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小さい子供を抱えての在宅ワーク

コロナ禍で在宅ワークになった方、私のように自営やフリーランスで在宅ワークをされている方、今どんどん増えていると思います。通勤時間のロスがない、オフィスの場所に縛られない自由な働き方ですが、なかなか大変なこともありますよね。

在宅ワークは楽?!

まだ手が離せないお子さんがいる人にとって、在宅ワークって楽ではありません。通勤時間のロスはないけれど、通勤電車でぼーっとしている時間分、家で仕事をしたり家事をしたり、なんだかんだして隙間時間なし。1日にいったいどれだけのことをしたんだろう…というくらい、いろーんなことをしていまっている、ということありませんか?特に家事を任されている女性の場合。

子持ちフリーライターのリアルな事情

ずっと暮らしていたスペインで私はフリーライターだったのですが(時々その他いろんな仕事もしつつ)、そんな私に赤ちゃんがやってきてからは状況が一変しました。

もともと取材ベースの仕事も多かったことから、生後すぐは働けないだろうと予測して、妊娠中はお仕事つめつめ。生まれてからは、取材なしのライティング(たとえばwebサイトでコラムや執筆)は出産前日まで行っていました。出産は無痛分娩のため2日で退院。退院してからもすぐ何か書いてました。

その後すぐ子供が黄疸で入院しなくてはならなくなったり、ばたばた大変で、落ち着いてからも、夜2時間ごとに目覚める赤ちゃん…。執筆の仕事もとぎれとぎれでしかできないことが多く、夜中12時に一旦寝かしつけてから、残りの仕事に向かう、ということがよくありました。

お仕事は有難いし大好きなので、しなきゃならない状況にあるうちは、がんがんしていたのですが、高齢出産ということもあってか、気付かないうちにかなり疲れていたようです。

産後1カ月でなんと水疱瘡にかかってしまいました…。その後赤ちゃんにもうつり、またまた大変。否応なしにペースは落とすことになりました。

しばらくして生活にも慣れてきて、そろそろ仕事をたくさんしたい、と思った頃はこどもが歩きたくてたまらない年ごろ…。連れて取材には行きにくく、子供が歩き始めた頃はまた、仕事のペースは落とさなければなりませんでした。

子供が2歳になり、「よし、仕事をもっともっとしたい」という思い出保育所にいれたものの…。保育所で病気をもらって、お休みばかり。9月の半ばに始まった保育所ですが、まともに通えたのは9月くらい。11月はほぼ全滅だったので保育所費が出ていくばかりで仕事も大して増やせず、結局保育所を辞めることにしました。

スペインでは子供は3歳から幼稚園に通います。9時~16時半までなので、空き時間はできましたが、年少、年中はやっぱり月一度は熱を出してました。しかも「ママ遊んで~、ママ、ママ、ママ~」と家にいるときは私にべったりだったので、原稿の締め切り前は鬼のようになっていました。夫に任せて、仕事部屋に内側から鍵をかけて仕事をしていたものの、子供が泣きながらドアを叩いてくる…「ごめんね~後でね」と言いながらも心では「こんなかわいそうな思いをさせてまでする仕事なのかな。これ、1本数千円だよね」と、ライターとして記事を書き続けていくことにも疑問が出てきていました。

極めつけは、出張です。そのころ、「ライターの仕事で出張に行く」というのが小さな夢でした。経費私持ちではなく、「交通費も宿泊費も出しますので、これ取材して書いてください、原稿料はいくらです」というようなお仕事。

そして、そんなお仕事を頂けたんですね。すごく嬉しかったのですが、出発の当日。なんと子供が高熱!もともと夫が仕事を休んで面倒を見てくれる予定だったのですが、子供って病気のとき、いつもよりいっそう「ママ、ママ~」なんですよね。泣き叫ぶ子供を置いて出張に行くことがとても辛くて。目標だったはずなのに。到着後仕事の合間に電話をしても電話口で泣いてるし、ここでもまた「ここまでしてする仕事なのかな。原稿料は…見合ってない気がする…」と気持ちが落ちてました。

こういった突発的なことも含め、家で仕事をしていると家族のこと、家のことも目に付くから結局何もかもしてしまい、オーバーワークもいいところ。

今、8歳の子供が4歳くらいまではこんな感じでした。在宅でお仕事してる方、私みたいな方少なくないんじゃないでしょうか。身近に赤ちゃん、子供を見てくれる人がいたり、保育所に預けられる場合はいいけれど、家にいながら仕事をするのは、なかなかハード。

でも、これって過ぎ去ることだからと思って、自分のなかで折り合いをつけていくしかないと思います。

在宅ワークは暇だと思われがち

内情はこんななのに、外からは見えないので、「家にいる人=暇」と思われるのは、今でもよくあるのですが、嫌です。母にまで言われてちょっと怒ってしまったことも。

外に働きに行くことももちろんハードワークだし、どっちがどうとかいう問題ではないけれど、時間の都合がつくということ=暇じゃないから!昼間予定外のことで時間を潰してしまったら、その分夜中まで仕事したり。フリーランスの方、そうですよね?

時間が自由に使えるのは強み

とはいえ、やっぱり自由に時間が使えるのは強み。これはフリーランスや自営の強みだと思っていたのですが、今は在宅ワークの方もですかね。机にかじりついて頭が働きにくくなってきたら、ちょっと皿洗いでもして気分転換できますし。

小さいお子さんがいるフリーランサーの方、自宅オフィスの方々、一緒に頑張りましょう。

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