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【セルフライナーノーツ】#0. プロローグ【ノーマライズ】

小田貴音です。

久しぶりにライナーノーツを書いていきます。大切な楽曲を改めて紹介したい、という思いと、当時の制作時の意図やアイデアを分析して、改めて今の自分の血肉にしたいという狙いです。反芻しつつ、引き出しの整理をしておこうかな、と。

今回の記事で紹介していくのはサブスク解禁もしているミニアルバム「ノーマライズ」。


・アルバム概要。

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万貴音 5th Mini Album「ノーマライズ」
mknr-0008 2012.06.30 Release

フルアルバム「Smile Co.」をリリースするまでは「万貴音入門」としてお勧めしていた一枚です。万貴音的な王道サウンドから実験的・挑戦的な曲までバランス良く(?)まとまった作品。

CDは「万貴音屋」でご購入いただけます。撮影やブックレット制作はフォトスタジオAmuseさんにお願いして、ミニアルバムながらバラエティ豊かなものに仕上げていただきました。CDのいい所の一つは「歌詞カード見ながら聴ける」こと。歌詞をなぞりながら聴くのはもちろんですが、聴きながら次の曲の歌詞を読んでどんな曲か想像したり、ってのはCDならではのことですよね。

サブスク解禁もしてますので、ご利用のサービスからもどうぞ。


・楽曲一覧。

01. ノーマライズ
02. Be Active!(2011年度広島女学院大学オープンキャンバスCMソング)
03. 天秤
04. dialogue
05. スライドショー(フォトスタジオAmuseイメージソング)
06. サンキューサンキュー
07. ユキマチ

初、ではないですがこのあたりから「タイアップ曲」が少しずつ増えてきました。自由に書けるもの、そうでないもの様々ですが、「誰か・何かのために作る」のがタイアップ。求められる、お役に立てるという喜びはもちろんのこと、テーマやゴールを明確に定められる、というのは思考が迷路にはまりにくいので、案外良いものです。全てが自由、って結構難しいし、怖い。

また、タイアップソングがあるってことは、全ての曲がアルバムのために作られてはいないわけです。その上でどんな曲を並べて配置して、一本筋の通ったアルバムにするのか、を考えて、アルバム用に新しく曲を作っていく。

シングル曲は単体としてのインパクトや楽曲そのものの「強さ」が必須ですが、アルバム曲は全体をスムーズに聴けるように、またはアクセントを加えたり、など「アルバムを構成する一要素」の意味も持っているのが面白い所です。アルバムとしてのボリューム確保のためのものではないし、「捨て曲」ではないんです。そこを合わせて曲の雰囲気や濃淡を考えて作り、配置する、というか。

シングル曲、アルバム曲はこういった特徴があると個人的には思ってます。世間で有名な曲じゃなくても、アルバムの中で自分の琴線に触れる曲に出会った時ってすごい嬉しいんですよね。「これ、俺のための歌だ!」って勝手に思うあの瞬間。笑

このアルバムでも、あなたにとってそんな出会いがあれば嬉しいです。


前置きはこの辺で。
次回から1曲ずつ振り返りながら綴っていきますね。


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[Subscription]
・アルバム「Smile Co.」
https://linkco.re/CfEa1V9B
・シングル「クローバー」
https://linkco.re/07fFrAb9
・シングル「優しい言葉」
https://linkco.re/ZTSUcyv5
・アルバム「ノーマライズ」
https://linkco.re/350NZmQx
・アルバム「Ancient Collections」
https://linkco.re/SBDumrht
・シングル「ごめんあそばせ feat.桑原しおり」
https://linkco.re/b39081qC
・シングル「にらめっこ」
https://linkco.re/a4ey4Q58


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