の皆さんは楽しまれていたように思います。

川上さん作成のJICA研修用のオリジナルコース

地域活動が国際協力活動に。
穏やかな陽気でいい一日となりました。


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