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目の前で話が見えるから。

長く担当している業務で、依頼先のメンバーと業務改善のための検討をがっつりと。
メンバー全員で半日以上かけてディスカッションするのをグラファシしてきました。

描きまくるのが楽しかった!
そしてやっぱりグラファシ&グラレコの、どんどん可視化しながら話すよさを実感。
話したのを見ながら話すのってほんといいと思う。



話題がどんどん出てきて話が進んでいったとき、また似たような話題になったとか、結局つながってるよねっていうのが、ながめていてわかりやすい。
同じ話になるからこれは深めるべきとか、つながってるしこれは一緒に考えようとか、その場で感覚的にすぐわかる。

話をしていて、ちょっと議題からそれたりしても、それはそれで描いておいて、あとで話すこともできる。
議題からそれてても、その場で、本題からそれてたね、って誰かが気づけるし、気づいたときにまた話したい本題へ戻れる。

途中で抜けたメンバーがいるけど、その後こんな感じで話が進んだよって見るだけでわかる。
(今回はちょっとカオスな感じで話飛びつつつながってるから説明必要かもしれないけど、多分なんとなくはわかるはず。)
全部を見ていなくても、全体や流れの把握がしやすくなる。途中抜けたり入ったりしながら見ていたマネージャーも、ざっくり説明した上でなんとなく把握してくれてた様子。

目の前にこれまでの話が描いてあるから。
議事録みたいな整然と並べられたテキストでなく、まとめられてピックアップされたテキストのみでなく、話していた全部話のつながりも含めて可視化されているから。
だから、気づくしそこから話せるし話が広がったりつながったりする。

ただ話すときって話についていけてる人とそうでない人が出てきたりするけど、可視化するとみんなが同じようにわかりやすいのがとてもよい。
誰かが気づいたときに、それを共有しやすいし。

このメンバーはいつもはあまり話さない人もいるし、わざわざ言わないって人もいたりするけど、話していい場をつくるから(しょうがなく話すのも含めて)話せるっていうのもあるし。
最初はなかなか話さなかった人も、後からでも、さっきのこの話が、って話せたりするのとかいいなと思う。
同じテンポで話が出てこなくて後からゆっくり考える人もいるだろうし。

結構出し切ったあとに、特に気になるところは?って描いてもらうのとか、描くのに参加してもらうのも好き。
発言そんなにしなかったり、合わせるような雰囲気の人も、ただチェック入れるだけなら自分の意見で描いたりするし。
ただ気になるところ描いただけでなくて、改善案も含めて描いてくれた方がいたりもした。
全体を見て、そもそもの問題があるって言う話をされたりとかも。

普段出てこないような意見とかが、ふと出てきたりして、そういうのがすごく好き。

もちろんそれは、描かなくても引き出せるものかもしれないけど、描いただけでできるっていう、誰でもできるようなこのかんたんさも含めて、グラフィックの力ってすごいなと思うし。
やっぱりこれをもっと使いたいなと思う。

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