MAKIKO SASAKI

岩手県紫波郡在住。「台湾カルチャー研究会」の情報システム担当。沖縄に住んでいた時期もあ…

MAKIKO SASAKI

岩手県紫波郡在住。「台湾カルチャー研究会」の情報システム担当。沖縄に住んでいた時期もあり台湾は身近に感じていたところに、台湾ドラマブームが襲来しそのまま台湾好きになり約20年。遠い空にいてもいつも身近に台湾を!!主に台湾ネタが中心です。

最近の記事

自分の台湾関連活動について

先日、9月22日(日)活動に協賛している「盛岡台湾HappyProject」の「第2回盛岡台湾HappyStudy」の運営のお手伝いをしてきました。 メインの基調講演は台湾在住の有名ジャーナリスト:片倉佳史さん 講演の内容が多岐にわたっていてなかなかまとまらないので、これはまた別途まとめたいですね。 講演の後に、お話をさせていただき、その際に私が所属している「台湾カルチャー研究会」で発行したZINE『台カルZINE』をお渡ししました。 お目汚しではありますが、お読みいた

    • 2024年の秋は岩手で台湾関連イベントが続く~田中佑典さんをお呼びして『カルチャーゴガク』やります!!

      台湾映画『流麻溝十五号』が今週末から上映される記事で少し触れましたが、パンフレットにコラムを記載した田中佑典さんが盛岡に来ます。 『カルチャーゴガク』の講座を9月7日(土)盛岡で開催することになりました。 実はただいま運営活動していて、今色々と忙しくしてますが、皆さまにご奉仕できるのが楽しみなので頑張ってます! 語学イベント『カルチャーゴガク 台湾を楽しむための田中式コミュニケーション術』出版記念全国ツアー  【登壇】 田中佑典さん 台湾と日本を文化でつなぐ“台日系カ

      • 2024年の秋は岩手で台湾関連イベントが続く~台湾映画『流麻溝十五号』が盛岡ルミエール2で上映

        映画『流麻溝十五号』が8月16日(金)から盛岡市の盛岡ルミエールで上映されます。 『流麻溝十五号』とは 「流麻溝十五号」は、台湾での戒厳令時代(1949年~1987年)に起こった政治的な弾圧や白色テロに焦点あています、 台湾南部の緑島にある政治犯収容所が舞台です。 収容所には多くの政治犯が収容され、彼らがどのような厳しい環境で生活していたか、またその背景にある台湾の歴史的な出来事についても描かれています。 この作品を通じて、台湾の暗い歴史の一部を伝えており、台湾社会におけ

        • 2024年の秋は岩手で台湾関連イベントが続く~Fire EX.(滅火器)が岩手でライブ!?

          そもそも、Fire EX.(滅火器)とは Fire EX.(滅火器)は、台湾の高雄出身のパンクロックバンドです。2000年に結成され、台湾のパンクシーンの先駆者として知られています。    彼らの音楽は、台湾語や英語で歌われることが多いです。 特に有名な曲には、2014年のひまわり学生運動のテーマソングになった「島嶼天光」や「再會!青春」などがあります。 Fire EX.は日本のバンドとも交流が深く、10-FEETやMONOEYESなどと共演しています。 フェスなどでも

        自分の台湾関連活動について

        • 2024年の秋は岩手で台湾関連イベントが続く~田中佑典さんをお呼びして『カルチャーゴガク』やります!!

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          盛岡台湾プロレスへの道~第3章 花蓮に行ってみたい!!

          話は前後するが、小説『リングサイド』を読み終えてすぐのこと。 自分が良く見ている「美麗!台湾」のTwitterで「台湾に行けるようになったらどこに行きたいですか」という質問の投稿がされていた。 まだ、コロナウィルスの全盛期で緊急事態宣言が云々と言っていた2022年の6月初めのことだった。 自分の回答。 花蓮市全域。呉明益の小説や「リングサイド」の舞台になっているので現地がどんな感じか見たいし、実は有名観光地もまだ行ったことがないので。 ずヒマだったため韓国小説や中華圏

          盛岡台湾プロレスへの道~第3章 花蓮に行ってみたい!!

          盛岡台湾プロレスへの道~番外編『1秒先の彼』から受け取った回答はと言えば

          2023年七夕より公開された『1秒先の彼』。 台湾映画『1秒先の彼女』を宮藤官九郎が男女逆転させて、舞台を京都に置き換えた脚本で撮影されたちょっとほろっとさせられるはず、のコメディ映画。 前回の記事の通り、原案である『1秒先の彼女』について愛着がある自分としては、「期待する面もあり、懸念点もあり」という作品なのだが。 さて、今週初め、自分以外は観客がもう一人しかいなかったほぼ貸し切り状態の平日日中の盛岡のルミエールで鑑賞をした。 結論から言うと 「解像度あがって、結果的

          盛岡台湾プロレスへの道~番外編『1秒先の彼』から受け取った回答はと言えば

          盛岡台湾プロレスへの道~番外編その1『1秒先の彼』やら台湾映画の日本版リメイクについて

          2023年7月7日、七夕。 この日から公開される映画『1秒先の彼』は人気台湾映画『1秒先の彼女』の日本版リメイクです。 盛岡台湾プロレス計画にも関係してくるであろう(と勝手に思っている)「盛岡台湾ハッピープロジェクト」では『盛岡台湾HappyFes』を行っています。 2023年1月に3回目を迎えましたが、この時に私の所属する「台湾カルチャー研究会」で台湾映画について話をさせていただくことになりました。 私が取り上げた題材が「台湾映画の日本版リメイク」で、その時この『1秒先

          盛岡台湾プロレスへの道~番外編その1『1秒先の彼』やら台湾映画の日本版リメイクについて

          盛岡台湾プロレスへの道~第2章 みちのくプロレスの『岩山プロレス』とはなんぞや?

          2022年夏のことである。 みちのくプロレス(通称:みちプロ)の夏のイベント『岩山プロレス』が8月初旬に開催された。 問題はお盆直前の平日開催ということだ。 普段はアウトソーシング系の仕事をしている自分。 昔はIT系サービスだったのだが、最近は行政や一般企業関連のサービス系の仕事が多くなってしまいカレンダー通りの業務なのだ。 しかも、自分と組んでいる仕事の相棒は、夏休み中の子持ち。そしてお盆の近いこの時期は休みの希望を出されるため、なかなか休みづらいのである。 仕事が暇

          盛岡台湾プロレスへの道~第2章 みちのくプロレスの『岩山プロレス』とはなんぞや?

          盛岡台湾プロレスへの道~第1章 きっかけは小説『リングサイド』

          2022年の春くらいのことだった。 「台湾にローカルプロレスをテーマにした小説があるんだけど」 と紹介された一冊の本があった。台湾の小説家、林育徳の『リングサイド』という作品。 「みちのくプロレス(略:みちプロ)が夏に岩山パークランドで『岩山プロレス』というイベントをするんだけど、この作品のイメージとも合うので、作家の林育徳さんを盛岡に呼びたいんだよね」と告げられ、この本を手渡された。 小説を渡された自分はといえば。 転勤などでいくつかの街に住んだことはあるものの、人

          盛岡台湾プロレスへの道~第1章 きっかけは小説『リングサイド』