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パンケーキレース

#note100本ノック
Day 57

今日は、パンケーキ・デイ。

日本ではなじみが薄いが、イギリスのオルニーという街でパンケーキレースが行われる日だ。


こちらの「英国ニュースダイジェスト」の記事がわかりやすく解説しているので、ご紹介する。

英国の「パンケーキ・デー」は、日本人にとっては比較的なじみの薄い風習の一つだろう。だがキリスト教にまつわるれっきとした伝統行事で、主に英語圏で祝われている。

英国ニュースダイジェスト:パンケーキ・デーの5つの豆知識より

そう、日本ではなじみが薄く、試しに「今日はパンケーキの日だよ」と友達に伝えてみたが、反応は「??」という感じだった。


キリスト教の復活祭にまつわる

パンケーキ・デーは、キリスト教信者が復活祭前に行う40日の断食期間(四旬節と呼び、日曜日は除く)を前に、戸棚の中の卵や牛乳などを消費するため、あるいは卵や牛乳で滋養を摂っておくため、パンケーキを作ったのが始まりといわれている。

英国ニュースダイジェスト:パンケーキ・デーの5つの豆知識 断食前のパンケーキ より

実は、キリスト教の復活祭にまつわる行事だった。

現在では40日間も食事制限をする人は少ないだろうが、英国では毎年2月の告解の火曜日(Shrove Tuesday)にパンケーキを食べる伝統が維持されている。

Shrove Tuesdayは、四旬節の始まる前日に当たり、これまでの罪を悔い改め、魂を清めて、四旬節前の最後の食事の機会を祝う日である。

英国ニュースダイジェスト:パンケーキ・デーの5つの豆知識 断食前のパンケーキ より

「四旬節」は、食事に制限を課したりしながら、キリストの復活を待つ期間。その始まりが灰の水曜日と呼ばれ(日本では今年は2月14日)、その前日をパンケーキ・ディと定めているだそう。知らなかった〜。


イースター・サンデーの47日前

Shrove Tuesdayは復活祭に連動するため、日にちが毎年異なる。「イースター・サンデーの47日前」として数えるので、今年は2月13日がパンケーキ・デーだ。

ちなみにShrove Tuesdayにパンケーキを食すのは主に英国、アイルランド、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどの聖公会やそのほか一部プロテスタント、カトリックなどの国々。

英国ニュースダイジェスト:パンケーキ・デーの5つの豆知識 より

そんなにいろいろな国で、この日にパンケーキを食しているなんて!知らなかったよ〜。


パンケーキレースのはじまり

フライパンに入ったパンケーキを持ったまま走る「パンケーキ・レース」は15世紀から続く英国の風習。その始まりは、イングランド南東部バッキンガムシャーのオルニーに住む1人の主婦だという。

断食の前日であるShrove Tuesdayには信者たちは教会で懺悔をするのが習わし。1445年に、オルニーの主婦がパンケーキを焼いていたところ、礼拝の始まりを告げる教会の鐘が鳴り響いた。

懺悔の時間に遅れそうになったその女性は、パンケーキの入ったフライパンを持ち、エプロン姿のまま大慌てで教会へ駆け込んだという。これがレースが生まれたきっかけという言い伝えがある。

英国ニュースダイジェスト:パンケーキ・デーの5つの豆知識 より


英国ニュースダイジェスト:パンケーキ・デーの5つの豆知識  Web上の写真より

英国各地では、本日パンケーキレースが開催されているとか。



日本でもパンケーキレース!

実は、日本でも。週末に横浜でパンケーキレースが開催されました!

フライパンを持って走るだけで、笑いが止まらない癒しのレース。来年も開催されるとのこと、ご興味のある方はぜひ横浜へGo!

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