続・2023年はじまりはじまり
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Perch.のお手紙 #134
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みなさんこんばんは。
金曜日の夜、いかがお過ごしでしょうか?
今週は新年会ラッシュで、いつものメンバーに、今年も仲良くよろしくね、とご挨拶ができて嬉しい1週間になりました。
そこかしこで「今年はちゃんとしたい」と言う声を聞いて、新年っていいな、と思いました。
さて、それでは前回の続きを。
「◎注意と失敗を振り返る
褒められたり、労ってもらったりしたことのほとんどは、甘いお菓子みたいなもので栄養にはなりません。
失敗や、注意してもらったこと、うまくできなかったことや後悔みたいなものこそが、ご飯やお肉みたいな血や肉になる様な栄養だと思っています。
自分の実績や成したことを正しく振り返って評価すること、卑下しないこと、自信を持つことや、自分の良いところを知っていることはもちろんとても大事なことだと思っています。
けれど、人からもらった「褒められ」みたいなものはその大体がおべっかくらいに思っていて、注意してもらったこと、指摘してもらったことにこそ意味があると思っています。
指摘はされるのも辛いものがありますが、する方としてもかなり辛いものがあります。なので、その辛さを超えてまで言ってくれた「何か」は私にとってものすごく大切なことです。
なんであの人はああ言ったんだろう、あの人が言ってくれたあれはすごく重かったな、と自分を振り返って、じっくりと自分に向き合います。辛い作業に聞こえるけれど、最終私はこれで結構元気になります。
私には本当にやばい時に、しっかりと注意したり、指摘してくれる人がいるんだ、いつも私を気にして見守っていてくれる人がいるんだ、ということが自信になるからです。
逆に、最近注意してもらってないな、と思ったらやばいな、と思います。
いつでも指摘を受けやすい自分でいること、注意をしてもらい易い自分でいること、というのも日々気にしていることです。
成長をするためには、出来ていないこと、うまく行っていないことに注目することが手取り早いような気がします。
◎捨てるものを決める
心理学を勉強している時に「呼吸」について考えることがありました。
呼吸が浅くて息を吸い難くなることは、ストレスに起因してよくある症状の一つです。
そんな時普通なら「どうしたらもっと深く吸えるのか?」ということにフォーカスをしがちですが実は逆で、呼吸法の考え方では「どうしたら吐けるか?」ということにフォーカスをします。
「吐けさえすれば、吸えるから。」というロジックです。
年末年始は時間が意外になかったりもするので、その時間にすぐに処分できるかは別として、この一年で捨てたいもの(要らないもの)について考えます。
日々は一度始まると、あっという間に積み重なってすぐに身動きが取れない位に手一杯になってしまいます。
年の初めに「余白」を作っておく様なイメージで、持っているもの、辞めた方が良さそうなこと、もう続けないもの、これまでの習慣を見直したり、整理したりします。
手は2つしかなくて、私は1人しかいなく、1日は24時間しかありません。
そんなにたくさんは持てないようにできているんだと思います。
「何をしたいか」を考える時「何をしたくないか」を考えます。
捨てるべきものが分かれば、持つべきものや、やるべきことみたいなものは自ずと絞られてくると思っています。
◎休みという栄養
ちょっと長いお休みにしかできない特別な体験や時間を過ごします。
キンキンに冷えた真っ白な風の音しかしない世界でスキーをしたり、薪ストーブに薪を焼べたり、家族と長いお話をしたり笑ったり。
それが1年の栄養になって、ずっと自分を支えてくれることを知っているから。」
みなさんの1年が、みなさんにとって納得のいくものになります様。
今年はどんな1年になるんだろう。
週末寒くなる様ですね。みなさまお身体労って。