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吉井監督、「できることをする」って簡単じゃありません……

マリーンズ……ひっっっさしぶりに嬉しい晩でした!私は残業で見られませんでしたが!!ハハハハハ!!!!!!

そんな傷を癒すべく、とりあえず多幸感MAXな広報動画でテンションぶち上げよ~↑↑↑と思って見始めたら、後半が残業明けの心に深くしみました。。。
※動画自体は明るいよ!

朗希坊やとお兄ちゃんズはただただかわいかった。

問題は、4:06あたりから始まる吉井監督のお話です。

試合前に若手3人を集めて話をした、という流れから話の内容も話してくださいました。
(これ勝てたから動画公開できたんだよね……勝ってくれてありがとうみんな……)

2024.9.4追記
監督が3人を集めたのは試合前ではなく練習前でした。
カジーの記事で気づきました。失礼しました。

 みんな、ちょっと勘違いしてるところがあって。……ちょっとこう自分と闘ってて。「やっちゃダメ」っていうことのほうが頭出てくるんで……二の足踏んでしまう。やることに対して勇気がでないっていう感じだったんで。何ができるか何をやるか、ちゃんと決めて、それを思い切ってやっていこう、という話になってゲーム入っていったんですね。
……
 自分のできること、それに集中して、勇気出してほしいです。

「首位ホークスを撃破!ヒーローは安田選手、藤原選手、佐々木朗希投手!吉井監督が試合前に若手選手たちに話した内容をカメラに激白!【広報カメラ】」より

はえ~~~(たねち風)
とか思いつつ、思ったんですが。

あの……あの、「自分のできること……に集中[する]」って、実はかなり難しいと思うのは私だけですか?

「できること」をするには

1) スコープ(範囲)決め

「何ができたら1番かっこいいか?」は頭を使わなくってもみんな知っている。

「自分は何をしなきゃいけないのか?」は頭を使えば見えてくる。

でも、「自分に何ができるのか?」はびっくりするほど圧倒的に難しい。

だからこそ……なのか、吉井監督はこの点何度も言及しています。
(まだ本買ってなくてごめんなさい監督……)

バッターにも「常識」はある。

「インコースに詰まるのは、みっともない」 

インコースが苦手な選手でも、バッターの習性やプライドが邪魔をして、インコースに詰まることを嫌がる。むしろ、インコースを攻められたら思い切り叩きたいという理想を追いかけている選手も多い。

しかし、その理想を追いかけても、プロの優れたピッチャーのインコース攻めを、インコースが苦手なバッターがそう簡単に打てるわけがない。主体的に考えられる選手であれば、無理に苦手なコースを狙わず、得意なアウトコースを待って打つことができる。

たとえば、インコースを狙うことが得策ではないと納得させるだけのデータを見せ、選手が主体的に「自分の特徴はインコースを打つことではなくアウトコースを狙うことだ」と納得し、実際にアウトコースを狙うバッティングに変えるところまで導くのだ。

吉井理人監督が明かす、“選手の自主性”だけでは強いチームは作れない理由 | PHPオンライン|PHP研究所
2024年8月31日 閲覧

主体性、主体性とは言いつつも、主体的に考えるところまで導くことが指導者の仕事だと考えていらっしゃいます。

これが、日本ではまだまだ浸透していないコーチング(≠ティーチング)の基本理念ですね。

そして、吉井監督のコーチングの目的は、一般的な語彙を使えば「得意を伸ばす」に近い発想かなと思います。

で、このコーチング×得意伸ばしが今季がっちりはまったのは先日のオールスターMVP、我らが打てる捕手そして和田康士朗選手を推す同志であるとし君(佐藤都志也選手)ですね。

「スイングスピードを信じろ!」ロッテ・佐藤都志也を“打てる捕手”に変えた村田修一コーチとの二人三脚「男・村田」が授けた“360発の奥義” - プロ野球 - Number Web - ナンバー (bunshun.jp)

カジーの文章はいつ読んでもイイ……。
じゃなくて。

私には吉井監督も村田コーチもいないんですが、どうやったら私の「できること」は見つけられるでしょうか!

教えて~~~~~アルムのモミの木よ~~~~~~~~~!
※深夜のテンション


2) 根拠のある自信に基づく実践

……こほん。

で、その「できること」が分かりさえすればいいのか?というとそうでもない。
吉井監督が言ったように「勇気」が要ります。

じゃあ、その「勇気」はどこから出せばいいんでしょ?

循環するようですけど、私はそれが「できること」をきちんと分かっていることだと感じました。ポイントは、きちんと。

ちょっと話変わります。

私が受けてきた教育の多くは「苦手」の洗い出しと底上げでした。
(学校教育以外だとそうでもなかったんですけど、それは別の機会に)

もちろん、苦手と向き合えたこと自体は悪いことじゃありません。
自分の弱さを知れば謙虚になれるし、苦手だからと開き直っていれば得意を発揮する機会さえ失うかもしれません。

でも、苦手のことばかり考えていると、今度は「理想」「期待」と呼ばれるものにばかり目が向いてしまうんですよね。不思議。

上を見上げたまま走るから、まるで顎があがったまま走るように息苦しい。

結果が出ない。
でも原因は分からない。
対処もできない。

真面目に取り組んでいる人たちに「頑張れ」とか「もっと肩の力を抜いて」といった精神論はどうにも座りが悪くて、周りもどうサポートしていいのか分からなくなる。

慎吾さん………。
※現在2軍の石川慎吾選手のことです
※この筆者は唐突にメランコリック入ります

それが、昨日吉井監督に呼び出した3人だったのかなーと思いました。

根拠のない自信ではなく、きちんとした方法論に基づいて放つ「勇気を出せ」という言葉って、本当に宝だなと思います。


結論のような何か

片頭痛でのたうち回りながら23時近くまで残業していたとはいえ、なんでこんな殊勝なこと考え出したかって話です。

いつものように(?)ふわふわ~っと我が推し・和田康士朗選手のことをぐぐっていたら、今年1月に発行された記事にぶち当たったのが全てのはじまりでした。

今季プロ7年目、14日で25歳となる和田は「25歳といえば、若手ではない年齢になってくる。焦らないといけない年齢というか。若手だからという理由はもうきかなくなる。しっかりスタメンで出られたらと思います」と外野のレギュラー奪取に意欲を示した。

【ロッテ】14日で25歳の和田康士朗 「焦らないといけない年齢」とレギュラー奪取に意欲 - スポーツ報知 (hochi.news)
2023年8月31日 閲覧

和田選手の口から「焦らないといけない年齢」というワードが出てきた(8月現在で考えると、出ていた)ことにまずびっくり。

他の選手からも「マイペース」と言われるし、いろいろな言動を見てきた中でも「できることをする、できないことは割り切る」の権化みたいな方だと思っていました。そんな気持ちもあるんやね。

まあ現状本人が焦ってないからこその「焦らないと」なんでしょうけど。

そんな和田選手はプロ7年目です。
そして私も、プログラマ7年目です。しかも年齢は全然上。

え、私は焦ってるし焦るべきだよね??????
チーム内で唯一のLaravel経験者のはずが画面設計図のER図が読み解けず担当保守案件も動いてないのに人一倍時間かかってるのさすがに焦りますよ??????

和田選手のほうは今季も残り24試合という中でポジションはやっぱり代走・守備固め、打率は去年の後半戦より落ちています。

和田選手は今、何を考えているんだろう……。

なんてことに想いを馳せつつ、喫緊で焦っているのは今日のナイターまでに仕事が終わるかってところです!!!!!!!(結局そこかい)

とりあえず、マリーンズの選手紹介記事を書くことをモチベーションにして頑張ります。

持ち帰った仕事を。 ※よい子はマネしないでね!

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