時間的豊かさに繋がる「心のゆとり」【ユタカジン】
つい、誰かにイラッとしてしまったり、普段だったらスルーできるような誰かの一言にもチクンとしたり・・・
突然割り込んできた車に対しても、心にゆとりがある時とない時とでは、私たちの反応は異なります。
「お急ぎならばどうぞ」と穏やかな気持ちで譲れる場合と、
チッっと舌打ちしたくなるときと・・・
この違いは一体何なのでしょうか?
同じ自分なのに。
「ああ・・・今の私、心のゆとりがないな」
そう感じたことはありませんか?
今回は、タスクシュート協会の理念「自分らしい時間的豊かさを追求する」に沿いながら、私が考える時間的豊かさに繋がる「心のゆとり」についてお話ししたいと思います。
※こちらの記事は、タスクシュート協会公式マガジン【ユタカジン】に寄稿しています。
心のゆとりを持つための習慣
足の踏み場がない散らかった部屋をイメージしてみてください。
前に進もうと思っても、たくさんのモノが邪魔をし、歩くことに集中できません。
心にゆとりのない状態は、こんな散らかった部屋のように、頭の中がごちゃごちゃとしている状態なのではないでしょうか。
心にゆとりがないと、先ほどの車の割り込みの例のように、
ちょっとしたことにマイナスに反応してしまったり、
ストレスを感じやすくなったり、
家族に当たってしまったり、
仕事のパフォーマンスが落ちたり・・・
そのことがさらにメンタル面の不調を引き起こしたり・・・
これは、私の実際の経験です。
以前はこのような状態が頻繁にあった私でしたが、あることが習慣になり、心のゆとりを持てるようになりました。
その習慣とは、「適材適所」の習慣です。
適材適所の習慣
適材適所の習慣のヒントは、整理収納のスキルの中にありました。
整理収納において「適材適所」とは、「使う場所に使うモノ」という考え方です。モノを適材適所にスタンバイさせておくことで、モノを取り出したり片付けたりすることへの時間もストレスもかかりません。
同じように、毎日の生活の中での「やること」を適材適所に配置するのです。
整理収納の適材適所は、なんとなく想像が付くと思いますが、「やること」の適材適所はイメージがしづらいかも知れませんね。
「やること」を適材適所に配置するとは、一言で言うと、
実行しやすいタイミングを見極めて、いつ、どんな順番でやるかを決めるということです。
例えば、私の毎朝のルーチンは、仕事を開始する前の準備運動のようなものですので、なるべく最短ルートでこなせるよう、タスク同士の組み合わせを最適化しています。
中でも、おっくうに感じていた運動の習慣は試行錯誤し、ベストなタイミングでできるようになりました。
ベストなタイミングでできるようになるためには、その一つのタスクだけではなく、他のタスクとの組み合わせが重要になってきます。
こうして、実行しやすいタイミングを見極めて、「何を、どんな実行順序でやるか」を調整していくのです。
なんだか、細かくてキツキツしているように見えるでしょうか?
どこに「心のゆとり」があるのかと。
実は、これこそが「心のゆとり」ポイントなのです。
ゆとりの先にある時間的豊かさ
あらかじめ、最適な実行順序が決まっているということは、余計な思考を使わなくていいので、かえって「ゆとり」がある状態なのです。
使うもモノが適材適所に配置されていると、取り出して元の片付けることに時間もストレスもかからないのと、同じイメージです。
「次はあれやらなきゃ!」
「あ!これやるの忘れてた!」
などと、頭の中をフル稼働させていたのでは、疲れてしまいます。
そんなときに心のゆとりがなくなり、
「頭の中が散らかった部屋」の状態になってしまうのです。
心にゆとりがあると、人にも自分にも優しくなれます。何より笑顔でいることが増えますし、その結果、人とのコミュニケーションも円滑になってきます。
ここに、時間的豊かさがあるのです。
最後に、最適な実行順序をシミュレーションしやすくしてくれる、私の相棒、" TaskChute Cloud " の写真(朝のルーチン)を載せておきます。
このようなツールの力を借りることで、頭の中をフル稼働する必要がありません。
今回お伝えしたような、タスクシュートメソッドにご興味を持っていただき、家事や仕事に取り入れていきたい方は、こちらの講座をご利用くださいませ。
最後までお読みくださりありがとうございました。
タスクシュート協会公式マガジン【ユタカジン】が、あなたの時間的豊かさを追求していく「友」となりますように。
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