ビーバップな彼との交換日記
もうすぐ13歳になる娘に誕生日祝いのメッセージを書いた。
書きながら、ペンで綴る文章がどこかぎこちないことに気づく。
こうしてタイピングで打つときには、文章を打ちながら直ぐに訂正できるから、早く文章を打つ自分に自惚れながら指を必要以上に動かしている。
自分最速タイピングはそれが例え稚拙な文章だとしても、”私は仕事のできる女だ”と錯覚させる。
カッコつけながら間違いだらけの文字を打っては消し、そして打ち直し文章を作り上げていくのがこの頃の常だ。
久しくペンでメッセージなど書