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BMPCC 6K Pro/SONY α7Ⅳ/SIGMA fp Lの3機種を使用して作成したMVを作りました。Gum Girl「ブルーポップ」

こんにちは。まきおです。
最近、MVの制作が少なかったのですが、久しぶりに「ザ・Music Video」といった感じの作品を制作しました。

「Gum Girl ブルーポップ」

BlackMagic Pocket Cinema Camera 6K Pro

今作は初めて、BlackMagic Pocket Cinema Camera 6K Pro(BMPCC 6K Pro)を導入して制作した映像です。

映像の8割はこのBMPCCで撮影しています。
ミラーレスカメラに近いコンパクトサイズながら、本当にシネマクオリティの映像を吐き出してくれる、美しいカメラです。
ブラックマジックのRAW動画、BRAWがとっても便利で美しい。

SIGMA fp L

また、今作はSIGMA fp Lも使用しています。
これは、虫の死骸や枯れた花など、「夏の寂しさを感じるような素材」を集めるときに、普段僕が持ち出して日常の中で見つけた瞬間を撮影していました。

fpはとっても軽いので、いつもどこでも持ち出すのに最適です。
fpはBMPCCと同じくRAW動画が撮影できるのですが、こちらはCInemaDNGという規格。
写真のRAWデータであるDNGと基本同じ仕様なので、写真と動画の切り替えが最もスムーズなカメラだなと感じています。

SONY α7Ⅳ

最後に、屋久島の素材も一部使用しています。
これは僕の奥さんが今屋久島に住んでいるのでいて、毎月僕も屋久島に行っているのですが、そのときに撮影した海や町の素材を使用しています。

ちなみに、フリーランスの東京屋久島に拠点生活のお話はこちらです。

それぞれのカメラの違い

僕個人としては3つのカメラを一つの作品内で使用するのは初めての経験だったのですが、それぞれの機種の映りの特徴がわかって面白かったです。

・BMPCC:映画的な映りで雰囲気や空気感も写すような絵。絵力は最も感じる
・fp L:フィルム的。フィルム写真の再現などに向いていそう、古い演出など
・SONY:パキパキ。現代的。誰が撮っても美しく撮れるという科学を感じる

それぞれ違いを感じながらも、一つの作品に落としこんでもそんなに違和感なく作れたのが面白いところでした。
映画でも複数機種のカメラを使用することもあるようなので、もしかしたらそこまでシビアにならなくてもいいのかもしれません。

もしよければ、YouTubeにてさらに詳しくお話ししています。

こちらもよければぜひに。

これからもいろんな作品を作っていきますのでどうぞよろしくお願いします!

鳥越万紀雄(とりごえまきお)
フリーランスのビデオグラファー(映像制作)&ドラマーとして活動。映像は自身のMVを制作するところから足を踏み入れ、会社紹介動画やWebCMなど幅広く制作を行う。YouTubeにて映像に関する知識も発信中。
ロックバンド「shannons」のドラマー。きのこが好き。
映像制作のご相談はお気軽にメールか各種SNSのDMまでお願いします。
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