年が明け年齢を重ねて思うこと

私は1月生まれなので、毎年誕生日が過ぎてやっと年が明けた気持ちになります。

私もいい年になったものだ…。

年齢を重ねて若い頃の自分をふと思い、恥ずかしい気持ちになったり、自分に怒りたくなったり、何やってんの？バカッと言いたくなったり。そして今の自分に、さらに年齢を重ねた自分が言いたいことは何だろうと思ったり。

がむしゃらに頑なになっていて（今もだよって夫に言われる）、ほんとに人を受け入れなかった。たくさんの人たちに出会ってきたのに、自分で作った柵の向こうまでしか受け入れなかった。人に興味が持てずスルーしてしまったことも多かった。

もったいなかったなと。私は知らないことを学んだり、話を聞いたりすることが大好きなのに、勝手に自分で選別して多くのチャンスを逃してきたし、人に嫌な思いをさせていたと思う。

人を心から信じられなくて、自分にとって大切なものは共有できなかった。

子どもが3歳くらいの時に、言われた言葉がある。

「ママが好きな言葉しってるよ。無料！」

ガーンッ。その時は笑い話だったけど、私は無料で何かもらえるのが好きだったし、人の時間や労力を無料だと思っていたと思う。

気が付いたら、自分も自分の時間や労力を無料だと思っている人と仕事をしたり、スキルを無料で与えてほしいと言ってくる人たちに出会ったりした。

腹立たしく思ったり、がっかりしたりしたけど、考えたら自分もしてきたことだった気がする。

ほんとに恥ずかしい。

遅ればせながらだけど、そんな気づきがあり迎えた誕生日。

成し遂げたい大きなことがあり、それは絶対私ひとりではできない。人を信じて巻き込んで一緒に社会の役にたてる私になれるよう、今年はやっていきます。