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ないない尽くしの博士学生がパリで暮らしてみる話:-1(家探し)

こんにちは、Makiです。

昨日からパリ市内は大規模交通規制が始まり、QRコードの確認を待つ車列が規制されていないはずの道まで伸び、
規制されていない道が警察官によって交通整備され、自動車用信号が黄色点滅、歩行者用信号が消滅しているのを目撃しました。

このせいで地上の交通、バスやタクシーは全く時間が読めません。

地下鉄駅もいろんなところで閉まっていて、乗り換えもできないようになっているので、以前紹介したCityMapperなどで交通情報をチェックする必要があります。

さて、このシリーズでは、ほぼポスト・コロナになっているフランスの現状+初めてフランスで留学する人向けのイロハを伝えられたらなと思います。

ナンバリングとしては-1,-2がフランスに入る前、日本での準備。+1,+2...がフランスに入ってからになります。

フランス入国前1回目は家探しで使えるサイトです。

ちなみに、今回は留学生御用達のCROUSや博士課程の外国人学生が住むCite Uは扱いません。

実際に使ったことのあるサイトのみを取り上げるので、いわゆるエアプなしの生の意見になります。
(わたしはCROUSを使ったことがないので、そちらは扱いませんが、Cite Uはメゾン選びなどが関わるので、別で扱う予定です)


1. 日本人には安心 ユーロエステート

ヨーロッパの主要都市で賃貸物件を扱っているサイトで、特にパリで多様な物件を扱っているのはユーロエステートだと思います。

シェアハウス(間借りタイプも含めて)や一人暮らしの物件はもちろん、ファミリー向けの物件も扱っており、
契約期間も融通が利くため、語学留学から年単位の滞在など、いろいろな滞在パターンに対応していると言えます。

貸主とのコミュニケーションの間に立ってくれるので、フランス到着までのやりとりはもちろん(ビザ申請に必要なAttestationの発行など)、
もしものトラブルの時も安心です。

その分手数料はかかりますが、初めての長期滞在やフランス語力に不安のある場合は、かなりおすすめです。

また物件によっては、賃貸契約を結ぶときに保証人が必要ないため、その点でも手続きがスムーズだと思います。


2.フランス国内の学生向け Studapart

こちらは主にフランスとベルギーの学生向けの物件を扱っているサイトで、シェアはもちろんスチュディオもさまざまなものが見られます。

掲載物件数は、CROUSの系列であるLOKAVIZよりも多いです。
(CROUSはあくまで学生寮、LOKAVIZは広く学生向けアパートです。)

試しに2024/7/15時点で、2024/9〜のパリ市内の物件を調べてみると、LOKAVIZが23件なのに対し、Studapartは200件以上出てきました。オリンピック時期でしかもこの直前期なので相当多いということがわかります)

物件によっては、立地がよかったり家具付きや光熱水費込みでありながら、かなりお手頃なものもありますが、基本的に6ヶ月以上の契約がメインなので、交換留学や正規留学に向いています。

こちらのいいところは、Studapartのサイト自体が保証人になってくれるので、
フランスでの物件探しの多くで壁になる保証人を見つけるという難点を抱えずに済むという点が挙げられます。

サイト上のやり取りで契約を結んだ後は、貸主との直接のやり取りになるので、フランス語や英語ができるという必要がありますが、
物件の掲載数も多く、チェックしておいて損のないサイトではあります。


さて、ここまでいかがでしたでしょうか。
次回はCite Uについて紹介したいと思います。


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