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妊婦は闘うことにした(妊娠7ヶ月の記録)

初回公開date: 2015年11月29日 16時58分
※内容は初回公開時のものです。

妊娠7ヶ月になりました。

前回の件で進展がありました。

現在の雇用先から契約終了と言われ、このまま産休育休を取得する前に退職かと凹んでいたのですが、やはり納得ができず、再度契約延長の交渉を持ちかけ、結果、契約を延長してもらえることになりました。
(なので実際は「闘った」後なのですが)
とりあえずこれで産休を取れるようになり、ホッとしています。

再交渉するまでには、公共機関に連絡してみたり、他の派遣社員さんに産休育休の取得事例を聞いたりといろいろと動きました。

それらの資料を集めて再交渉の際に提出したわけですが、派遣会社側からは「契約延長はするけど、今後はこういう余計な行動はしないでね」と言われました。
また、私の行動をよく思っていない人からは「図々しい」「もう辞めるの決まったんでしょ」と言われたりもしました。
それらの言葉には腹が立ったり傷ついたりしましたが、結果としては良い方向になったのだからと反論の言葉は飲み込みました。

ここ最近、マタハラ等のニュースがよく取り上げられるようになりましたが、働く妊婦(特に非正規)はまだまだ弱い立場ということを痛感しました。

しかし今回のことで諦めなかったのは、自分のためというより産まれてくる子どものため、そして今後出産を考える女性のためでもあると考えたからです。

妊娠・出産中の雇用は法律で認められているのだから、不当な扱いを受けて納得いかなかったらどんどん動いて良いと思います。

働きたいと思う気持ちがあっても行動しないとどうにもならないし、自分と赤ちゃんを守るのは会社でも揶揄する人達でもなく、自分自身だからです。
ただ、私は比較的大きなトラブルが無かったのでここまで動けたというのもあるので、つわりや体調不良が続いて仕事を続けるのは無理で辞めたという妊婦さんもいると思います。
そういう人も雇用先で不当な扱いを受けて辞めたのなら、公共機関に報告はしておくと良いと思います。

私のような事例も可能であるということで、今回ここに記録しておきます。
産休育休を取ることを躊躇っていたり諦めようとしている妊婦さんは、どうか負けないで欲しいと思います。