感情の器

背骨はS字カーブを描いている、とティーチャートレーニングで学びました。
私は長らくそのカーブを実感することができずにいました。
頸椎、胸椎まではわかるのだけど、腰椎の感覚が希薄。まさにブラックボックス。

ある日、参加しているヨガコミュニティの練習クラスで先生から「S字カーブを感じて」と言われ、私は骨盤の上に肩を移動させました。
背骨の感覚が突然掴めた瞬間でした。
そのカーブで凄く安定して頭蓋骨が支えられていることがわかりました。

その感覚が掴めたと同時期に私の心境にも変化が訪れます。
物事の捉え方、処し方が自分自身で少し戸惑うほどポジティブで積極的になっていきました。

その変化をTwitter (現X)で呟くと、「骨盤は感情の器」と教えていただきました。
ネットで調べても感情のゴミ箱と出てきたり、どうやら感情を抱える部位であるらしいことを知ります。

様々な感情を抱え込んでいた私の骨盤は、前傾気味。文字通り腰が据わってない状態でした。
物事に消極的、人に影響されやすく苦手な人やことに精神的に引っ張られていました。
こじつけかもしれないけれど、「腰を据える」という慣用句は心身の状況を的確に表したものだと思います。
骨盤と感情についてのエビデンスはなかなか見つけられなかったけれど、きっとあるんだと確信しています。

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