推しは推せるときに推せ!
独身時代に足繁く通っていたお店が閉店を迎えることになった。
千葉県船橋市にある「PANNACOTTA」
カフェ巡りを始めたキッカケであり、ぼんやり思っていた「自分のお店を持ちたい」という気持ちを奮い立たせてくれた原点。
転職するまではいろいろ話を聞かせてもらうくらい通っていた。
しかし、年明けには告知されていた閉店の話を知ったのはほんの数ヶ月前のこと。(インスタもLINEもフォローしていたのに不覚....!!!!)
改めてインスタを見ると、連日満席ということだったので、とりあえず空いている日に予約をした。
初めて伺ったのはなんと13年前!
当時のブログを引っ張り出してみる(笑)(お目汚し文章失礼)
最後に伺ったのが、結婚して長女の妊娠がわかった頃。(安定期前でこっそりマタニティマークをつけていたのも懐かし話)
それからなんと8年が経過してしまっていたらしい。
伺うまでの間に少し時間があったので、お店のブログやインスタを読み返した。
途絶えることなく更新されているブログは13年の歴史を感じさせられて、行く前から涙。
店長をリスペクトしていて、その背中をずっと見つめながら二人三脚で歩んでいる奥様の愛あふれる文章、閉店を決意した裏側、未来の話が綴られていて、それにも涙。
当日大丈夫か....?と不安になりつつ、その日を迎え、お店に向かう道中も、懐かしさに胸がギュッと締め付けられるような感覚になった。
お店に入ると、最後に会った時よりも少し白髪が増えたご夫婦が出迎えてくれた。
それでも「元気だった?」と掛けてくれた声は全然変わっていなくて。
お客様ファーストで熱い想いを持って、美味しい料理を作る店長と、明るい笑顔と丁寧で手際の良いサービスでそれを提供する奥様...
まさに阿吽の呼吸。
料理も何にするか悩んだけれど、初めて見る「パイがのってる濃厚デミグラスソースパスタ」をチョイス。
パイを崩しながら、ソースと絡める斬新なパスタ。
店長が作る独創的でおいしい料理。
そして、当時から大好きな自家製フォカッチャとスイーツ。
短い時間だったけれど、懐かしさを感じるには充分な時間だった。
本当に小さいお店だけれど、たくさんの人たちの愛が溢れんばかりに詰まっているお店。
それもずっと変わっていない。
「私もいつかこんなお店を夫婦で開きたい!」と思わせてくれた場所。
8年越しに改めてそう思わされて、熱いものが込み上げて来た。
それと同時に思った。
何でもっと通わなかったんだろう....と。
たくさん話を聞きたかったし、しておきたかった。
何より、店長のおいしい料理をもっと食べたかった。
推しは推せるときに推せ!
と言うけれど、本当にその通りだと思う。
そして、会いたいときに会いに行く。
またいつか…そのうち…は存在しない。
でも、今回の閉店は新しい挑戦のための準備期間だということなので、これからを楽しみに待ちたいと思うし、始動した暁には何かしらで貢献できたら良いなと思っている。
ひとまず、13年半お疲れ様でした!!!
▼奥様の愛あふれる最後のご挨拶(泣ける〜!)▼
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