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【浦安DR】vs.日野RD観戦記_「トライが一番近くで見えるエリア」が素晴らしすぎた:後編

前半をD6が0対20でリードし、試合は後半へ突入します。
前編はこちら。

続「一番近くでトライが見えるエリア」が素晴らし過ぎた

風下の席で風に吹かれ続け、体もだいぶ冷えましたが、腰にいれていたホッカイロと、後半から背中に太陽があたり救われました。

ちなみにテレビ中継を確認したら、こんなふうに映っていました。

後半キックオフ

後半はエリアが入れ替わるので、D6の選手達の背中を追いかけます。
でも、「誰でもいいからこっちにトライしてきて」なんてミーハーなことが脳裏をよぎります。

D6側のインゴールに用意された飲料と滑り止め(たぶん)

そのせいではありませんが、後半5分
なんと目の前で出たのがD6へのレッドカード。
リサラ選手に2枚目のイエローカードが出され、認定トライでこの試合初失点【7-20】
しかも、残りの時間14人になったD6。

声援と悲鳴と掛け声と

続く後半6分
日野RDのチャンス・ペニ選手が突破し、周囲のHINOファミリーのみなさんから「ペニ~」の声援が聞こえます。
ペニ選手のスピードは衰えることなく、私のイチ推し・安田卓平選手(D6・15番)を振り切り心の中で悲鳴をあげる私の目の前でトライ。
連続失点のD6。

悲鳴をあげたせいか、またもグランディングのタイミングを外す私(泣)

ペニ選手に駆け寄り、本当に嬉しそうな声をあげる日野RDの選手達。

コンバージョンキックの間、間合いをあわせて深呼吸をするD6の選手達。
・・・・・・んっ?
なんと、その息遣いが聞こえます。

円陣から、進護さんの「大丈夫、大丈夫。落ち着いて」に続き、金嶺志選手の「ドミネート、ドミネート」の声も聞こえます。

左端ではウォーターを着た竹内コーチが卓平くんに話しかけてました

ゴールも決まり【14-20】と1トライ1ゴールで逆転できる差に。
しかも、後半9分にはギル選手にもイエローカードで13人になるD6。

重なってほぼ足しか見えていませんが、トネ選手のディフェンス。

足がつる藤村選手。

レイドロー選手のキックも、正面だった前半から、後半は真後ろへ。

インゴールはビジョンで確認

日野RDにもイエローカードが出て、14人対13人になった後半14分
D6がキックパスからパスをつなぎ、メイヤー選手の2トライ目がうまれます。

15番卓平くんから9番メイヤー選手へラストパス

ボールのグラウンディングは撮れましたが、その位置がインゴールなのかよくわからずレフリーのジェスチャーとビジョン頼み。
コンバージョンも決まり【14-27】

トライより円陣の声

喜んだのも束の間、後半20分には日野RDのノア・トビオ選手がトライ。
グランディング時に速度を落とされ、今回もシャッターのタイミングを逃す(泣)

トライをされたということは、再び目の前のインゴールにD6の選手が集まるということ。
コンバージョンキックには目もくれず、耳をダンボにして見つめるのは円陣のみ。

その円陣からは、「まだ勝ってるんだから、原則通り」(by進護さん)の声が聞こえます。
トライを目の前で見られるのもいいけれど、トライされた側の緊張感が伝わってくるのも見られて、トライシーンより印象に残りました。

コンバージョンは決まらず【19-27】

そして展開が早すぎて気がついたら「シャイニーの息子・TK」ことD6・竹内柊平選手がトライを決め、一番遠くに笑顔があったのが後半22分
コンバージョンも決まりスコアは【19-34】

ところで、日野RDのラインアウトで気になっていたのが、ジャンパーの選手の太もも。

予習記事でも取り上げた、この投稿が目にとまっていたので、

実際に使っているんだなと思って見ていました。
身に付けていた4番のゼファニア・トゥイノナ選手は、長身かつスマートでラグビー選手というよりバスケットボール選手みたいでした。

また、後半26分には、D6キャプテン・飯沼蓮選手が登場。
9番(のポジション)・10番が久々のレンドローになりました。
(飯沼蓮選手のレン+レイ「ドロ」ー選手)

21番飯沼選手、10番レイドロー選手

執念が伝わってきたトライ

目の前でトライの最後は、後半31分の日野RD・橋本法史選手。

途中から表情を歪めるも、

走り切ってのトライ!

のシーンはもはやお約束で逃す(泣)。

どうやら足がつったようで、

でも目線があっちゃいました。

ホントにキツそうなところ、すみません。

コンバージョンも決まり、【26-34】
このときのD6の円陣は少し遠くて、声まで聞こえず。

むしろ、飯沼選手の手首のメモらしきものが気になってました。

縦も、横もみえる席

試合の模様は、主にメインスタンド側からみた、いわゆる横の映像が流れます。
一方で肉眼(席)では、ゴールラインからゴールラインの縦で見ています。
プレーするエリアによっては、両方の角度が一度に視界に入り面白い。

そして、後半36分
最後に決めてくれたのはD6・ギル選手。
またまた一瞬の間に手がのびていたので、レフリーのジェスチャーでわかりました。
コンバージョンも決まり【26-41】

緑のラインのヘッドキャップがギル選手。
グラウンディングから立ち上がるところ

そのまま【26-41】で試合終了。
D6は4連勝
を飾りましたが、後半のスコアだけをみると【26-21】でした。
勝ち切れてよかった・・・・・・。

センターライン付近で握手を交わす両チームの選手達。

通常、試合終了後はバックスタンド、メインスタンドに選手達が挨拶に来ますが、なんと嬉しいことに、日野RDの選手がこちらのエリアまで挨拶に来てくれました。
(D6も来て欲しかったなぁ。D6ジャージ来て応援している人もいたのに)

さらに席がお隣だったHINOファミリーの方が、「D6勝利おめでとうございます!」と声をかけてくださり、席の良さで盛り上がったり、楽しく和やかにお話しさせていただきました。

推しも撮りたい!

私の推し、卓平くん。
当初はイズラエル・フォラウ選手の予定でしたが、リザーブから繰り上がり今シーズン初の15番で唯一の全試合先発出場。
前半は遠いけど顔が見えて、後半は近いけど背中越し。
表情も気になるけど、15番がわかる姿も撮りたい!と追いかけました。

フォトギャラリー

何度となくあった嶺志選手(背中)のボールキャリー。

スローインが安定していた藤村選手。

D6初キャップ組から石井魁選手の爽やかな笑顔と、

見分けがつきにくいアイランダー系の選手の中で、髪型が特徴的でわかりやくて見つけやすいリサラシオシファ選手(右)と、

ベテラン・上田竜太郎選手。

Jスポーツの中継席もまさかの吹きっさらし席。
赤の囲み左側が実況の中野 玄アナウンサー、柵で隠れてしまっているのが解説・藤島 大さん。

スチールや中継のカメラマンのみなさんの姿も。

「一番近くでトライが見えるエリア」雑感

トライを見ることに意識がいっていましたが、インゴールに向けて走り込んだり、時にはなだれ込む選手の迫力はもちろんのこと、トライをとられた側がどんな話をしているのかや息づかいなど張りつめる空気感まで、観客席からはわからないピッチレベルからの景色が最高でした!
おかげさまで、❝楽しく真剣に観戦できました。

・自由席なので席を選びたい方は、早めの到着がおすすめ
・トイレはバックスタンドが近い
・風下のときは風が強い(離席時は抑えるものがないと置いたものが飛ぶ)
・撮影について望遠レンズの制限は注意事項にはない(常識の範囲で判断)
・前後半合計で6つのトライを目の前で見ることができた
・同じ席を選ぶだけあって興味が似ているのか、HINOファミリーのみなさんとも和やかにお話しできた

企画してくださった運営の方々や設営してくださった方々、ありがとうございました!

なお、席に関する注意事項は、チケット案内ページに下記の通り発表されていました。

https://hino-reddolphins.com/cms/wp-content/uploads/2022/12/fd136063ce1836b2320f7303a9d02678.pdf
Ticket Rugbyより

というわけで、トラック上の席で飲食できないため、お昼は試合前に会場の外のベンチでいただきました。
出店されていた「肉の匠」さんの焼肉弁当は、付け合わせの野菜のナムルも嬉しいし、温かい鶏だしスープがしみて美味しかった~。

この試合では、バックスタンド側のトラックに「砂かぶり席」もありました。
座席表では南側22m付近あたりに見えましたが、実際はもっと広く設置されていた印象です。

レドルフィンはやはり沼だった

この日は、日野RDのマスコット「レドルフィン」の「1歳おめでとうDay」。
海好きとしては赤いるかちゃん時代から注目していたので、初対面が嬉しい。
イラストと実物に違和感がなく、何よりリアルに小柄で子どもと背丈もかわらないことに驚きました。

姿を見つけるや子どもたちが囲む人気者

呑み友ともども、ちびレドルフィンを連れて帰り、しかと沼に片足つっこみました。

ハリセンには持ち帰りなど、注意事項が添えられていました

マッチデープログラムには、当たり前のようにメンバーが載っています。
2日前にメンバー発表されてから、印刷して配るの大変でしょうに。

試合終了後は、日野RDノンメンバーのみなさんがゲート両脇に立ち、お見送りされていました。

ミッションまとめ

その1. 呑み友をラグ友に → ★★★

呑み友は席も喜んでくれたし、帰り道の選手直々の見送りも感激していました。何より、またの機会も楽しみ!と言ってくれたのが嬉しい(涙)
もちろん誘いますとも。

その2. 目の前でトライを撮りたい → ★★☆

撮影は慣れや近いなりの難しさもありましたが、ゴール裏の席とも少し違って、ピッチレベルを体感できました。
私のカメラレンズはバズーカのような望遠ではありませんが、それでもいろいろと撮れましたし、肉眼や双眼鏡でも楽しいと思います。

トン活結果

SpoLiveの応援バトルは、試合前から圧倒的な差がついたままの結果に。
さすが、トントンといえば日野の2トン!

試合直前の選手交代の舞台裏

なお、当日ウォームアップ時のアクシデントで急遽出場となったグレイグ・レイドロー選手の様子などこの日の舞台裏は、D6公式Youtubeで紹介されています。

公式系の試合後レポート

試合のハイライト動画、試合後の記者会見や公式レポートはこちらをどうぞ。

・ハイライト動画

・試合レポート(D6公式サイト)

・試合レポート、チーム記者会見(リーグワン公式サイト)

・リーグワン公式記録(PDFリンク)

なお、1月27日に日野RD・13番のジョセファ・リリダム選手に対して追加的処分が発表されました。

日野RDは、第3節終了後にも追加的処分で選手の出場停止が発表されていたところ重ねての出来事になりました。
チームからリリースも出ています。

次回の対戦は、第9節・3月18日(土)ユアテックスタジアム仙台。
15人対15人、クリーンなプレーの90分を期待します。

D6の次戦・第5節は2月11日(土曜)。
ホストゲーム『JALドリームスカイマッチ』として、駒沢陸上競技場で釜石シーウェイブス戦です。

それでは、また \D6で会いましょう/


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