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おもしろくて好きすぎるパッケージ〜特装版「PACKAGING―機能と笑い」〜

PACKAGING―機能と笑い」の展示、すごくよかったし、機能も笑いもどっちも好きだった。

好きなのはいろいろあるけど、1番好きだったのは?1番印象に残ったのは?と聞かれたら、迷わずに一択だ。

図録のパッケージ。

というか、この展示そのもののパッケージなんじゃないかと思う。図録自体が。

シンプルな装丁が好き。
で、そのままのシンプルさの紙袋!!

その場でなくても本屋さんとか郵送で後で買えるなら、後で買うつもりだったんだけど、その場で買ったらパッケージと同じ紙袋に入れてくれるというから、ついその場で買った。

この、まっしろにロゴだけ、っていう
めちゃくちゃシンプルなデザインがすごい好き。
帰って開けてみたら中にこんな説明。
組み方でふたつを分けてるのおもしろい。
というか、この部分。
普通綴じられてるところが見えるつくり
変わってていい。


図録自体は、見た目はただほんとにシンプルなデザインの、展示のビジュアルそのまま、って感じなんだけど。
そういうのが単に好みだなってだけなんだけど、それだけでなくて、特装版があったの!!
それが、もう、好みというか、なんだこれは!って感じの好きさだった。

特装版。
ぱっと見は、表紙変わってるな、なくらい?
と思いきやよく見るとなんか表紙っぽくない。
どうなってるのかな?って思う。
開いたところ。
2冊の本がくっついているような形。
ふたつの展示それぞれっていう感じがする。
形として変わってるし
並べて違い際立つし同時に見れておもしろい。

特装版ってなんなんだろう?と見ていたら、説明してくれた。

通常版の開いた状態の上に、表紙になるこの1枚の紙がはってある状態。
で、それを、見る人が真ん中でびりびりやぶいて開けて、中を見るのだそうだ。

その1枚の紙を貼るのは手作業なので、つくるのが大変で価格も高くなるそうだ。
(通常版4400円に対して、特装版25000円。)

というのを聞いて、何そればかみたいな仕様!!って(めちゃくちゃいい意味で)思って、そんなの思いつくのもつくっちゃうのもすごいと思って、めっちゃ好き!!って思った。

パッケージをびりびりやぶいて開けて中を見る、って、包装紙とか袋ならよくやることだ。
それを本でやる発想がおもしろい。
本、普通はぱたんと開くだけだもんね。ときどき、ケースから出すとか、かけてあるビニールとるとかもあるけど。

てか、本自体を、表紙をやぶっちゃうってことで、それは新鮮だしおもしろいけど、一回やぶったら終わっちゃうじゃん?
中身見るにはやぶるしかないから、絶対やぶるじゃん?
この、1枚の表紙でくっついてるままのもほしいよね?
てことはこれ2冊必要じゃん!!
って思って、めっちゃ贅沢な仕様だなぁと思った。
(別に2冊買わなくてもいいんだけど、これ買いたいくらい好きなら絶対2冊必要だよね?)

結局悩んだ末に特装版は諦めたんだけど(でもちょっと本気で悩んだ!絶対おもしろいじゃん!!)ほんとこのパッケージがインパクトも強かったしめっちゃ好き。

パッケージの展示なだけあって、展示のしかたもおもしろかったし、図録のパッケージも凝ってるし、そんな風に全部でパッケージのすばらしさを語ってる感も好きだなぁと思った。

ほんと好きな展示だった!!
そしてこんなおもしろい図録をさくっと2個買いできるようになりたい。

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