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1日3000円の『産後デイケア』が至福すぎた話

ママの休息のため、助産師さんが赤ちゃんを預かってくれ、食事の提供や授乳・育児相談にも応じてくれる『産後ケア』。

主に助産院や病院が、宿泊型や日帰り型などのメニューを提供していて、自治体の補助によってリーズナブルに利用できるケースが増えています。

私の場合、二人目出産後なので宿泊型の利用はハードルが高く。。。上の子が保育園にいる間に利用できる、日帰り型の『産後デイケア』(私が住む自治体では1回3000円)を試してみることに。

たかだか6時間程度の滞在でそんなに休まるものかなぁと、半ば期待せずに行ったのですが、すんばらしい至福の時間を過ごすことができたので紹介させてください。


お世話になった施設

今回は、地域の助産院が提供しているサービスを利用。ベテラン助産師さんが1人で運営していて、1日1組の受け入れ体制となっていました。

滞在場所は、ペンションの一室のような清潔で家庭的なお部屋。ベッドの上でゴロゴロ過ごしました。

1日の流れ&受けられたサービス

10:00 チェックイン
11:30 ランチ(赤ちゃんお預かり&沐浴)
13:30 赤ちゃんお部屋へ➡️授乳
14:00 母乳ケア&背部のオイルマッサージ
14:30 ママ入浴(チェックアウトまで赤ちゃんお預かり)
16:00 チェックアウト

ケアの内容は施設によって異なりますが、私が利用したところでは以下のサービスがありました。

  • ランチの提供(栄養たっぷりの手作りごはん、おいしかった!)

  • 赤ちゃんの預かり

  • 赤ちゃんの沐浴&体重測定

  • ママの入浴(入浴剤やシートパックも用意されていた)

  • 母乳・育児相談、ケア

  • 背部のオイルマッサージ

利用してよかったと思う理由(私の場合)

私の場合、幸いにして夜泣きには悩まされておらず、細切れではあるものの、睡眠時間はとれています。

でも、生後2か月半で7.5キロ超えのビッグbabyなうえ、昼寝に限り背中スイッチ強め、ということで、昼間がとにかくしんどくて!宿泊しなくてもデイケアで十分メリットを感じることができました。

そしてプロに赤ちゃんを任せられる安心感のなか、一人でゆっくり食事と入浴ができたことが、なにより私の心をほぐしてくれた気がします。

個室が使えて、赤ちゃんを預かってもらえて、ごはんがついて、マッサージもあって3000円はすごく安いと感じました。自治体の補助、とってもありがたいですね。

信頼できる施設かどうか見極めを

私が利用した施設では、赤ちゃん預かり中、呼吸が止まったら反応するセンサーが発動していたほか、1人の助産師さんが1人の赤ちゃんを見るなど、手厚いケアで安心して過ごすことができました。

でも、そうではないケースもあるよう(下記記事参照)。月齢の小さい赤ちゃんを預ける場所だからこそ、保育園を選ぶとき、もしくはそれ以上に、信頼できる施設かどうか見極める必要もありそうです。

宿泊型の利用を検討する前の下見として、デイケアを使ってみるというのも、一つの手かもしれません。

ケアする側からケアされる側にスイッチできる幸せ

常々感じているのですが、産・育休中って1日中家族のケアをして日々が終わっていきがちです。

ケアする側をいったん離れて、ケアされる時間を作ることは、からだの休息のみならず、メンタルの安定、ひいては家族みんなの幸せにも一役買ってくれるはず!

ぜひママ本人の希望による利用に加えて、周りの家族も利用を勧めてあげてほしいと思います。


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