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アカデミック

#100本ノック

大学生の次男は、期末テストの真っ只中。
数学を専攻している彼が、こんな泣きごとを言った。

勉強してもわからないことに、初めて出会った…

彼のことば

ええっ、そうなん?

私は、自分が小学校4年生の算数で「速さ」に、5年生で「割合」に出会った時、すでにそういう感覚味わったけどな…。

この数学を解くことが、この先の人生に役に立つとはとても思えない。

彼のことば

わはは、追い込まれておる…。

いやいや、その数学そのものじゃなくて、その課題に対峙し乗り越えようとするなかで培われる力、が、その先の人生に生きるんよ。

まぁ、まだわからんだろうけどね。
よいではないか、アカデミックとはそういうこと(たぶん)。

そうやって、自分の無力さとかを突きつけられながらもがく場所っていうイメージ。(少なくとも、私はそうとらえてる)

先人たちが切り拓いた学問の力を借りながら、これまで出会ったことのない問いに対峙して、そんななかで人生の切り拓き方を自然と模索していく。

大学はきっと、そういう場所なんじゃないかな…?

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