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小声コラム#11 noteって弓道部っぽいよな。

どんな場所にも居心地が良い悪いって存在すると思います。
それは現実空間に限った話ではなく、ネット上でもそうだよなあと、noteをつづけていて思いました。

それはもちろん人によって違うものですが、何が違って居心地の良い悪いが生まれるのだろうと考えていました。
とてもあたりまえなことかもしれませんが、「その場所に集まって作られる文化が好きかどうか」という結論が出たので、それ以上は考えることはしませんでした。
では、「どうして場所に文化が生まれるのか」という疑問が生まれたので、そちらを考えてみると、集団のパワーバランスによって文化が表に立つのではないかと思いました。

たとえば、Instagramだったら「映え文化」があります。今は使い方が多様化してそれだけではないですが、Instagramでのメインカルチャーは「映え文化」という認識はあるかと思います。
なぜ「映え文化」がメインカルチャーになるのかというと、Instagramのメディア特性が写真をあげることを中心としていたため、その写真の中でいいね!がつきやすいもの=他人が経験していないこと(うらやむこと)が、「映え」としてメインカルチャーになったのだとボクは解釈しています。
これは学校でいうところの、県でも強い部活がそのとき学校の顔としてチヤホヤされるみたいなもんだなと思いました。サッカーが強ければその学校に優秀なプレイヤーが集まって、サッカーの学校と言われる。サッカーが強い文化が生まれるというわけである。Instagramはなんとなくサッカーぽいよなと思いました。

で、noteについて考えてみると、noteって弓道部っぽいなあと思いました。一人ひとりが自分の意見っていう精神をまとめて、言いたいことに的を絞って放つ。うまく書けて真ん中に当たるときもあるし、大外しするときもある。
文化としては世の中的に決してメインにはならないにせよ、なんか気になる存在。弓道の名門note校。そんな感じがするのです。

昔だったら、入るならやっぱりサッカー部だろ!みたいな感じのボクでしたが、年をかさねるにつれ、弓道もかっこいいよな。なんて思っている今日このごろです。

何が言いたかったかというと、noteで精神おちつかせて、しっかり的を狙って文章を放っている人たちのいる空間って居心地がいいなということです。
どっちの場所が良いかとかいう話ではなく、矢を打つ人が好きって話です。


ちなみにボクは、バスケ部のおちこぼれ代表でした。



#11 noteって弓道部っぽいよな。

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