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【中堅ブログの教科書】月間70万PV越えの2つのブログを運営して実践した施策と事例集

はじめまして。インターネットが好きな薬学生のまきおと申します。このnoteは、僕がこれまで運営してきた2つのブログメディアの経験をまとめたものです。

昨年、慶應大学SFCのメディア系ゼミにお誘い頂きプレゼンした内容を元に(10%くらい)、新たに立ち上げたブログでのノウハウを加えて作成。購入してくれる方の役にたつように、できるだけ再現性のあることを事例を交えて書いています。

どんなブログを運営してきたのか?

M-Labo(http://mlabo.net/)
医療学生の共同ブログ
Wordpress使用
2013/11開設、月間最高70万PV(SNS流入主体)
Facebookいいね数:2741

薬剤師国家試験のゴロ覚え方(http://www.yakugoro.com/)
国試受験者のためのゴロ覚え方の検索サイト
はてなブログ使用
2015/7開設、月間72万PV(検索85%流入)

どんな人に最適なnote?

・10万PVから次のステップに踏み出そうとしている方
・ブログというより、小規模メディアを運営していると考えている思想の方
・有名ブロガーのように個を出さないで、運営している方
・地道な改善やPDCAが大好きな方
・メディア大好きな方

注意書き

・あくまでも個人の経験や事例を書いています
・記事の書き方とかではなくマーケティングに近い内容です
・マネタイズについては書いていません
・目次を読んで惹かれたら購入ください

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目次(全9500文字、作成スライド17枚)

前半は分析→施策について、後半はPVを噛み砕いて個々の施策について

分析をして施策を行う

データって何のために使うんだっけ?
GAの数値解析目的は記事改善の優先順位をつけること
Google Analyticsのマイレポート
テンプレートを1クリックで取得しカスタマイズ
【事例】サイト内検索は宝の山

検索数があるが低競合のキーワードを見つける

競合分析ツール:similar web、SEOチェキなど
「ふーん」・・・で終わっていない?
【事例】やぎろぐを使って、キーワードを見つけてみた

【コラム】バズるとドメイン強化がされるのか?

LIGのPV推移における、バズとドメイン強化
【事例】薬ゴロにおけるバズとドメイン強化

施策に目的と数値意識を持たせる

「○○をしよう!」何のために、どれくらい増えたらいいの?
「PVは悪!!」という風潮もあるけど、そもそもPVって?

新規ユーザーを獲得する

想いのある記事は、SNSで攻めの拡散をしよう
【事例】Facebookグループでの拡散
mixi死亡?そんなことない!まだ活発なコミュニティーは穴場に
【事例】twitterでの拡散
 ①検索で直接想定読者にアプローチ
 ②アンケートから記事誘導でURLクリックが2倍に
 ③1記事で3度おいしい、Twitter拡散は3パターンを用意する

固定読者を獲得する

結局、登録数が1番肝心。まずは増やさないと意味がないよね
なぜか日本語で紹介記事がない、超便利なポップアップ登録ツール
【事例】1週間で80登録!3週間で190登録に

広告なしで2700いいねに!小さいサイトでもやればできる
【事例】どこも紹介していないFacebookページいいねの増やし方

再訪問ユーザーを増やす

Webサイトをアプリのように使ってもらいたい
【事例】そうだ!ホーム画面に追加してもらおう

回遊率を上昇させたい

想定最大ユーザー数が少ない、じゃあ回遊率を上げよう
【事例】関連記事に1手間加えて、回遊率をアップ

今後のやろうとしている戦略(行ったら更新します)

Webプッシュ通知
DFPスタンダードで個人ブログが純広告を配信
インフィード広告
記事広告

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購入資金について

noteで頂いたお金は、薬学部での勉強の専門書購入、Webプログラミングの専門書購入資金にさせて頂きます。

分析をして施策を行う

データって何のために使うんだっけ?

僕はGoogle Analytics(今後はGAと略します)のデータを見ているのが大好きです。リアルタイム表示にして、ユーザーの流入経路や遷移を1日中眺めていても苦になりません。でも、見ていて面白いけど見ているだけじゃ何も改善しないのが数値。

データ分析の専門家でもなく、GAIQ(Google Analytics Individual Qualification)を取得した訳でもない。でも分析って、数値を見て、仮説をたてて、考えて実行し、また分析する。その繰り返しなんじゃないかと思っています。

GAの数値解析目的は記事改善の優先順位をつけること

じゃあブログやメディアにとって、どんな仮説をたてて、どこを改善してばよいのか?ここで基本的なことを考えてみると、GAのデータというのは既存の記事についてのデータですよね。当たり前ですが(笑)

ということは、過去記事を改善するためにあるんです。悪い記事を良い記事に。良い記事をもっと読まれるように。

ただ、ブロガーには時間が限られています。新しい記事も書かなきゃいけないし、サイトデザインを改善したり、他のブロガーの記事を呼んで仲良くしたり。なので、悪い記事を全部ではなく「どの記事を優先的に改善すれば良いのか?」という優先順位をつけることが目的なのです。

Google Analyticsのマイレポート

GAを普段どういう風に見ていますか?僕は最初の頃は、ユーザー>キャンペーン>オーガニック検索と開いて検索キーワードを見たり、行動>ページタイトル>行動フローなど、GAの中を行ったり来たりしていました。

見るのは面白いんですけど、時間がかかるんですよね。見たいデータをピピッ!と出力してくれて、その部分だけ見れれば良いんですけど。。。

と、そんな時に役にたつのはマイレポート。自分でカスタマイズをして、見たいデータを1枚に表示することができます。でも、この部分をカスタマイズするのは凄く難しいです。

テンプレートを1クリックで取得しカスタマイズ

そこで利用するのが、ソリューションギャラリー。自分でマイレポートのテンプレートを作成した世界中の人が無料で公開しています。ここから、まず自分の基本となるマイレポートを取得して、そこに肉付けする形でカスタマイズするのが、1番良いかと想います。

これで行ったり来たりすることなく、GAを閲覧することができ時間短縮になります。僕はこんな感じでリアルタイム表示を「アクティブユーザー」「ページタイトル」「参照元とキーワード」を一緒に見れるようにして、楽しんでいます。

ソリューションギャラリーで探すのが面倒くさいという方は、下記の記事から1クリックでまずは導入するのが良いと思います。
定点観測に便利なGoogle Analyticsのおすすめマイレポート設定
Googleアナリティクスのおすすめマイレポート(汎用型)
Googleアナリティクスのおすすめマイレポート(ユーザー分析用)
1クリックで完了するブログ運営のためのGoogleアナリティクスのマイレポート設定3つ

【事例】サイト内検索は宝の山

ここで1つ僕がGAを使って施策、改善をした事例を紹介します。GAは過去記事分析と言いましたが、もう少し応用して新しい記事を生み出すために使ってみました。

皆さんは内部検索って使っていますかね?僕は運営している薬ゴロは、独特なサイトである意味「検索サイト」と化しているので、例外的かもしれませんが。(/search?というページだけで月間PVの5〜7%あります)
有名な個人ブログだとあかめ女子のwebメモさんが内部検索をトップに配置していたり、記事数が多くなってきているサイトには配置されているかと思います。

ここで注目したいのは「オーガニック検索」と「内部検索」の違いです。

【オーガニック検索】
既にある記事をGoogleなどの検索エンジンからキーワード抽出している
【内部検索】
ユーザーがサイトに辿り着いて、欲しい情報をキーワードで検索する

僕は内部検索の意味は、「現在の記事にない潜在的なニーズの足跡を残してくれる」所にあると思います。自分が欲しいキーワードを入力して、検索結果を見る、そこに無かったら離脱しますよね。

要するに、
「内部検索で何回も検索されるのに離脱率が高いキーワード」
=ユーザーは欲しいのに、今現在は記事が無い
=これから優先して書くべき記事
となる訳です。

ここで1つ改善してみた例を数値と共に挙げたいと思います。上記の画像に9月1日から2ヶ月間の内部検索キーワードから、PV数があり、離脱率が高いキーワードを抽出しました。

目的の記事が存在しなく離脱したと考え、11月にキーワードに合わせた記事を制作しました。そして、12月1日から2ヶ月間で同じ内部検索キーワードを抽出した表が下にあります。

どうでしょうか?直帰率や離脱率が大幅に改善しました。つまり、目的の記事が見つけられた、ということです。ある程度記事のストックがあるブロガーは、「新しい記事何を書こう?」とネタに困ると思いますが、このようにして需要のある記事を創出してみてはいかがでしょうか?

検索数があるが低競合のキーワードを見つける

◆競合分析ツール:similar web、SEOチェキなど◆

「おすすめの競合分析ツール」などと言って、similar webSEOチェキが紹介された記事を良くみかけます。最近はどんどん便利ツールが出てきているのですが、ちゃんと使えているのか?と考えると疑問が生じます。

◆「ふーん」・・・で終わっていない?◆

同じテーマや競合サイトのSEO対策状況やdescriptionを見たりして、全体のキーワードや流入経路を見るのは良いんですが、それで何をするんでしょうか?僕も「webツール好き」で何でもとにかく使ってみる方なのですが、1つの例としてSimilar Webで競合サイトを分析して、検索流入を期待できる新規キーワードを見つける。ということをやってみました。

◆【事例】やぎろぐを使って、キーワードを見つけてみた◆

やぎろぐは八木仁平さんが運営する個人ブログであり、ブログサロンの運営や収益の公開などで話題に上がる事が多いですよね。僕も人気にあやかり分析対象とさせて頂きました。

ここでの目的は、やぎろぐの記事の中で検索流入の多い記事を推測し、そのキーワードを解析。検索数のあるキーワードを違う視点で新しい記事を創出できないか考える。ということです。単純にやぎろぐさんの稼ぎ記事を知りたい。とい目的でも良いと思いますが。。。

まず、Similar WebにやぎろぐのURLを入れ、下の方にあるオーガニックキーワードという項目を見つけます。どういう記事キーワードの検索が多いのか、無料版だと5つ確認することができます。(精度は不明)

また人気記事はPV数が多い順番と勝手に考え、含めてみました。Wordpressやはてなブログの人気記事は、月間や週間PVで表示してあり参考になります。競合先から見れば情報を出しているということですね。

そして、SEOチェキとGoogleキーワードプランナーでキーワードと記事を解析すると下記になります。

相席屋って110000回も検索されるんですね!!これは驚きだ。そして、やぎろぐの記事は、店舗のサイトが4件、Naverまとめ、やぎろぐ記事。という風な配置で6位に付けています。

ヒッチハイクについては、運営報告の記事に下記の記載があるので、2位で検索ボリュームから少し減り5000人くらい。ということなのでしょう。意外と「mac おすすめ アプリ」の検索数が少なく驚いています。

例えばぼくは「100回して分かった、ヒッチハイクのコツ総まとめ」という自分の経験を記事にまとめています。この記事はGoogleでヒッチハイクって検索したらWikipediaの次に表示されます。この記事は月に5000人くらいの方に読んでもらえています。
http://www.jimpei.net/entry/blog59

この表から推測すると、やぎろぐの検索流入での順位と流入数は
1位:相席屋   :1〜3万人くらい?
2位:ヒッチハイク:5000人
3位:ボードゲーム:3000人
になるのでは?
そして、もしやぎろぐの相席屋記事とは違う視点や、新たなキーワードが追加される形での記事作成は、1つやってもいいかも。と思う数字ですね。ただ、これは勝手な推測記事ですし、記事のマネをするのが良い訳ではないです。

ここで一旦コラムで小休止。

【コラム】バズるとドメイン強化がされるのか?

独自ドメインを取得して、最初の頃は検索流入が少なく悲しい時期が続きますよね。もちろん質の高い記事を書き続けて溜めてはいるんですが、自分の記事より質が低い記事が上位に検索されたり。

そこで密かにバズるとドメインが強化される。という噂を聞いたので資料と自分のアクセス数をみて考えてみたいと思います。

◆LIGのPV推移における、バズとドメイン強化◆

LIGブログは今では誰もが知っているオウンドメディアですが、当初はそこまでPV数が無かったんですね。しかし、社内で記事を生成し出し続けることにより成長しています。そのPV数の推移をみると、バズがドメイン強化に関与していることが見て取れます。

2012年9月でバズがあり、10月に8月の倍以上のPVがあります。1ヶ月に過去の記事数を超える膨大な数を出した訳ではないと思うので、これまでの過去記事の流入数が増えた。ドメインが強化されたと言えます。その後もそのような傾向が続いています。

Webメディアが月間300万PV集めるためにやったこととは?【株式会社LIGの場合】

◆【事例】薬ゴロにおけるバズとドメイン強化◆

次に運営している薬ゴロを見てみます。LIGのように月ごとの棒グラフではないので分かり辛いですが、小バズが3回ほど起きています。これはLIGの件を見て、バズも必要だと思い速報性の高い拡散する記事を意図的に作成した経緯があります。

そこまで顕著に捉える事はできませんが、検索流入主体で運営しているメディアにとって、ドメイン強化をするためには意図的なバズが1つの手段となりうるかもしれません。

施策に目的と数値意識を持たせる

「○○をしよう!」何のために、どれくらい増えたらいいの?

メルマガをしよう!Facebookいいねを増やそう!PVアップのノウハウ系記事を読むと色んなことが書いてあります。でも何のために、読者のために?どれくらい数値が増えたらいいのか?考えた事がありますか?

僕は正直な所、あまりありませんでsた。1つ1つの施策については理解していたつもりでしたが、全体を俯瞰してみて、ここをやるべき。とは言えなかったんです。次の話題として、PVとは何か?少し戻って考えてみたいと思います。

「PVは悪!!」という風潮もあるけど、そもそもPVって?

○万PV!○万PV!と月初めには、見ない日がないくらい報告されるページビュー。その数字は結果として気持ちのよいものですが、施策を考える上ではもう少し分解する必要性がありそうです。

ページビュー(PV)の定義を整理してみると、
ページビュー =セッション ✕ (ページ/セッション)
ページビュー =訪問数   ✕ 回遊率
となります。

つまり、「訪問数を増やす」か「回遊率を増やす」ということがPVの増加に繋がります。そして、回遊率とは1訪問当たりに何ページ見られたか?ということなので、すぐに離脱する直帰率を改善する。ということが施策になりそうです。

もう少し分解してみると、
訪問数 = (新規ユーザー+再訪問ユーザー)× 訪問頻度
となります。

これらの施策を考えると、下記になります。この1つ1つの施策を具体的事例を交えて解説することで、自分のブログやメディアへの役にたてれば幸いです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
新規ユーザーを増やす →攻めのソーシャル拡散
再訪問ユーザーを増やす→検索サイトと印象を与える
訪問頻度を増やす   →メルマガ、ホーム画面追加
回遊率を増やす    →直帰率の改善
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

新規ユーザーを獲得する

想いのある記事は、SNSで攻めの拡散をしよう

僕はこれまで長期間続けたブログやメディアとして、「わらしべ長者で世界一周航空券をめざす!?」「M-Labo」「薬ゴロ」の3つを運営してきました。特にちょうどmixiやFacebook、TwitterなどのSNSの普及と重なっていたため、SNSをうまく使うことは重要な課題でした。

さらにM-Laboでは、ライターが書いた想いの乗った記事をどのように多くの人に届けるか?せっかく書いてもらったのに、読まれなくては意味が無い。と常に考えていました。そこで、自分なりの攻めのSNS活用をそれぞれでしてきました。ここでは、新規ユーザーを獲得するためのSNS活用事例を交えて解説したいと思います。

【事例】Facebookグループでの拡散

2013年11月に開始したM-Laboでは、特にFacebookの活用を重視していました。小規模メディアで広告を出す予算がなかった。M-Labo自体が実名制であり、運営者やライターの個人のFacebook人脈もうまく使う事ができる等の理由がありますが、大きな理由の1つにFacebookグループがあります。

Facebookページへのいいねが数百しかなくても、参加グループの人数が膨大であれば、その力を少し借りる事ができると考えたのです。そこで、媒体力がつくまでの初期には、自分達の記事のカテゴリーに合うFacebookグループの規模を調査し、迷惑がかからない頻度で投稿をしていました。

単なる拡散にならないように文言を工夫すること。管理人さんのポリシーを確認すること。これを守れば個人運営の記事拡散の大きな原動力になります。

mixi死亡?そんなことない!まだ活発なコミュニティーは穴場に

mixiを使っている人はもういない。誰しもそう思っていると思います。僕の周りでもいませんが、分野によってはまだ活動率が高い所があることを知っていても損がないかもしれません。

1つの例を示すと、僕は登山が趣味でmixi利用時代には良く使っていたのですが、2016年2月現在においても多くのコミュニティーで更新があります。また、登山仲間のマイミクは30代以上の方が多かったためか、まだTwitter等と同じ感じで呟いている人もいます。

メッセージで聞いてみると、他のSNSはあまり使っていないようなので、30代以上に刺さる記事を書いている場合は新しい開拓場所になる気がします。

【事例】twitterでの拡散

Twitterでの拡散も未だに衰えることなく期待が持てる流入源です。過去記事を呟くツールや、更新と同時にツイートすることが多いと思いますが、ここでは少し趣向を変えて「攻めのTwitter活用」を紹介します。

①検索で直接想定読者にアプローチ

特に拡散の初速を付ける場合に有効と思われるのが、記事のニーズがあるユーザーを「検索」で見つけ、直接届けてしまう。という方法です。これは、ツール系や問題解決の記事に有効だと思います。

例えば、「米国の同性婚合法化を祝う際にFacebookプロフィール写真を虹色にする」ということがありました。この理由や方法を書いた時に、「何で虹色にしているんだ?」「どうやったらできるのか?」というツイートを検索し、紹介することで多くの場合にリツイートを獲得することができました。

②アンケートから記事誘導でURLクリックが2倍に

普通にTwitterでタイトルとURLを呟くことが多いと思いますが、少しの工夫でクリック率が上昇した施策もあります。Twitterアンケートは、投票するハードルが低いのか多くの票を集めるため、その人達を記事を読んで貰えないか考えました。

そこで、アンケートのReとして、アンケートに関連した記事のURLを投稿すると通常のつぶやきと比べてクリック率が2倍になったケースがあります。

他にも問題を出して→Reで答えや解説は記事で。というパターンも良い結果がでました。

◆ ③1記事で3度おいしい、Twitter拡散は3パターンを用意する

海外のネットメディアやハフィントンポストで行われている有用な拡散方法として、1記事に複数のタイトルを考え、SNS拡散では投稿名や画像を変える。という施策があります。

こちらも地味な施策ですが、Facebookと違い閲覧接点が少なく記事が流れてしまうため、複数回投稿をしても嫌がられないTwitterならではの施策になっています。

記事のタイトルを付ける時に候補を考えると思いますが、メモを残しておくことで考えた題名を無駄にせずにすみます。

固定読者を獲得する

結局、登録数が1番肝心。増やさないと意味がないよね

固定読者に少し長めの文章で運営の想いを伝えたい。そう考えて先月にメルマガを始めました。そこで、メルマガ作成や配信ツールを探し始めました。

他の媒体がどのメルマガツールを使っているか?複数のメルマガに登録したり、登録画面のコードをみる事で比較をしていった所「MailChimp」に辿り着き作成と配信ツールとしました。

ただ、配信することが決まっても肝心の相手がいないと意味がありません。「MailChimp」にも下記のメディアの登録画面のようなCSSカスタマイズを行ったフォームがありますが、もう少し訴求力のあるものはないか?そう考えていました。

なぜか日本語で紹介記事がない、超便利なポップアップ登録ツール

ネットサーフィンをしていた時に、たまたまパソコンの右下から「スルっ」とメルマガ登録画面が出てきたことはありませんか?そう、決められた行動により出てくるポップアップウィジェットです。

これを何とか無料で使えないかと、海外のWebツールを含めて探して辿り着いたのが、「GetSiteControl」と「Leadin」です。特に「GetSiteControl」はほぼ日本語で紹介されていないのですが、これが無料かと思うような性能になっています。

・60%スクロールしたら
・滞在時間が30秒を超えたら
・ページ遷移した時に

などメルマガに登録する確率の高いユーザーに、任意のタイミングを指定して表示できるのです。ツールの導入方法や解説は下記の参照記事に譲って、この2つのWebツールを使いメルマガ登録を促した結果を記載したいと思います。
(このnoteが好評であればツールの登録や使い方も追記したいと思います)

【MailChimp】
「MailChimp 無料で使えるメール配信サービスの使い方」
無料のメルマガスタンド「mailchimp」が良さげです。

【Leadin】
なんと無料!!「Leadin」の5つの特長 (無料で始めるBtoBマーケティングオートメーション入門 

【事例】1週間で80登録!3週間で190登録に

僕の場合は、「GetSiteControl」をスマホ用に「Leadin」をPC用に設置し、利用しています。はてなブログで使っていますが、1行コードを書いただけで設置することができます。

その結果、1週間で80登録、4週間で190登録をしてもらうことができました。メールアドレスを登録するハードルを考えると、まずまずではないでしょうか?

MailChimpでの配信も開封率は60%を越え、HTMLメルマガも簡単に記載ができ、個人単位でも充分運用できます。

広告なしで2700いいねに!小さいサイトでもやればできる

Facebookページのいいねは拡散力にもなり、どのサイトも獲得したい所ですが広告を打たないで増やすのはかなり苦労します。ただ、M-Laboの場合は小規模ながらも2700を超えるいいね数を獲得しました。

ググれば様々ないいねの増やし方の記事や、バイラルメディア風のいいねボタン設置などが出ていますが、なぜかどこにも紹介されていない、いいねの増やし方について紹介します。

【事例】どこも紹介していないFacebookページいいねの増やし方

Facebookページの管理人となると「友達への招待」という項目がありますが、少し嫌がられるのと限界があります。しかし、友達じゃなくページに興味がある人に「招待」を送る方法が実はあるのです。

それは、個別記事のいいねを押してもらうとわかると思います。下記のように、「記事単体にだけいいねした人」に「ページのいいね招待」を送ることができるのです。

元々、記事にいいねを付けてくれているため、30〜50%ほど確率でページへの招待を受けてくれます。ただ、昼間だと無視されてしまう可能性が高いので、夜などに招待を送ると確率があがりました。

再訪問ユーザーを増やす

Webサイトをアプリのように使ってもらいたい

ブログだとわざわざ「サイトに訪れに行く」という行為はしませんが、薬ゴロはツールとして使って欲しい。というコンセプトで始めたため、再訪問ユーザーを増やすことが1つの指標でもありました。

【事例】そうだ!ホーム画面に追加してもらおう

そこで考えたのは、スマホのホーム画面のアプリの同列でサイトのブックマークを並べてもらう事です。あまりWebサイトにホーム画面を促す表示はみた事がありませんが、サイトのコンセプトによっては非常に有効な施策になります。

薬ゴロでは、フッターに誘導記事を設置していますが毎日閲覧数はあり、設置数は計測できませんが、友人に確認した所、スマホに設置してくれている場合が多く見られました。

回遊率を上昇させたい

想定最大ユーザー数が少ない、じゃあ回遊率を上げよう

別のnoteが書こうと思いますが、サイトのペルソナ(具体的なターゲットユーザー)を考えた時に、日本でも3万人ほどしかいませんでした。つまり、想定の最大ユーザー数に限界があるということです。

この状況でPVをできるだけ増やすには、細かい施策をして回遊率を上昇させる必要性があります。

【事例】関連記事に1手間加えて、回遊率をアップ

回遊率上昇には、関連記事が良くあげられますが、そこに1手間加える事で回遊率の増加を狙っています。(これはまだ正確なデータは取れていません)

Twitterでの記事配信でタイトルを3パターン用意したように、関連記事でもその載せる記事の読者想定によって、文言を変える。というものです。下記はM-Laboでの施策ですが、多様なユーザーがいる場合には有効になってくると考えています。

今後のやろうとしている戦略

物凄く長文に付き合って頂き、ありがとうございました。1つでも役にたつ内容であれば幸いです。

1つ1つの施策で試行錯誤を重ねてきた内容をまとめた訳ですが、これで終わりではなくこれからも新しいことを続けて行く予定です。今後は、下記のようなマネタイズや最新のWebツール使った施策をしていき、また事例としてnoteに残す事ができればと思います。

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DFPスタンダードで個人ブログが純広告を配信するためのメモ
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