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各地の「ゼブラ企業」に思いを馳せる
突然ですが、ゼブラ企業って知っていますか?
私は先日の日経で初めてこの言葉を知りました。いったいどんな企業なのか、記事を読んでもあまりイメージがつかず…ふーんという感じでした。
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それが記事の翌日、昨年取材した東シナ海の小さな島ブランド株式会社のヤマシタケンタさんがFacebookで「ゼブラ企業に選ばれました」とコメントされていたので、急に興味を持ちました。ヤマシタさんの活動をウォッチしている人間として、これは勉強しなければいかんと(笑)。
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ゼブラ企業とはアメリカで生まれた新しい概念だそうです。収益確保と社会貢献という相反しているように見える目標の両立をシマウマ(ゼブラ)の白黒のストライブ模様になぞらえて名づけたものです。
従来のスタートアップ企業を指す『ユニコーン企業』と対比すると理解しやすいかもしれません。ユニコーン企業は急成長と高評価(設立10年以内、評価額が10億ドル以上)を目指しているのに対し、ゼブラ企業は持続可能なビジネスモデルを重視し、社会や環境にポジティブな影響を与えることを目的としています。
そんなわけで6月11日、中小企業庁は過疎化や産業衰退といった地域課題を解決するためのモデル企業20社を「ゼブラ企業」としてはじめて選定しました。
*20社のリストはこちら
ヤマシタさんを含む、3社の代表は総務省の「ふるさとづくり大賞」を受賞されたことがあるので、私は動画取材をしたことがあります。
皆さん人間的にも魅力的です。自分の会社の利益だけでなく、島とか市町村とか、地域全体の利益を生み出そうと事業をされていることが共通しています。まさに新しい資本主義のローカル版と言えると思います。
ゼブラ企業に興味のある方は以下の動画をぜひご覧ください!
石川県能登地域:株式会社御祓川 代表取締役社長 森山奈美さん
島根県大田市:株式会社石見銀山生活観光研究所 所長(当時) 松場登美さん
鹿児島県 島嶼地域:東シナ海の小さな島ブランド株式会社 代表取締役 山下賢太さん
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