2019/1/18 聖なる二歩目のなんて軽やかなことか
四角大輔さんの本「人生やらなくていいリスト」がとても気に入り、四角さんをTwitter でフォローしたところ、オンラインサロンをやられてることを知った。
私は2017年1月からコルクラボというオンラインサロンに入っている。ふたつもサロンに入るなんてとちょっとは思ったけど、ピンときたらすぐに行動するたちなのであっさり入会。(入ってみたらサロンの掲示板の仕組み、実はコルクラボと全く同じものだった。運命を感じてしまい、そしてなんだかちょっと可笑しかった。)
サロンに入ってまずやるべきは自己紹介文の投稿だ。そういえばコルクラボに入る時、私はそのことにとても身構えて、何度も何度も書き直した。
ちょっとした文学賞をとったことをいったん書いたけれど、その後消した。
私らしい経歴〜大学を変わっていたり、大手から無名の会社へ転職したり、14年の結婚生活の後離婚したり〜にいかに興味を持ってもらえるかを散々考ながら書いて、ただよく考えるとそんな興味深い経験ではないのかもと不安になり、結局大部分を削った。
そして小説を書きたい、そう言い切っていいものかを考えたけど勇気がでなく、結果曖昧な表現をするにとどめた。
それくらい練りに練って書き上げたのに、投稿する直前までとても迷った。投稿した後も本当にそれでよかったのかと他の方のプロフィールを眺めながらずいぶんと考えた。
ところが2回目の今回はかなりあっさりボタンを押した。2年前の気負ってた頃とのギャップがすごくて、ああ、2歩目というのはこんなに軽やかに踏み出せるんだなあと驚いた。
コルクラボでは初めて何かに挑戦することを「聖なる一歩」と呼んでいる。
一歩目というのは本当に大変。踏み出していいものか、踏み出した後に後悔はしないか、悪いことが起きるのではないか、バカにされるんじゃなかろうか。
だけどただ一度、それも一歩踏み出すだけでいい。それだけで世界はずいぶんと変わるのだ。
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