盛岡台湾プロレスへの道~第3章 花蓮に行ってみたい!!

話は前後するが、小説『リングサイド』を読み終えてすぐのこと。
自分が良く見ている「美麗!台湾」のTwitterで「台湾に行けるようになったらどこに行きたいですか」という質問の投稿がされていた。

まだ、コロナウィルスの全盛期で緊急事態宣言が云々と言っていた2022年の6月初めのことだった。

自分の回答。

花蓮市全域。呉明益の小説や「リングサイド」の舞台になっているので現地がどんな感じか見たいし、実は有名観光地もまだ行ったことがないので。

ずヒマだったため韓国小説や中華圏の小説を読み漁っていた。
呉明益の小説も何冊かは手を出していたし、『リングサイド』を読んでからさほど経過していない時期だったので、素直にそう思っていたのだ。
盛岡と提携都市だし、まだ有名観光地の太魯閣渓谷も行っていないし関心がなかったわけではないのだが、台湾の東側ってなかなか行きにくかったから。それだけ。

そんな感じのお気楽ツイートだったが、なんと数日後『リンクサイド』 の作者である林育徳氏が「いいね」しているではないか。

あら、びっくり!
見られてるもんなのね。

後日、台湾カルチャー研究会のメンバーに話をしたそうすると「林さん結構観ているみたいだよ」という反応で、まあそれほど大したことでもなさそうだが。

何にせよ 気づいてもらえたようだからそこは良し。
いずれは 盛岡 台湾 プロレスに林育徳氏もご招待する話しで盛り上がる。

自分は出版界に知り合いはいないので、全く門外漢だが。
台湾カルチャー研究会の会長いわく、
「取材旅行とかをどこかで組んでくれたらいいんじゃないの。太台本屋関連とか、どこかの雑誌の台湾特集で」
なんて話も出たり。

自分としては、盛岡市と花蓮市提携しているんであれば、文化交流でやってもらえないかしら。盛岡在住の作家も結構いるからね。
本の街もりおかと作家の街花蓮の交流会って良くない?
という感じ。
(※作家の街花蓮は自分が勝手に言っていますが、世界的に注目されている呉明益は花蓮在住で、花蓮にある大学の教授でもあるので言い過ぎでもないと思われます。林育徳はその弟子)

まあ、なんにせよ、台湾に行きたい。花蓮に行きたい。
しかしコロナで約3年、麗しの島台湾行けないうちにパスポートの期限切れを迎えた。そんな2022年の初夏のことだった。

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